十年 Ten Years Japan

監督:早川千絵、木下雄介、津野愛、藤村明世、石川慶 「PLAN75」「いたずら同盟」「DATA」「その空気は見えない」「美しい国」の5つのオムニバス。これは各国でやってる十年プロジェクトの日本版。10年後の日本をテーマにそれぞれの監督がいろんな切り口で…

エンジェル、見えない恋人

監督:ハリー・クレフェン 透明人間の恋。なかなか変わった切り口ではあった。恋した少女が盲目なので、透明人間でも問題なかったが、手術をして見えるようになりさあ大変。ファンタジックな作品だが、結構官能的シーンも多かった。。。

散歩する霊柩車

監督:佐藤肇 犯罪ブラックコメディの快作。まず西村晃がいい。脇役専門の西村が主役。その小悪党ぶりがぴったりだ。騙し騙されの狂言自殺が巡り巡って、最終的には全員死ぬとか面白すぎる。脚本がとても練られているし、モノクロの映像も味あり。西村最後の…

レイズ・ザ・タイタニック

監督:ジェリー・ジェームソン タイトル通りタイタニックを引き揚げろって映画。一見ロマンがありそうな気もするが、思いの外淡白だった。もっとわくわくしたかったんだけどなあ。スケール大きそうで、そうでもなかった残念作。

かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-

監督:吉田康弘 “RAILWAYS”シリーズの第3弾。こういうご当地映画は好きだし、このシリーズの実直さは、いかにも日本映画って感じで嫌いじゃない。地方の鉄道はどこか郷愁を思わせるものがあり、そこにドラマが生まれる。この家族の繋がりが変わっている。主…

RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ

監督:蔵方政俊 “RAILWAYS”シリーズの第2弾。定年や老後、第二の人生、自分はまだまだ先だけど、そういういずれ訪れる人生の終盤戦を日本映画的にしっとり描く。ベタで普通かなと思っていたら、予想外の展開を見せた。電話で離婚を告げるシーン。余貴美子の…

暗殺のオペラ

監督:ベルナルド・ベルトルッチ 素晴らしい。後期のつまらない作品よりよっぽど才気がほとばしっている。特に横移動のカメラがいい。英雄的な父親の死を解明するために、イタリアの田舎に帰った青年が見つけた真実は。回想を織り交ぜ、どこかこの迷宮のよう…

ここは退屈迎えに来て

監督:廣木隆一 なりたい自分にはなれない。ほとんどの人間は普通の人で終わる。そんな現実を見せられる。まあみんな分かっちゃいるけど、自分は特別と信じたいじゃないか。。。ある高校の人気者を中心とした群像劇。名前憶えてないってアレ経験あるんだよな…

ヘイト・ユー・ギブ

監督:ジョージ・ティルマン・Jr この映画にはいろいろな問題がはらんでいる。黒人差別や拳銃の問題だ。アメリカはいつまで西部時代を続けるのか。パーティでバンバン、報復でバンバン、小さい子供まで拳銃を構える始末。そういう状態が射殺事件を引き起こ…

荒野の棺桶

監督:マリオ・カイアーノ 警察がマフィアに潜入するってのはあるが、これはその西部劇版みたいな感じ。復讐のために敵の集団に入って妻を殺した男を探す。いろいろとツッコミ所も多いが、まあまあ面白い。ラスボスが変わるのも予定調和でなくいい。

アクアマン

監督:ジェームズ・ワン CGショー。なんか疲れた。もうこういうの飽きたなあ。元々アメコミファンでもないし。ウィレム・デフォーは「スパイダーマン」出てたのに、これ出てて大丈夫なのか。。。

赤い雪 Red Snow

監督:甲斐さやか トマス・H・クックの小説を思わせる。人間の記憶のあいまいさ。特に子供の頃の記憶なんて、憶えてなかったり、勘違いしていたりとあいまいだ。若干事件はありがちというかどっかで観た感じもするが、力のある画面を作り出せていた。この暗…

SOSタイタニック/忘れえぬ夜

監督:ロイ・ウォード・ベイカー モノクロのタイタニック映画。50年代でこのクオリティに驚いた。特撮なんかも驚くほどよく出来ている。キャメロン版と似てるシーンも多々あり、かなりキャメロンはこの映画からの影響が伺える。

嵐を呼ぶ男

監督:井上梅次 正直あまり興味なかったのだが、「夜霧~」が思いの外よかったので観ることにした。でも若手の頃の裕次郎はちょっと苦手だったが、これはまあまあよかった。有名なドラム対決や主題歌のおいらはドラマ~など代表的な昭和歌謡映画のひとつとし…

母さんがどんなに僕を嫌いでも

監督:御法川修 母への愛は理解できる。それでも母を愛したいと思う気持ちは分かるけど、この映画にはイマイチ共感ができなかった。辛い経験をしてきたからこそ、人に優しくなれるんだろう。だけどそこまですり寄るのはどうなのよ。虐待をされた人ほど虐待を…

カプリス

監督:エマニュエル・ムレ ある意味ストーカー映画。コメディ寄りだからそういう風には見えないけど。こういう女は性質が悪いよな。三角関係のような四角関係のような複雑な様相を呈するが、最後は皆元サヤに戻った。風のように現れ、風のように消えたカプリ…

夜霧よ今夜も有難う

監督:江崎実生 日本版「カサブランカ」。その謳い文句にあまり観る気が起きなかったが、予想以上によかった。もうこういう映画は日本では二度と作られることはないだろう。そういう意味でも貴重。クサイ映画というイメージしかなかったが、一周回っていや二…

ニューヨーク 冬物語

監督:アキヴァ・ゴールズマン ファンタジーだけど最後まで世界観に乗れなかった。時空を超えた愛とか白馬とかなんか綺麗な感じに作ってるが、中身は結構スカスカ。監督は「ビューティフル・マインド」の脚本家だからラッセル・クロウとジェニファー・コネリ…

モンスター・パニック

監督:バーバラ・ピータース いかにもな安いB級映画。でもそれなりに魅力はある。内容自体は薄いけど、モンスターの造形は結構いい。描写もグロくていい。ラストはテレビシリーズの「V」を思い出した。。。

アイリッシュマン

監督:マーティン・スコセッシ デニーロ、パチーノ、ジョー・ペシ、ハーヴェイ・カイテル、そして巨匠スコセッシ。このレジェンドたちが同じ画面に映る、もうそれだけで満足な映画。マフィアとホッファの間で板挟みになる殺し屋をデニーロ。今回はむしろ引き…

女の穴

監督:吉田浩太 吉田浩太なので観た。まあまあだね。田舎の女子高生の歪んだ性というのかな。田舎だとやることないからセックスとかも早いらしいし。基本AVっぽい感じではあるが、青春でもありSFでもあり、終わってみたらなんか壮大な話になっていた。。。

ビリオネア・ボーイズ・クラブ

監督:ジェームズ・コックス 80年代に実際に起きたボンボンたちの栄光と挫折。結局背伸びしちゃいけないということかな。何事も地道に努力。美味い話には裏がある。映画は普通だけど、アンセル・エルゴートとタロン・エガートンの若手コンビの共演は将来価値…

ももいろそらを

監督:小林啓一 3人のダラダラ女子高生たちの日常。なかなかよかった。財布を拾ったことから巻き起こる騒動。この女子高生たちの関係性が嫌だ。本音でぶつかってるけど、本質はどこか上辺だけって感じが。こういう友人は苦手だな。こういうバカができるのも…

十年

監督:クォック・ジョン、ウォン・フェイパン、ジェヴォンズ・アウ、キウィ・チョウ、ン・ガーリョン 「エキストラ」「冬のセミ」「方言」「焼身自殺者」「地元産の卵」の5本のオムニバス。10年後の香港をテーマにして作られたそうだが、見事に今の香港を映…

チャトズ・ランド

監督:マイケル・ウィナー いやこれ中々よかった。白人たちの横暴ぶりが過激だった。だからこそブロンソンの復讐も応援したくなる。しかし白人たちは仲間割れしたりと勝手に自滅し出す。そして驚くのはジャック・パランスのキャラ。いつもだと悪ボスというの…

アンダー・ザ・シルバーレイク

監督:デヴィッド・ロバート・ミッチェル ちょっと長い気はするが、概ね楽しめた。このフィルムノワールを現代でやってみましたみたいな空気感がいい。音楽だったり撮影だったり、この辺もノワール調でセンスを感じた。都市伝説の謎を探求していく過程はLA…

ブラニガン

監督:ダグラス・ヒコックス うん面白かったよ。やっぱりジョン・ウェインはいいね。これぞ古きアメリカの男って感じで、ロンドンでもジョン・ウェインはジョン・ウェインであった。今でこそめずらしくない穴掘った身代金奪取方法だったり、部屋にショットガ…

コンフェッション

監督:ローディー・ヘリントン ありがちな盗作話。ただ話に無理がある。こんなまわりくどい復讐するかよ。ただ変装はありえないけど、その割には結構上手かった。B級珍品サスペンスとしてはそれなりには楽しめるけど、まあ普通に凡作。

五億円のじんせい

監督:文晟豪 これなんかいろいろ考えてしまった。よくあるよね心臓移植などで募金募るやつ。こんなの作ると、あの行為は迷惑なのかと思ってしまう。でも確かにそこで救われた人は、とても大きなものを背負わされる。いい人にならなければいけないと。まあ実…

飄々~拝啓、大塚康生様~

監督:宇城秀紀 まあドキュメンタリー映画としては味気ないものではあるが、日本アニメ界の黎明期から支えたレジェンドたちの話は興味深く観れた。大塚康生のことは知らなかったが、「ルパン」や「ホルス」の作画監督をしてた人で、宮崎駿や高畑勲とも仕事を…