2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド

監督:マリア・シュラーダー ダン・スティーヴンスが出てるけど、ドイツ映画。アンドロイドといっても、もはや普通に人間。もっとエンタメ性が高いかと思ったら、やはりドイツ映画、真面目。ゆえにあまり面白くはないのだが、でも嫌いじゃない。なんだろう、…

こんにちは、私のお母さん

監督:ジア・リン 主演の人が監督だったんだね。映画の後で知った実際の母への思いに、映画ではそれほど感動しなかったけど、その思いでこの映画を作ったというとこには感動した。正直映画はどこか素人臭いし、出来損ないの「バックトゥザフューチャー」ぐら…

ザ・ロストシティ

監督:アダム・ニー、アーロン・ニー 「ロマンシング・ストーン」みたいなことやってみました。男女二人の秘境へ冒険。こういうのもたまにはいい。サンドラ・ブロックとチャニング・テイタムのコンビもばっちり。そこにブラピも絡む。この3人だとちょっと「…

ロックアウト 20年目の真実

監督:ティム・マッキャン この手の「ミスト」的なオチは好き。ただ中盤でオチは読めてしまったけどね。そこは残念。でも巧妙に作られているので普通に楽しめた。しかしディラン・ベイカーの胡散臭さは絶品。ちょいおまけ。

ラスト・クリーク

監督:ジェン・マッゴーワン B級サスペンス。ほぼ森の中だけの追っかけっこ。まあまあかな。話の展開も想定内の域を出ない。もう少しヒネリがほしかったところ。ハーマイオニー・コーフィールドはブレイクするのかなあ。。。

オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―

監督:ジョン・マッデン 悪くはない。ただこの計画の内容の割には長い。そもそもこの奇策自体がそれほど面白くない。成功した感があまりダイレクトに伝わらず、ふーんぐらいで感慨深さがない。これだけだと尺が短いので、プラトニックな恋みたいなの入れてる…

ブラックボックス:音声分析捜査

監督:ヤン・ゴズラン 音声分析官という職業に着目した話の作りがいい。主人公の神経質っぽい顔立ちもよかった。車のカメラ等、捜査する過程も面白かった。テロと見せかけて、巨悪に立ち向かうストーリーも巧み。しかしこれはある意味テロだよな。いくらなん…

吸血髑髏船

監督:松野宏軌 「吸血鬼ゴケミドロ」に続く松竹の怪奇映画第2弾という触れ込みに興味が湧き観てみたが、別に観なくてよかったかな。傑作「ゴケミドロ」の面白さには遠く及ばない。なんだか話がよく分からんし、姉の幽霊みたいなのが出てきたり、死んだ西村…

非行少女ヨーコ

監督:降旗康男 降旗康男のデビュー作。悪くはない。60年代の空気を映し出している。皆でたむろして、踊って、ジャズ聴いて、薬飲んで。モノクロの映像はいい。石橋蓮司がオカマみたいな役で存在感を発揮していて、やっぱり目立っていた。キャストを調べる…

狼たちの絆

監督:ジョン・ウー タイトルから硬派なやつを期待したんだけど、アクションコメディだった。ストーリーは結構雑。アクションも激しいけど雑。終盤はちょっとふざけすぎ。でもチョウ・ユンファのガンアクションはやっぱり様になる。レスリー・チャンもイケメ…

仇討崇禅寺馬場

監督:マキノ雅弘 「あだうちそうぜんじばば」。まあそこまで凄くはなかったが、敵に円形になって囲まれながらの対決だったり、娘の拳銃姿であったり、亡霊なりでそれなりに見所はある。主人公が次第に狂っていくのもいい。ちょいおまけ。

家族の肖像

監督:ルキノ・ヴィスコンティ 老人の孤独と疑似家族。こんな詐欺師集団みたいな連中でも、家族と思えば許せるのだろうか。いきなり天井ぶち壊したり、やっぱり欧米はやることが極端だよな。最初この映画は老人の孤独に付け込んだ詐欺師の映画かと思ったけど…

メタモルフォーゼの縁側

監督:狩山俊輔 優しい映画。芦田愛菜と宮本信子という組み合わせが心地よい。そこに古川琴音が加われば、さらなるそよ風が。BLがテーマということで多少身構えてしまったが、それはフックであり、基本友情物語なのかな。年の差があっても、同士を見つけら…

友は風の彼方に

監督:リンゴ・ラム 正直あまり興味なかったけど、「レザボア・ドッグス」の元ネタと聞いて観ることに。く~しびれた。この男の奇妙な友情にしびれた。こういう展開になるとは思わなかったので、結構意外。事件解決より男の友情にすり替えたのが大きなポイン…

ガンパウダー・ミルクシェイク

監督:ナヴォット・パプシャド なんか思い出したのは蜷川実花の「Diner ダイナー」。でもハリウッドだし、あっちよりは出来いいだろうと思ったら、蜷川と大差なかった。アクションも平凡だし、期待した分よりつまんなく感じた。今だとミシェル・ヨーの無駄使…

リング・ワンダリング

監督:金子雅和 ニホンオオカミという着眼点自体は悪くないが、それがこのタイムトラベルと上手くリンクできているかというと微妙。展開がありきたりで、物語としての面白さはない。笠松将はほんと綾野剛だよね。ただいいシーンもある。黄金色に輝く草原のシ…

リコリス・ピザ

監督:ポール・トーマス・アンダーソン イマイチ70年代の空気を感じず。主演の二人の微妙さが狙いなのか、あまりワクワクしない。エピソードもさほど響かなかったけど、後半にかけて面白くはなった。日本要素も当時の日本人のアメリカ進出ぶりを感じる。P…

愛のきずな

監督:坪島孝 原作松本清張。昭和のミステリー。不倫殺人というまあありがちな話。しかし終盤ちょっとした捻りはある。藤田まことはいいね。佐藤允もさすがの迫力。

潜水艦クルスクの生存者たち

監督:トマス・ヴィンターベア トマス・ヴィンターベアがやるような映画ではない。2000年にロシアの原子力潜水艦がこんな爆発事故が起きてたなんて知らなかった。潜水艦内のサバイバルと乗務員の家族の話。レア・セドゥがオバサン化してた。そこにコリン・フ…

恋は光

監督:小林啓一 いわゆる少女漫画の映画なのだが、そういう感じではない。昭和初期のような口調が現代劇なのに妙な違和感を作り出し、まるで会話がアニメみたいだった。4人のキャラがいい。というか役者たちがいいのか。神尾楓珠、西野七瀬、平祐奈、馬場ふ…

#マンホール

監督:熊切和嘉 SNSを駆使する「search/サーチ」風味な映画。あの映画好きだからこれも結構イケた。ただ後半ツッコミ所多いし、若干腑に落ちないとこも。でも100分弱退屈させなかったんだからまあまあ成功といっていいのかな。中島裕翔は一人芝居で引…

牛首村

監督:清水崇 清水崇の村シリーズの第3弾。シリーズではこれが一番マシかな。と言ってもシリーズ全部出来は微妙ではあるが。Koki,は思った以上によかった。双子の村という設定は悪くないのだが、それをあまり上手く活かしきれなかった。もう少し脚本を練れ…

リトル・ガール

監督:セバスチャン・リフシッツ どんな事情があろうが、子供が苦しんで泣いている姿は辛い。しかし中々理解を得るのは難しいと思う。学校にもそれぞれ事情があるだろうし。問題は子供同士のこれからだろう。大人は成熟し経験があるから、ジェンダーの問題も…

かあちゃん結婚しろよ

監督:五所平之助 悪い映画ではない。でもこれといって印象には残らないかな。新珠三千代は好きだし、魅力的ではあるが。子役はかわいい。なんとなく先生の津川雅彦と仲良くなるような展開を匂わせつつ、全くそうはならなかった。そういう展開でもよかったよ…

劇場版 からかい上手の高木さん

監督:赤城博昭 TVアニメの劇場版。70分強の中編といった感じ。まあ普通かな。映画化するほどでもとは思ったが、最後の二人の姿にはちょっとびっくりした。これで本当に完結なんだな。ちょっと寂しい気もするが、綺麗に終わらせたのかな。。。

峠 最後のサムライ

監督:小泉堯史 うん面白くない。話もよく分からないし、そもそも内容的に映画化するほどのものではない。TVで十分な内容。河井継之助という人物もこれでは平凡なサムライにしか見えない。とにかく作りが真面目すぎて面白味がない。役所広司、松たか子の無駄…

生きててよかった

監督:鈴木太一 主演の木幡竜は全然知らないけど、なんでも中国映画でアクション俳優として活躍してたそうだ。なるほどアクションは嘘臭くなく本格的であった。闘うことでしか生きられない男と献身的な彼女の辛い生活。鎌滝恵利も知らない女優だけど、こっち…

ファザーフッド

監督:ポール・ワイツ ケヴィン・ハートがシングルファザーの奮闘記。まあ悪くはない。子役もかわいい。脇役たちもまあまあ個性的。ただありきたりの域を出ない。まるで新味はないので、ケヴィン・ハートのコメディとして楽しめるかどうかで決まる。

イニシェリン島の精霊

監督:マーティン・マクドナー 不思議な映画だ。二人の男の仲の終わりを寓話的に描く。一体何が起こっているのかさっぱりなぐらいブレンダン・グリーソンの行動が不可解。そこに大きな理由があるのかと思ったけど、特になし。退屈だからというだけ。これは世…

私だけ聴こえる

監督:松井至 コーダ(CODA:Children Of Deaf Adults)とは、耳の聴こえない親を持つ、耳の聴こえる子どもたちのこと。彼らは聾唖と健常者の両方の世界を知っていると同時に、だからこそどっちつかずでどっちにも居場所がない。コーダのコミュニティでの彼…