2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

歓びを歌にのせて

監督:ケイ・ポラックストーリーラインは赴任先で音楽を教えるというよくある展開で新鮮味はない。一応音楽映画でもあるので、そっちの方での感動を期待したが、あまり音楽を前面に押し出さず、むしろ町の人たちとの交流をメインにしている。個々のキャラク…

ブラッドシンプル ザ・スリラー

監督:ジョエル・コーエン再編集版。昔オリジナル版観たが全然覚えてないので初見といっていいかも。物語や設定に独創性がなく、よくあるスリラー。デビュー作なので全体的に青臭さがあり、よくこの程度で注目されたなあと思ったが、終盤のフランシス・マク…

テンダー・マーシー

監督:ブルース・ベレスフォードほろ苦いカントリー映画。ただ今観ると古臭く、味はあるが余り深みは無い。ロバート・デュヴァルは味はあるが、オスカーを獲るほどかというと。。。ただこういう芝居にオスカーをあげるのはいかにもオスカー狙いといった演技…

ビッグ・ライアー

監督:ショーン・レヴィただのお子様映画の域をでず、もっとひねりや笑いが欲しかった。ただ、フランキー・ムニッズには愛嬌があり子役スターとして人気があったのも頷ける。ポール・ジアマッティの過剰な芝居は観ていて疲れた。まあ達者であるのは分かるけ…

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

監督:ジョエル・ズウィック典型的なカルチャーギャップコメディでそつがない作りではあるが、この手の映画はたくさんあるので、どこかで見たような・・・な所が多々あり、新鮮味には欠ける。しかしギリシャ人ってこんなにやかましい人種なのか。大阪のおば…

潜水服は蝶の夢を見る

監督:ジュリアン・シュナーベル主観視点の撮影や詩的な映像が他の難病物と一線を画していて、ジュリアン・シュナーベルの芸術家としての表現方法と演出力がこの映画を高いレベルに引き上げている。絶望の中にもユーモアや温かさがあり、暗い映画ではない。…

デスノート the Last name

監督:金子修介1本として観るよりも前作と合わせて2本で1つの映画として成り立っているので、これだけ単品で観たらよく分からないかも。元々良く出来た漫画なのでいい所を抽出してまあまあ見れる映画にはなっている。ただ強引な部分はあるが、よくあれだ…

抱擁

監督:ニール・ラビュート過去と現在をシンクロさせた文芸ミステリーだが、ミステリーとしては全然面白くない。そもそも昔何があったかを登場人物たちは知りたいようだが、こっちとしては知りたくなるような内容でないので興味なし。ニール・ラビュートが撮…

アメリカン・ギャングスター

監督:リドリー・スコット派手な展開はないが、70年代のニューヨークでの黒人ギャングと警察の対決をじっくりと腰をすえて撮っていて中々の見応えがある。デンゼル・ワシントンが貫禄の演技でラッセル・クロウも好演。ふたりがほとんど交わることが無い構…