2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

カッターヘッド 真夜中の切断魔

監督:クイン・ラシャー つまんね。平凡。よくある辺ぴな地にやってきた家族が、よくわからん殺人鬼に命を狙われるというお決まりのやつ。特に怖くもなく、ありがちで特徴がない。しかしこの手の殺人鬼は実に手が込んでいるねえ。そこまで用意周到にやるとは…

テイク・イット・イージー

監督:大森一樹 民川裕司3部作の最終作。イモ兄ちゃんだった1作目と比較すると随分と芸能人って顔になり、チャラくなってた。もはや民川裕司関係ないじゃんってぐらい、北海道でなんか暴れてた。名取裕子が綺麗だったってだけで、北海道でのつまらない話ぐ…

眠狂四郎 勝負

監督:三隅研次 シリーズ第2作。微妙であった1作目よりは面白い。しかし三隅研次なので期待してみたらそこまで凄くはない。なんかイマイチスケールが小さい。眠狂四郎自体いつもの雷蔵キャラって感じで、そこまで個性的でもない。むしろ主役を食うぐらいの…

名もなく貧しく美しく

監督:松山善三 素晴らしい映画だ。戦後の貧しい時代の聾唖者のラブストーリー。といってもそんな甘ったるいものではなく、とても厳しい話。ただでさえ生活困難な時代で、聾唖の夫婦といったら、普通に生きるのだけでも難しい。そこに次々と困難に襲われる。…

ユー★ガッタ★チャンス

監督:大森一樹 民川裕司3部作の2作目。1作目の「すかんぴんウォーク」はイモ兄ちゃんがスターになるまでを描き、それなりに青春映画としてまあまあなものはあったのだが、今作は一応続編なんだけど、映画のパロディがあったりとやや作風が異なる印象。結…

ドント・ヘルプ

監督:ギジェルモ・アモエド メキシコ版「エクソシスト」って感じ。強盗に入ったら、その家に悪魔にとりつかれた少女がいたって話。ありがちだし、そもそも怖くないし、どんどん観るのがめんどくさくなった。こいつらがどうなろうがどうでもいいや。。。

眠狂四郎 殺法帖

監督:田中徳三 シリーズ第1作。雷蔵の映画はいろいろ観てるが、このシリーズは初見。結論からいうと普通。これから人気シリーズになるのだが、そこまでのものとは思えない。まあ雷蔵ありきの映画。若山富三郎の少林寺拳法に苦笑。

流れる星は生きている

監督:小石栄一 満州から引き揚げた人達の話。引き揚げた後でも生活は過酷。周囲は差別的な部分もある。それでも強く生き、助けあい、乗り切る母の力がここにある。子供たちも健気だ。母を思い、引き取られたくないから靴磨きの仕事をするという次男。それを…

すかんぴんウォーク

監督:大森一樹 吉川晃司の芸能界デビュー作品。吉川晃司のために作られた企画映画。この後三部作作られるぐらいだから、相当期待されたんだろう。映画自体はあまり面白くない。でも80年代のダサい空気感は存分に感じた。さほど二枚目じゃないし、なぜそこ…

志乃ちゃんは自分の名前が言えない

監督:湯浅弘章 なんか泣けた。高校生にとって高校は世界の中心であり、そこで何事もなく生きていくのはとても大変だろう。特に吃音の人間にとってはとてもハードルが高く、彼女はただ普通の生活を求めた。そして彼女は親友に出会えた。音楽に出会えた。自分…

映画 中二病でも恋がしたい! Take On Me

監督:石原立也 そこまでこのシリーズのファンではないが、久しぶりにこのメンバーを見て、ちょっと懐かしい気持ちにはなった。まあどおってことない中二病をこじらせたカップルの珍道中って感じで、正直六花が好きじゃないのでどうも乗れない。モリサマーは…

コーヒーが冷めないうちに

監督:塚原あゆ子 タイムトラベル物だが、設定がイマイチ面白くない。個々のエピソードがどれも普通で感動を狙ってるようだが全然感動しない。伊藤健太郎ぐらいかな目を引いたのは。

特捜部Q カルテ番号64

監督:クリストファー・ボー シリーズ第4作。北欧の移民問題の深刻さを物語っている。移民問題は理解できるが、ここまで来るとやりすぎだ。狂っている。移民者に不妊手術という結構踏み込んだ内容。こういう被害者が当時たくさんいたというから酷い話である…

覚悟はいいかそこの女子。

監督:井口昇 イケメンと貧乏女子のラブコメ。まあまあ。ヒロインの唐田えりかがこの手の映画ではあまりないぐらいキラキラしてない。なんか普通な感じがいいような物足りないような。でもそこが魅力なのかも。あとはまあごく普通の少女漫画だ。

3D彼女 リアルガール

監督:英勉 おたくの主人公とか2Dとの融合とかいかにも日本的なラブコメだが、そこそこは楽しめた。ヒロイン病気とか記憶喪失とかまあありがち。今まで中条あやみに余り魅力を感じなかったのだが、初めていいと思った。竹内力をこういうとこに起用するのは…

ひろしま

監督:関川秀雄 この映画の存在すら知らなかった。原爆投下の8年後にこんな映画が作られていたとは。観ていて悲しくなった。戦争、原爆の悲惨さを痛切に訴えている。再現ぶりがリアルで特に大勢の被害にあった女児たちが階段を下りて逃げるシーンが実際の映…

漂流街 THE HAZARD CITY

監督:三池崇史 馳星周原作。原作者自身も冒頭で出てた。マトリックスのパロディがバカバカしくてよかった。でもそれだけ。ちっとも面白くない駄作。無国籍感は出てたけど、日本でこういう猥雑なアクションは合わない。むしろブラジル、中国の方が向いている…

ヒトラーを欺いた黄色い星

監督:クラウス・レーフレ 第二次大戦で生き延びた4人のユダヤ人たちの実話を基に再現した映画。証言するドキュメンタリー部分と再現ドラマが融合した趣向は悪くない。ただエピソード的にありふれたものばかりで、これといったインパクトに欠ける。どっかで…

待つなジャンゴ引き金を引け

監督:エドアルド・ムラルジア ごく平凡なマカロニ。特徴的なものは何もなく、平凡で予想通りの展開しかしないとても芸のないもの。ジャンゴという名前に引き付けられたが、かっこつけたタイトルの割には中身は普通。特に観る必要なし。。。

殺人鬼

監督:J・リー・トンプソン 昔の日曜洋画劇場あたりでやりそうな映画。映画史上最も変態な殺人鬼のひとりと言っていいだろう。なぜか全裸で殺人を行う意味不明な男。ブロンソンはブロンソンで法を無視して突っ走る。まあ80年代だから許された雑さではある…

愛と宿命の泉 PART II/泉のマノン

監督:クロード・ベリ これはこれで悪くはないのだが、やや不満がある。まずドパルデューの不在。彼が消えて明らかにパワーダウンした。そして物語が動き出すまでに時間がかかりすぎ。前半エマニュエル・ベアールを中心にしたため、彼女の美しさは出せても話…

愛と宿命の泉 PART I /フロレット家のジャン

監督:クロード・ベリ とても優れた人間ドラマであり、大河ドラマ。都会と田舎、村八分、閉鎖社会などどの国でもありふれた話ではあるが、美しい映像と農村の過酷な生活、大きな軸である水の存在などとても力強く見応えのある作品になっている。特にウサギの…

三人の女性への招待状

監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ まどろっこしくてテンポが悪い。舞台劇だからか話の広がりが乏しく、単調な画面に付き合うのに疲れた。ミステリーとしてもそれほど優れてるとは言えず、その割に長いので眠くなった。どんでん返しと言われているが、どの…

パーフェクトワールド 君といる奇跡

監督:柴山健次 ベタだがそれでいい。少女漫画原作だから、もっとバカバカしいものかと思ったけど、そんなことなかった。車椅子の人間との恋の難しさや偏見などもそれなりに描かれ、好感のもてるものになっている。主演二人の組み合わせは多少違和感があるの…

現代やくざ 与太者の掟

監督:降旗康男 シリーズ第一作。まあ普通のヤクザ映画だね。菅原文太の魅力だけで成立してるような作品。待田京介との男の友情みたいなもんが一応見せ場なのかな。志村喬、若山富三郎、藤純子などキャストは結構豪華。若山富三郎の一回転して死ぬとこがウケ…

食べる女

監督:生野慈朗 女たちの群像劇。若手からベテランまで女優たちが恋をして食べる、まさにタイトル通りの内容。男は添え物程度であった。料理はまあ美味しそうではあった。しかし女性同士であからさまにセックスの話ってするもんかねえ。いやすることもあるだ…

モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ

監督:錦織博 モンスト長編アニメ第2弾。モンスト興味ないが、第1弾観たので一応観てみる。東京が分断されるみたいなのは最近よくあるパターン。どっかのアニメの寄せ集めみたいな話で正直退屈。オレンジ制作のフルCGアニメはまあまあ。男女二人が空から…

風の無法者

監督:ジョルジオ・ステガーニ リー・ヴァン・クリーフ主演のマカロニ・ウエスタン。悪くはない。小悪党が正義に目覚める。とはいってもそんなに信念があるわけでもなく、なりゆきでそうなったみたいな感じ。話も割と面白く出来は悪くないのだが、最後悪党仲…

リグレッション

監督:アレハンドロ・アメナーバル お久しぶりのアメナーバル。うーんまあ普通だな。実話を基にしてるそうだが、悪魔崇拝物と見せかけた悪女映画。まあエマ・ワトソンにあんな感じで近付かれたら、ころっといってしまうのも無理はない。人は信じたいものしか…

億男

監督:大友啓史 大した映画じゃない気もするのだが、なんか心に引っかかるものがある。お金の価値や考え方、哲学、うんちくなどを寄せ集めたお金にまつわる話。川村元気のインチキ臭いセミナーを見せられてるようなウザさが若干あるのだが、それでも最後まで…