2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ボクは坊さん。

監督:真壁幸紀 実際の新米僧侶のエッセイを映画化。まあまあ。伊藤淳史はこういう役は似合う。テーマが地味すぎるかな。この作者の寺はお遍路さんの巡礼の寺のひとつ。いつかお遍路さんはやってみたい。ところで山本美月はどうなった。。。

ウトヤ島、7月22日

監督:エリック・ポッペ 2011年といえば日本では東日本大震災があった年。なのでそれどころでなく、ノルウェーでこんなテロ事件があったことは知らなかった。まさに無差別殺人で、地獄のような事件。ワンカットで見せる壮絶な逃走劇は、その緊張感たるや恐怖…

ブラインド・マッサージ

監督:ロウ・イエ 盲人たちの性。見えない彼ら(彼女ら)にも性はある。私たちは、顔や体など見たものに刺激を感じるが、彼らはそれができない。触れるしかない。彼等は暗闇の中で生きている。終盤、停電になるシーンがあったが、まさにこれが彼らと同じ状況…

母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

監督:大森立嗣 母の闘病記であるが、最後のアレがやりたかったんだね。母の愛情は海より深い。そこは感動的ではあるが、映画としてはどうも主人公に共感し辛い。母の偉大さは伝わったが、息子があまり好きになれない。安田顕は嫌いじゃないが、マザコン的な…

HOMIE KEI ~チカーノになった日本人~

監督:サカマキマサ 意外と面白いドキュメンタリーだった。年とると丸くなるのかな。バブル時代とか相当悪いことしてきたようで、その内容がヤバい。脳みそが飛び散ったとか、なんやそれ。そしてアメリカの刑務所での話とか興味深かった。向こうは人種で組織…

トラさん~僕が猫になったワケ~

監督:筧昌也 死んで猫になるというのをどういう風に見せるのかと思ったら、着ぐるみかい。バカっぽいけど、これはこれでアリかな。着ぐるみの飯豊まりえが可愛かったし。ただ猫よりも、この映画がよかったのは、主人公を漫画家という設定にしたこと。漫画が…

ナチス第三の男

監督:セドリック・ヒメネス しっかしハイドリヒの暗殺映画はよく作るねえ。ナチス物も多いけど、このネタも何回も作る。「暁の7人」「ハイドリヒを撃て!」などがあり、よく観た内容なので新味がない。ただハイドリヒ側を主役に置いてるので、上記二作とは…

日本犯罪史 ~飼育の罠~

監督:末永賢 あの國松警察庁長官狙撃事件をモチーフにしてるらしい。てゆうか実際の新聞とかオウムの画像とか使ってるし、どういう位置づけなのか。詳細は知らないけど、実際の事件をベースに創作してるってことなのかな。低予算な安い作りではあるが、岡崎…

マイル22

監督:ピーター・バーグ P・バーグ&マーク・ウォールバーグコンビの4度目のタッグ作。好きねえこの二人。正直そんなに出来よくない。ただイコ・ウワイスが素晴らしい。ハリウッドでこんなカイザーソゼみたいな役を与えられるなんて結構な出世。ただ最初か…

ファイナル・スコア

監督:スコット・マン サッカースタジアム版「ダイハード」。まあまあ。ツッコミ所は多いけど、まあアクション映画だし、細かいことはよしとするか。サッカースタジアムをフルに使って、テンポよく進むので、中弛みもなかった。デカブツのデイヴ・バウティス…

バカリズム THE MOVIE

監督:バカリズム 全5編のオムニバス。映画というよりコント。バカリズムのコント集って感じ。正直あまり面白くない。2012年の作品なので、最近の脚本家としての覚醒前なのかな。理屈っぽかったりとらしい作品もあったが、全体的にバラエティ番組のノリ…

THE GUILTY/ギルティ

監督:グスタフ・モーラー 全編緊急通報指令室という中で、電話の会話だけで事件を進めていく。会話の向こう側の映像を一切見せないので、一室だけという超低予算。それでもこれだけのドラマを作り上げ見事だった。全編PC画面の「search/サーチ」を思わせ…

どうしようもない恋の唄

監督:西海謙一郎 意外に面白かった。まあAV風ではあるが、なにより藤崎里菜が最高。こういう妄想のような出会いやひたすら尽くす理想的な女、そしてあの凄いスタイル。まさに天使。男はクズだが、彼女はちょっと頭悪いけど、そこがいい。あの素晴らしい体だ…

ハンターキラー 潜航せよ

監督:ドノヴァン・マーシュ 悪くはない。ただ思ってたのと若干違ってた。純粋に潜水艦中心の話を期待してたら、特殊部隊だのクーデターだのイマイチ乗れず。敵キャラの小物感のせいか、なぜかそこまで緊迫感を感じない。でも後半はまあまあ盛り上がったし、…

アリータ:バトル・エンジェル

監督:ロバート・ロドリゲス 木城ゆきとの「銃夢」を実写化。最初はどうかと思ったデカ目も慣れた。むしろあれでサイボーグだと分かるから良かった気がする。サイバーパンクSFは好きなので、この世界観もありがちな地上と地下という設定だが好き。空からク…

花園の迷宮

監督:伊藤俊也 うーん、なんじゃこりゃ。昭和初期のミステリーという設定はいいのだが、いかんせん謎がない。殺人の動機とか全然分からない。なにがやりたかったんだ。終盤はほとんどカオス。島田陽子の全裸で「来な」に苦笑するしかない。原作は江戸川乱歩…

ザ・ウォール

監督:ダグ・リーマン 出演者はほぼ3人。ひとりは声だけ。イラク戦争での見えない敵との戦い。シチュエーション自体は特にめずらしくないし、地味な戦争映画ではあるが、会話や壁での攻防戦はそれなりに楽しめた。ジューバは実在のスナイパーなんだ。。。ち…

ニート・オブ・ザ・デッド

監督:南木顕生 38分の短編。まあまあ。ゾンビコメディ。筒井真理子は素晴らしい。短いんだから、最後になにかオチがほしかった。

乱暴な記録

監督:ハ・ウォンジュン なんかアクションがセガールみたいで、主人公強すぎ。つーか誰かに似てる。篠原信一?。犯人探しも真相もありきたりだし、カメラ撮影も上手く機能してない。なんか味気のないサスペンス。

100万ドルの血斗

監督:ジョージ・シャーマン まあ悪くはないけど、至って普通な西部劇。西部劇なのにオートバイとか車が出てくるのは珍しい。ジョン・ウェイン西部劇の安定感はある。それなりの親子愛も描かれてるし。二人の息子にパトリック・ウェイン(J・ウェインの息子…

萌ラーメン必見伝

監督:城定秀夫 うん、まあまあ面白かった。安いAVには違いないが、それなりに楽しめてしまった。水元ゆうなは意外と地味だった。悪くはないけど。なんか予想通りの流れではあったが、最後はすっきりしない。彼氏を捨てて残ると思いきや、普通に出ていってし…

巴里の屋根の下

監督:ルネ・クレール 1930年のフランス映画。クレール最初のトーキーだそうだが、時折サイレント映画のような部分もあり、映画の変わり目、新時代の到来だったのだろう。やはりコメディ要素の時はサイレントは有効だな。まあ映画としては至って普通のロ…

懺悔~松岡真知子の秘密~

監督:城定秀夫 最近ちょっとだけ気になり出した城定秀夫ということで観てみた。まあ安いAVぐらいな感じでしかなかった。姉妹の愛憎もさほど面白いものになってなかった。原紗央莉は顔力があり、主役より目立っていた。むしろ主役はちょっと地味すぎ。

ラ・ヨローナ ~泣く女~

監督:マイケル・チャベス ちっとも怖くないし、話自体もつまらない。霊の造形も特にコレといったものでもないし、とにかく数多ある安ホラーの一本。凡作。

記者たち 衝撃と畏怖の真実

監督:ロブ・ライナー 戦争には相応の大義が必要であり、戦争ありきの大量兵器保持だった。ただアメリカも焦っていたし、なにか目に見える結果を出さなきゃいけない。結果的にはなかったが、突き進んでしまった理由も分からなくはない。ただ人がたくさん死ぬ…

パシフィック・リム:アップライジング

監督:スティーヴン・S・デナイト 思ったよりは全然よかった。ちょっと「トランスフォーマー」っぽいけど。意外としっかりとは作られてはいた。菊地凛子も見れてよかった。そして東京破壊しすぎ。正直敵よりも人間の方が無意味に破壊してるような。普通続編…

劇場版 「Fate/stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly」

監督:須藤友徳 三部作の第二章。主要なサーヴァントも倒されたりと盛り上がる。桜がメインのルートなので、彼女がいろいろなことに関わっているのは想定内。主人公のハーレムぶりはやや気になったし、性交シーンとかもエロアニメみたいで若干引いたが、終わ…

劇場版 「Fate/stay night [Heaven's Feel] I.presage flower」

監督:須藤友徳 三部作の第一章。特にFateファンではない。一応「Fate/stay night [UBW]」は見てるので、そこそこはついていけた。3つのルートで構成される中の最終ルートであるのが本作。序盤マスターになった説明をもう少しほしかった。アクションは迫力…

ウイラード

監督:ダニエル・マン 内容違うけど、どこか「アルジャーノンに花束を」を思い出した。主人公の孤独さと哀しみがなんか辛い。心の拠り所、それがネズミだったのだろう。今ならCGで済ませてしまう大量ネズミもガチだからいい。アーネスト・ボーグナインの意…

Z Bull ゼット・ブル

監督:リン・オーディング バカ映画。軍事企業のオフィスでエナジードリンクを飲んだら社員たちが凶暴化。まあ普通にゾンビ映画のテイスト。B級で安っぽく、特に観る価値なし。レッドブル的には大丈夫なのかこのタイトルは。。。