2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒトラー暗殺、13分の誤算

監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル悪くはない。ただ映画としてイマイチ面白味に欠く。黒幕がいるのか単独犯なのか執拗に追求し、そこに回想を絡め真実に向かっていくと思いきや、あまりそこは重要じゃない。その辺のサスペンスを期待するとダメ。あと爆弾…

ノーマッズ

監督:ジョン・マクティアナンジョン・マクティアナンのデビュー作。ようやく観れた。原作脚本もマクティアナンには驚いた。うん悪くないよ。パンクな悪霊ってのも面白い。現実と幻覚とブロスナンの視点といろいろと交錯するのも凝っていた。最後のバイカー…

清作の妻

監督:増村保造うーん全く共感できないが、終盤の妻の行動は勝手すぎるだろ。皆からのけ者にされ、売国奴と呼ばれ、初めて妻の淋しい気持ちに気付き理解する。お国のために尽くしたのに、売国奴扱いはさすがに辛いだろう。こんな愛はいやだが、そういう時代…

追憶と、踊りながら

監督:ホン・カウ最初はなんか掴み所のない映画だったが、まあ異文化交流ってことなのかな。どうも中国おばさんの愛祖の無さに馴染めない。でもズケズケと入ってくる息子友人もめんどくさいし。まあ最後は分かり合えたようだが、どうなんだろう。死んだあと…

ラスト・ナイツ

監督:紀里谷和明「47RONIN」を思い出した。どうせしょーもない映画だと思ったら、アレ?結構よく出来てるじゃんってやつ。なんかサムライ映画を中世に置き換えた感じ。だけどなぜかコリアンが出てて世界観がイマイチわからん。まあ韓国資本だからごり押しし…

ゾンビスクール!

監督:ジョナサン・マイロット、キャリー・マーニオン子供ゾンビvs教師。子供のゾンビというのが新しいのか。序盤はまあまあ面白かったけど、途中で飽きた。

ゾンビーワールドへようこそ

監督:クリストファー・ランドン出来が悪いわけではない。「ゾンビランド」にそっくりな気もするが。バカ映画ではあるが、意外にしっかり作られている。どっかで観た感じのオンパレードだが、普通に楽しめるレベル。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒

監督:J・J・エイブラムスよかった。勝因はジョージ・ルーカスが余り関わってないとこかな。EP1〜3は酷かったからなあ。よくよく考えればかなりご都合主義ではあるが、前半はわくわくしたし、内容も新章にふさわしい船出だったのではないか。終盤やや…

ぼくらの家路

監督:エドワード・ベルガー悪くは無い。ただもうひとつ感情のうねりがない。淡々としすぎて旨みに欠ける。テーマもまあよくある育児放棄や貧困なので、特に目新しさもない。でも子供たちの姿には力強いものがあるので、それなりに見れる。そして最後の子供…

女ガンマン・皆殺しのメロディ

監督:バート・ケネディ珍しい英国製西部劇。出来は悪くない。単純な復讐劇で、そのシンプルさがいい。ラクエル・ウェルチが結構様になっている。アクションが割とかっこいいんだよね。ただどうも復讐の怒りの部分がやや弱いのがねえ。あとあの程度の特訓で…

HUNGER/ハンガー

監督:スティーヴ・マックィーンこういうのって普通主人公に共感できたりするわけだが、正直あまりできなかった。抵抗の方法がウンコとか尿とか汚くて、むしろ看守たちが気の毒に思えた。後先考えずに、ただ自分たちの主張をしたいだけという考え方にも同意…

あの日のように抱きしめて

監督:クリスティアン・ペッツォルト戦争の傷跡となりすまし。変わらぬ愛に希望を抱くが、それは偽りのものであったという真実。設定も面白いし、心理劇としても見応えあった。しかし一番の貢献は音楽である。スピーク・ロウという曲は知らなかったが、この…

ストリッパー殺人事件

監督:スコット・レイノルズ話的にはそれほど大したことないような気もするが、巧みな編集で退屈させない。とにかく編集が凝っている。これだけの技があるなら、もうちょっと注目されてもおかしくないのにねえスコット・レイノルズ。あと「クライングゲーム…

ドッグ・ソルジャー

監督:カレル・ライスうーんイマイチ。麻薬の争奪戦なんだけど、なんか話がどうも弾けない。ニック・ノルティが何をしたいのかもよく分からん。平凡なアクション映画という印象しか残らない。

王将

監督:伊藤大輔実在の将棋棋士、坂田三吉の話。うーん世間の評価は高いようだが、これといって感動ってほどのものではなかった。阪東妻三郎もあまり知らないし。なんかあれとあれよと棋士として出世していき、その辺の闘いよりも家族の話といった方がいいか…

クイック・ガン

監督:シドニー・サルコウごく平均的な西部劇。特にコレといった特徴がないので物足りないが、まあ見れないことはない。悪役のテッド・デ・コルシアがいかにもな悪役で割とよかった。

COP CAR/コップ・カー

監督:ジョン・ワッツこのB級なノリは嫌いじゃない。まあもう少しいろいろなものを望んでしまうが、低予算だしこんなもんかな。ケヴィン・ベーコンにはもっと壊れてほしかったが。。。チョイおまけ。

エヴァリー

監督:ジョー・リンチメキシコ女版「キルビル」。結構はじけていて悪くない。バカ映画としては合格点。密室劇にしたのも正解。サルマ・ハエックも久しぶりに「デスぺラード」のような姿が見れてよかった。

ザ・ガンマン

監督:ピエール・モレル「96時間」再びをやりたかったようだが、あまり上手くいかなかったようだ。興行的に。でもアクション映画としては、さすがモレル善戦はしてる。ショーン・ペンは最近やや低迷していて、復活はできなかったか。マーク・ライランスが…

チェスをする女

監督:キャロライン・ボッタロ悪くは無い。ただちょっと地味すぎるかな。それなりの味わいはあるが。サンドリーヌ・ボネールも歳取った。ケヴィン・クラインはフランス語も話せるのか。しかしねえ、普通の主婦がチェスに興味を持ち、数ヵ月後に大会で優勝で…

空の大怪獣 ラドン

監督:本多猪四郎まあ終わってみれば、いつもの怪獣映画。前半いきなりトンボのモンスターが出てきて、家の中に入ってくるのは、唐突すぎて笑った。もう少し驚けよ。ミニチュアはまあまあ。しかしラストシーンが印象的。ラドンが溶岩の中に落ちる意味不明さ…

クライム・ヒート

監督:ミヒャエル・R・ロスカムデニス・ルヘイン原作を自らが脚本。今のとこルヘイン原作に外れなし。硬派な犯罪ドラマで軽量級だが楽しめた。ジェームズ・ガンドルフィーニの遺作であり、彼が脇で引き締めたからこそ良作に仕上がった。ラストシーンがいい。

麻雀放浪記

監督:和田誠和田誠監督デビュー作。昔観た気がするが、あまり憶えてないので観た。モノクロ映像が戦後の雰囲気を感じさせ、いい選択だ。戦後の日本人の生活や街並みも再現されていて、ロケ等にも気合いが入っていた。そしてなんといっても高品格の伝説の演…

ペインテッド・ヴェール ある貴婦人の過ち

監督:ジョン・カランサマセット・モーム原作。エドワード・ノートン好きなのに、この映画の存在をほとんど知らなかった。というわけで観たが、なかなかの力作。不倫映画だと思ったら、どちらかというと愛を発見する映画であった。異国の地で伝染病と戦いな…

恋するリベラーチェ

監督:スティーヴン・ソダーバーグ出来はまあまあ。それよりマイケル・ダグラスとマット・デイモンという奇妙な組み合わせがどうも胃もたれするというか。なんつーかクドイ組み合わせに正直乗れなかった。最後の方は慣れてきたとはいえ、この二人のホモ演技…

足にさわった女

監督:市川崑昭和のラブコメ。刑事と女スリと作家の三角関係みたいなもの。うーんまあ普通かな。美人スリって言うけど、越路吹雪はさほど二人が熱をあげるほど美人かねえ。。。

UNIT 7 ユニット7/麻薬取締第七班

監督:アルベルト・ロドリゲス80年代〜90年代にかけてのスペインの麻薬捜査班の捜査と汚職。どっちが悪だか分からないが、これぐらい過激にやらないと務まらないのか。まあありきたりな部分はあるが、この時代のスペインの泥臭さが出てて見応えはあった。最…

狼の挽歌

監督:セルジオ・ソリーマいつもはブロンソンの置物ぐらいでしかないジル・アイアランドが結構見せ場あり、ヌードありでよかった。よくある殺し屋系のフォーマットではあるが、ブロンソンとジル・アイアランドの魅力が発揮され、イタリア映画の風味も手伝い…

悪魔を見た

監督:キム・ジウンしかし韓国人好きだねえ、こういう残虐なの。この民族と関わるとほんとやばそう。普通ならタメを作るんだけど、それをあえてやらない。そこが逆に怖い。躊躇なく殺すからね。そこまでやるかと思ったけど、まあこれが韓国映画ですわ。映画…

ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣

監督:本多猪四郎まあお決まりのパターン。未開の島に行って現地人と会って怪獣と遭遇。毎度毎度このパターンだねほんと。イカとカニとカメの怪獣たちだけど、イカのゲゾラはいいキャラだった。なんか人間が体を乗っ取られるのが怪獣映画としては新しいとこ…