2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

パコダテ人

監督:前田哲 やけに皆初々しい。2001年の作品ということで道理で。宮崎あおいも大泉洋も若い。ある日、女子高生にしっぽが生えるというファンタジックな設定。ただ設定の割には全然面白くならない。話はダラダラしてるし、展開もラストも予定調和という…

スーサイド・ツーリスト~囚われの旅行者~

監督:ヨナス・アレクサンダー・アーンビー つまらん。死にたいのか死にたくないのか。この映画自体なにがしたいのかさっぱりである。家でタダで観る分にはいいが、これで金払うと考えたら、この評価になった。

私をくいとめて

監督:大九明子 原作は綿矢りさ。「勝手にふるえてろ」の監督と原作者のコンビ再びである。確かになんか似てる。基本こじらせ女子の妄想。のんのちょっと情緒不安定な感じは、こういう役にはピッタリである。彼女の後半の爆発もよかった。林遣都も絶妙な草食…

極道めし

監督:前田哲 グルメ漫画原作らしいが、それほどグルメしてない。むしろ刑務所内での人情話って感じ。雑居房のメンバーたちも、いいキャスティングであった。永岡佑が主役ってのも思い切った配役。しかしこれを観ると木村文乃が売れた理由がわかる。冒頭から…

東京無印女子物語

監督:大九明子 漫画原作。都会で生きる独身女性の葛藤。皆自分にないものに憧れる。自由に生きる女性と仕事バリバリの女性。都会でもがく女性たちを優しく見つめる。趣里が印象に残った。

柔らかな頬

監督:長崎俊一 原作桐野夏生。テレビ映画だが、のちに劇場公開された。200分の結構な大作になっている。それなりに見応えはあったが、終盤ちょっとダレたかな。誘拐事件が軸になっているが、不倫とかがんとか登場人物の背景なりがかなりじっくりと描かれ…

10万分の1

監督:三木康一郎 10万分の1。なんのことかと思ったら、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病が発症する確率である。少女漫画原作の恋愛と難病をくっつけた作品。平祐奈がかわいい。彼女は結構好きなので、それだけで退屈はしなかった。逆にあまり好きでない…

実りゆく

監督:八木順一朗 芸能事務所タイタンで固められた芸人映画。ただイマイチテーマが見えない。芸人映画としても、農業映画としても中途半端。熱いものが感じられない。そこまで吃音という設定も機能してない。

どろろ

監督:塩田明彦 手塚治虫原作。アニメ版は観てた。まあ分かっちゃいたけど、しょぼい。CGもアクションもイマイチ。話が分かりづらいし、あの長編を2時間強では無理がある。いろいろ詰め込んでいるが、中途半端になってしまった。結局序章みたいな感じで終わ…

でーれーガールズ

監督:大九明子 結局でーれーってどういう意味。。。女性の青春と友情。二人の少女の青春時代と現代の2つのパートで綴る輝かしい日々。ややありがちな話だし、そこまでいい作品ってわけでもないけど、どこか過ぎ去った日々への愛おしさは感じられたので、そ…

タイトル、拒絶

監督:山田佳奈 生きるってなんだろう。デリヘル嬢の現実や女性の社会的地位とか性とか、なんかいろいろと考えてしまった。こんなとこに押し込められたら、いつかは爆発する。女優陣の演技のぶつかり合いはそれなりに見応えあった。しかし般若はクセが強いな…

甘いお酒でうがい

監督:大九明子 全編松雪泰子のモノローグが続く。そこについていけるかで決まる。正直やや鬱陶しさを感じたが、松雪のキャラにしろ、声にしろそこまでうるさくないので、これはこれで悪くはない。全体を覆う独身女性の孤独さが出ていた。その何でもない日常…

約束のネバーランド

監督:平川雄一朗 アニメ版はよかった(シーズン2は酷かったけど)。で実写版である。案の定、日本人キャストは無理があるが、まあ徐々に慣れる。そしてさすがに2時間で納めるのはきつい。筋を追うのが精一杯で、駆け足すぎる。サスペンス性も乏しい。とま…

ドアマン

監督:北村龍平 北村龍平の無駄遣い。もっとやれる監督だし、こんな映画じゃ勿体ない。あとアレ伊藤英明だったんだ。使われ方が雑だし、もうちょっと出番あげても。。。B級で平凡なアクション映画。

天外者

監督:田中光敏 「てんがらもん」と読む。三浦春馬は頑張ってた。ただ作品としてはイマイチ深みがない。もっと大作風な作りならよかったけど、妙にこじんまりとしたスケールの乏しい作品になってしまった。結局主人公もどんなキャラだったのかよくわからない…

ビューティフル・ボーイ

監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン いかにもアメリカらしい話。ドラッグが当たり前のように日常に存在する社会。そりゃあ必然的にこういう人間も増えるわな。ドラッグ地獄から抜け出せない息子と懸命に支える家族。いくら助けて報われない。愛情…

博士と狂人

監督:P・B・シェムラン 辞書映画。結構辞書系の映画ってどこの国にもあるんだね。実話らしいけど、結構話盛ってる気もする。メル・ギブソンとショーン・ペンの組み合わせというのも、何とも珍しい。しかしペンが突如として天才的になったり、旦那を殺した…

NO CALL NO LIFE

監督:井樫彩 過去からの電話みたいなやつが全然機能してない。そもそもこのカップル二人に全然魅力がない。全然共感できないキャラだし、この二人がどうなろうが知ったこっちゃない。。。

女の復讐

監督:ジャック・ドワイヨン 事故死した夫の妻とその愛人の会話劇。あーでもないこうでもないと延々と同じような会話が続き、少々退屈。ほぼ二人だけの舞台劇のようであった。イザベル・ユペールとベアトリス・ダルの演技の応酬は確かに凄まじいけど、その会…

グッバイ、リチャード!

監督:ウェイン・ロバーツ プライベートでごたごたがあってからは、どうも精彩のないジョニー・デップではあるが、今作はさすがにデップも年を取ったが、久しぶりにカッコよさを感じた。まあ内容はがんになった男の余命をどう生きるかといったありがちな話。…

燃ゆる女の肖像

監督:セリーヌ・シアマ 世界観というか設定は好き。どこかの孤島にやってきた女性画家と貴族の女性との愛。ほぼ女性しか出てこない女性映画。時代もよく分からず、抑圧された時代の女性の話で、正直内容は好みではないが、映像とか美術とかは美しかった。そ…

ピストルと少年

監督:ジャック・ドワイヨン ちょっとしたロードムービー風でもあり、ピストル少年と姉と警官の交流は、90年代の空気も相まって悪くなかった。とまあ途中まではかなり良かったんだけど、終盤のダラダラ感が勿体ない。もっと短くてよかった。少年の風貌が印…

チャンシルさんには福が多いね

監督:キム・チョヒ 冒頭のタイトルクレジットの背景がまさに小津映画で、この監督小津のファンなんだろうなと思ったら、映画の中でも小津に触れていた。まあ40おばさんのなんてことない日常ではあるが、この映画の空気は嫌いじゃない。主人公にもうちょっ…

F2グランプリ

監督:小谷承靖 鈴鹿サーキットやホンダの全面協力で撮影されたレース物。まあロケだけは本格的ではあったが、内容は別に大したもんではない。中井貴一は当時は微妙だけど、今はいい役者になったよな。レース事故で、タイヤが頭に当たるシーンがあるんだけど…

AWAKE

監督:山田篤宏 悪くはないのだが、途中うとうとしすぎて、そこまで話に入り込めなかった。実際のイベントをモチーフにしてるので、どこまで事実に近いか知らないが、この主人公の方が凄くないか。将棋の世界からコンピュータの世界に入り、あんなソフトを作…

人数の町

監督:荒木伸二 最初設定は面白そうと思ったが、観てるうちにそれほど斬新さもなく、どこか中途半端なダラダラした展開が続き、面白いまではいけてない。選挙の替え玉などのアイデアは悪くないのだが、狭い日本でこの設定は若干無理がある。中村倫也のおかげ…

ヒトラーに盗られたうさぎ

監督:カロリーヌ・リンク しかしドイツもヒトラー物よく作るよな。なんだか淡々としすぎていて、ドラマ性も特になく、非常に地味な映画。若干寝てしまったとこもあるが、逃げ回る緊張感があるわけでもなく、当時の家族の風景を静かに見せる。それはそれで悪…

新選組血風録 近藤勇

監督:小沢茂弘 別に観なくてよかったかな。新選組のファンじゃないので、特に面白さを見出せなかった。。。

ニューヨーク 親切なロシア料理店

監督:ロネ・シェルフィグ 決して悪い映画じゃないけど、なんかボヤっとした映画。社会的弱者たちが助け合いながら生きていく人情風味はいいんだけど、どうも地味すぎる。嫌いじゃないけど、印象には残らない。キャストが渋くて、いいメンツは揃えている。そ…

樹海村

監督:清水崇 つまんね。もうこの村シリーズ止めたら。なんかもうグダグダすぎて、観るのも疲れるレベル。役者たちも気の毒だよ。清水崇もどうもパッとしないなあ。。。