2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

涙のメッセンジャー 14歳の約束

監督:メグ・ライアンそこまで悪いわけではないのだが、毒にも薬にもならないような話をやられても何も残らない。テレビドラマのような話をメグ・ライアンが敢えてやる必要があったのか。戦争がテーマだが、この薄さは何なんだ。メグ・ライアンの監督デビュ…

レディ・ガイ

監督:ウォルター・ヒルまるで当て書きしたかのようなミシェル・ロドリゲスのための映画。よって彼女は素晴らしい。男役も彼女自身とは驚いた。ウォルター・ヒルのアクション魂は健在ではあるが、さすがにキレはないかなあ。でも心意気は買う。出来はイマイ…

セリーナ 炎の女

監督:スサンネ・ビアブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスの再共演ぐらいが目玉か。野生児みたいなローレンスだからあれだけ激情なのか。愛も一歩踏み間違えると狂気。悪い作品ではないが、そこまで良いわけでもない。。。

機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER

監督:松尾衡第2シーズン全4話からの特別編。出来自体は悪くない。ただ前作忘れていて状況がイマイチ把握できなかった。やはり続けて観ないとダメだな。あと中途半端。これ今後続けるようだが、ついていけるかなあ。このシリーズはガンダムとジャズという…

宇宙からのメッセージ

監督:深作欣二「惑星大戦争」同様、これも「スター・ウォーズ」の便乗作品だそうだ。つーかこれモロ「里見八犬伝」じゃねえか。この後深作は同じキャスト(真田、千葉、志穂美)で「里見八犬伝」を撮るわけだが、どんだけ好きなんだよ。正直出来はショボイ…

シェイプ・オブ・ウォーター

監督:ギレルモ・デル・トロ異形同士の愛。ようはマイノリティだの多用性だのの映画。この手の多様性万歳の昨今の映画事情は好きではないが、まあデルトロの異形への愛を描き続けた、その心意気には評価したい。サリー・ホーキンスもよかったが、リチャード…

惑星大戦争

監督:福田純いやあ酷い。酷過ぎる。酷過ぎて逆に愛着がわいてきたという不思議な現象。「スター・ウォーズ」に便乗して作ったらしいが、こっちはもう学芸会レベル。全然便乗になってないだろ。ツッコミ所が山のようにある。味方が死んでも、なんかあっさり…

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

監督:ライアン・ジョンソンこれぞ大作。これぞスターウォーズ。「ローグ・ワン」つまんなかったから、あまり期待してなかったんだけど、意外によかった。キャラを散りばめ、それぞれに試練やミッションを与え、常に山場ありでとてもしっかりとしたエンター…

ロボコン

監督:古厩智之悪くないんだけど、もうちょっと面白くできたんじゃないとも思う。ロボットでの対戦は面白く観れた。戦いも工夫があり、携帯の使い方なんかもよかった。ただ肝心の仲間との友情や熱気がどうも冷めていて、理系的であるといえばそれまでだが、…

嘘を愛する女

監督:中江和仁まあ取り立てて新しいものがあるわけでもなく、よくあるパターンの展開ではあるが、長澤まさみのおかげかそれなりに楽しめた。ちょっと松本清張を思わせる昭和風なのも個人的にはアリ。吉田鋼太郎とのコンビもよかった。しかしあれがDAIGOだと…

サリュート7

監督:クリム・シペンコうーん、このテーマだともう少し面白くできたと思うのだが、やはりロシアが作ると真面目というかエンターテイメントが下手だ。実話だからか制限があるのは分かるが、これならフィクションでホラーにした方が面白くなりそう。ハリウッ…

ブリーダー

監督:ニコラス・ウィンディング・レフンウィンディング・レフン初期の作品。まだ粗削りだが、それなりの魅力あり。ダラダラと過ごしている前半はイマイチだが、後半主人公の子供ができたことへの小さなストレスが、除々に友人関係を壊し破滅に向かう。この…

メン&チキン

監督:アナス・トマス・イェンセン奇人変人たちの哀しい狂乱。父親探しが思わぬ方向への物語が進んでいく。この未来のない兄弟達はどこへ向かっていくのか。その結末はグロテスクで狂っている。でもそれがいい。なぜか最後は愛に包まれていた。デンマークの…

キング・オブ・トロール 勇者と山の巨神

監督:ミケル・ブランネ・サンデモーゼうーん、なんかコメディ色が強かった。もっと冒険とかアクション系を期待していたもので。普通に凡作。

パリ、憎しみという名の罠

監督:オリヴィエ・マルシャルこの監督らしいフレンチクライム。悪くはない。前半は大して面白くなかったが、後半悪党たちの血で血を洗う抗争に発展して、まあまあ面白くはなった。ただそれでもよくあるクライム映画の域を出てはいないけど。。。

TANIZAKI TRIBUTE 神と人との間

監督:内田英治谷崎潤一郎の作品を現代劇で映画化。渋川清彦が主役とはめずらしい。なんだか煮え切らない男の奇妙な三角関係。なんで医者から漫画家になったのか謎。無理にエロを入れることもないのに。内田慈はいい。

ベルリン・シンドローム

監督:ケイト・ショートランド何かと思ったら監禁物だったか。まあ基本平凡な監禁物ではあるが、終盤の脱出方法がよかった。異国で人を信じ過ぎるのはよくない。

エルネスト

監督:阪本順治こういう日系人がいたことは興味深いが、さほど映画化するほどのエピソードがあるわけでもなく、ゲバラじゃなければ完全に埋もれてた話。オダギリジョーの熱演やキューバのロケ地、現地の俳優等、意気ごみは伝わったけど。序盤のゲバラが主役…

グレイテスト・ショーマン

監督:マイケル・グレイシー意外とオーソドックスなミュージカル。悪くないが、特別凄くもない。でもこのレベルを普通に作れるのがハリウッド。ザック・エフロンが今後ヒュー・ジャックマンの後継者みたいな感じになるかも。多様性の押し売りは余り好きでは…

勝手にふるえてろ

監督:大九明子イタイ女子のコメディだが、この孤独感や必死さはちょっとは理解できる。皆孤独なのをそうじゃないように見せてるだけ。これぐらい不器用でもいいじゃないか。ある意味、純粋なのかもしれない。松岡茉優はこの役に合っている。北村匠海にはど…

くも漫。

監督:小林稔昌風俗店でくも膜下出血という何とも恥ずかしい出来事。でもなんか愛すべき物語になっている。どことなくシュールな笑いもいい。無駄に靴へのこだわりにウケた。家族の愛も感じられた。出てくる女性陣が皆どことなくエロいのがいい。昔風俗店の…

リメインズ 死霊の棲む館

監督:トーマス・デラ・ベラまあよくあるいわく付きの家ってやつ。普通すぎてまるで新味なし。それでもまあまあぐらいだったのが終盤グダグダになった。時間の無駄だった。。。

ナラタージュ

監督:行定勲映画としては随分と内容が薄い。テレビドラマで十分な話。行定勲だからそれなりな質にはなっていたけど、それでもありがちな安い恋愛物ぐらいなものでしかなかった。そしてキャストもあまり魅力的とは言えない。主演二人にそれほど愛を感じない…

ドント・イット

監督:リアム・ギャヴィン全編ほぼ儀式の映画。その妙な味は嫌いではない。でも結局はよく分からん世界に突入して終了。あとは勝手に解釈してって感じ。終盤の鎧を着た巨人はインパクトはあった。

THAT/ザット

監督:アベル・ヴァン、バーリー・ヴァンスマホのアプリに命を狙われるって話。まあ内容的にはよくあるものだし、アプリってのが今風なのかもしれないが、恐くないし面白くもない。ただの下らない凡作。

フェブラリィ 〜消えた少女の行方〜

監督:オズグッド・パーキンス正直話が全然把握できない。あまり集中して観てたわけではないのもあるが、それでも意味不明だった。何が起こってるのかさっぱりで、よく分からないのが逆にいいのかもしれないが、それが魅力ってとこまでいってない。ただ何だ…

泥棒番付

監督:池広一夫原作は司馬遼太郎。勝新の魅力がそんなに出せてない。話が分かりにくい。新撰組とか絡めてるが、上手く絡まってない。なんか中途半端な作品で終わってしまった。

オール・アイズ・オン・ミー

監督:ベニー・ブーム悪くないけど、ラッパー物ってみんな同じ感じに見えちゃうんだよね。貧困、差別、ドラッグとかまあお馴染みのパターン。2PACの歴史が知れたのはよかったけど。あと主役も似てたし、ヒップホップファンなら観て損はない。

ドクター・エクソシスト

監督:ブラッド・ペイトン「インセプション」のホラー版みたいな感じ。だからそんなに悪くはなかった。ただ話が地味だし、スケールも小さく全体的に安っぽさがある。アーロン・エッカートは好き。

パリへの逃避行

監督:ドミニク・サヴェージ内容的にはありふれたものではあるが、静かにリアルに日々の生活の単調さや育児ノイローゼ的なものが、彼女の心を少しずつ蝕んでいく。何気ない普通のこともイライラになり彼女は何かを変えたかったのだろう。子を持つ母親の見え…