2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

マリリンとアインシュタイン

監督:ニコラス・ローグもっと普通のコメディでいいのに。ニコラス・ローグなので案の定一筋縄ではいかなかった。有名人たちの一夜の遭遇を、大して中身のない話をぐだぐだしてるだけで、どうも興味がわかなかった。まあテレサ・ラッセルのモンローはよかっ…

過激派オペラ

監督:江本純子いやあなんか荒削りだし、未熟な感じもあるのだが、このレズ映画には妙な熱量がある。というかもう訳分からんカオス。女優たちの本気の演技も凄かった。この辺は女性監督だからかな。桜井ユキには個人的に注目。あと趣里のどこか空気の読めな…

ブラッディ・ホワイト 白の襲撃者たち

監督:ドリュー・ホールテロ映画かと思ったら、どんどん違う方向に進んでいき、最初の方はこの不条理感が結構好きだったのだが、ネタが割れたらどんどんつまらなくなっていき、もう最後の方はついていけないぐらいよくわからんものになってしまった。もう少…

恋のエチュード

監督:フランソワ・トリュフォー二人の女性にどっちつかずの男。行ったり来たりの恋に正直大した感慨も起きなかった。よく分からない三角関係を幻想的な映像で誤魔化された感。トリュフォーということだが、ここは厳しく。。。

ジムノペディに乱れる

監督:行定勲ロマンポルノ・リブート・プロジェクトという企画らしい。ロマンポルノ詳しくないので、らしさは分からないが、個人的には予想以上に楽しめた。話はまあバカな話なのだが、エロの力で押し切られた。板尾創路はおいしい役だなあ。大オマケ。

あゝ、荒野 完全版

監督:岸善幸TV版だとこれでいいが、映画だと余計な枝葉が多く、やや散漫だと思う。まあ映画版はその辺カットしているのだろうが。泥臭いボクシング映画で、長い時間かけてるだけあって見応えはあった。菅田将暉は細すぎてボクシングはどうかなと思ってい…

バウンティ/愛と反乱の航海

監督:ロジャー・ドナルドソンバウンティ号失踪事件の実話の映画化。いやあ二度と実現不可能な豪華キャスト。メル・ギブソン、アンソニー・ホプキンス、ローレンス・オリヴィエ、エドワード・フォックス、ダニエル・デイ=ルイス、リーアム・ニーソンと夢の…

クリムゾン・ピーク

監督:ギレルモ・デル・トロデル・トロなので多少期待はしたのだが、平凡な仕上がりだった。話の作りも最初はまあよかったのだが、屋敷に移ってからは予想範囲内のつまらない展開で、怖さもないし、ゴシックホラーの魅力を全く出せずに終わってしまった。

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

監督:ティム・バートンうーんなんか全く乗れなかったなあ。ティム・バートンらしいといえばそれまでだが、なんつーかキレがない。正直つまらなくて前半はウトウトしてしまったが、後半ようやく盛り上がってはきた。といっても焼け石に水程度だが。それはそ…

獣は月夜に夢を見る

監督:ヨナス・アレクサンダー・アーンビーまあ普通に「ぼくのエリ」を思い出した。序盤の雰囲気から、こういう展開になるのは予想外だったが、その後はどっかで見たようなもので特に新しいものはなかった。狼少女ってだけで、もうひと工夫なにかがほしかっ…

ドント・ハングアップ

監督:ダミエン・マセ、アレクシ・ワジブロア自業自得。主人公たちがクズなので、こいつらが被害に合っても、ちっとも困らない。いたずらしたら変な奴に絡まれたってのが話の流れだが、まあこれがどういう奴なのかは大体想定内だった。いくら被害者面しても…

恐怖の魔力/メドゥーサ・タッチ

監督:ジャック・ゴールドまさに掘り出し物な古典。70年代の古臭さはあるが、今でも通用する面白さ。B級映画の魅力が詰まった佳作。オカルトとミステリーを融合させ、この謎の男の正体に迫っていく。リチャード・バートン、リノ・ヴァンチュラ、リー・レミ…

ギャラクシー・スクワッド

監督:ジョー・バウアーおバカ映画。最初はこのバカさ加減やCGのショボさにこりゃ駄目だと思ったが、じわじわとしょーもない笑いが効いてくる。オーストラリアだけ宇宙人から攻撃を受けるという設定がもうバカ。だけどキャラが立ち出し、意外に伏線がたく…

ジャクソン・ジェイル

監督:マイケル・ミラーとことん理不尽な映画。この時代の不穏さはよくは出てる。それなりに70年代の風味はあり、悪くはないのだが、いかんせん主人公の女性が不幸すぎる。もう少しスカッとさせてほしいのだが、最後までそうはならない。若きトミー・リー・…

汚れたダイヤモンド

監督:アルチュール・アラリなるほど長編監督デビュー作か。どうりで何かまどろっこしい。話ももっときちんとまとめてくれると助かるのだが。一応復讐劇のようだがどうも分かりづらく、キャラクターたちもイマイチ立ってない。極めてフランス映画らしい間の…

EXO <エクソ:地球外侵略者>

監督:クリスティアン・パスクァリエロ基本一人芝居の低予算SF。なんとなく「月に囚われた男」を思い出したが、あのレベルには到達できなかった。ただオチは意外と好きだよ。この裏の裏をかいた展開はアリ。まあ表ってことなんだけどね。。。

愛情の瞬間

監督:ジャン・ドラノワ偶然緊急手当した相手が奥さんの浮気相手だった。この設定は面白いと思ったのだが、そこから夫と妻の会話劇が回想を交えて進んでいき、その内容が正直イマイチ面白味がない。着地点も普通であまり印象に残らない平凡なものに終わった…

英国万歳!

監督:ニコラス・ハイトナー狂乱の英国王ということだけど、もっと狂ってもよかった。意外とこじんまりした内容で、期待値が高かったせいか、そこまでハマらなかったかな。でも豪華なセット、衣装、ナイジェル・ホーソーンやイアン・ホルムなどベテラン勢の…

マックス・スティール

監督:スチュワート・ヘンドラーあまり説明のないまま、どんどん進んでいき、なんか変な生命体が出てきてヒーローになる。アンディ・ガルシアが出てきた時点で、話の展開というかラスボスが分かってしまうのがなんとも。えーとお父さんはエイリアンなの?な…

スティーブ・ジョブズ

監督:ダニー・ボイルこれを伝記映画とよぶのか。ほぼ舞台裏で繰り広げられる会話劇。この構成の「ソーシャル・ネットワーク」風な感じは、やっぱりアーロン・ソーキンだったか。ダラダラと彼のやってきたことを並べるのではなく、かなり焦点を絞ってジョブ…

ブルゴーニュで会いましょう

監督:ジェローム・ル・メールうーん、どうしてこうフランス映画はエンターテイメントが下手なのか。いやそもそもそういうものに興味がないのか。こういう映画がヒットするのだろうか。内容はワイナリー一家の再建だが、相変わらず真面目すぎて面白味が一切…

ジェラシー

監督:ニコラス・ローグ良くも悪くもニコラス・ローグの映像センスは堪能できる。ただ思わせぶりな展開がどうにも乗れず、終盤までは結構退屈。終盤話が動き出し、ようやくこの話のやりたかったことが分かる。まあでもすべてはテレサ・ラッセルに尽きるのか…

海賊とよばれた男

監督:山崎貴思ってたよりしっかりした映画だった。日本にもこういう世界と戦った男がいた。もちろん利益のためもあるだろうが、日本が真の独立国になるには外資に乗っ取られては真の独立とは言えない。こういう気骨ある日本人がいたからこそ、今の日本があ…

タイムトラベラーの系譜 ルビー・レッド

監督:フェリックス・フックシュタイナー三部作第一作。でもつまんなかったので「サファイア・ブルー」「メラルド・グリーン」は観ない。タイムトラベルは好きなジャンルなのだが、なんか「トワイライト」臭がして乗れず。またイマイチ過去にタイムトラベル…

シークレット・オブ・モンスター

監督:ブラディ・コーベット何がしたいのかさっぱり。ただ原題の「THE CHILDHOOD OF A LEADER」の意味が最後に分かる。これはえらい長い前ふりみたいなもんで、ようやくラストでその真意や多少だけど面白さが分かった。ラストの大袈裟な音楽と壊れたカメラワ…

白鯨

監督:ジョン・ヒューストン今観るとやはり少々古臭い。でもその古臭さが名作風に見えるのが古い映画の良さ。これを今の時代でやったのが、ロンハワードの「白鯨との闘い」で、迫力は有れどイマイチだった。グレゴリー・ペックはそんな悪くはないが、よくも…

NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム

監督:ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマンSNS時代の参加型ゲーム映画。この手のゲーム系のB級映画としては割と見れるものにはなっていたかな。ツッコミ所は多いけどね。ジュリエット・ルイスが女子高生の母親役かあ。。。

リベンジ・ファイト 相棒は天才ハッカー!?

監督:エンリケ・ベグネ平凡なクライムコメディ。デブの相棒はよかったけど。あと女性陣は綺麗な人多かった。まあでも全体的には話もアクションも退屈なものだった。。。

震える舌

監督:野村芳太郎和製エクソシストみたいな評を聞いていたので、ホラーかと思ったら難病物だった。子供の姿を見れば親がいたたまれない。しかし子供の演技がすごい。結構過酷なものが要求されていたが、見事な熱演だった。

本能寺ホテル

監督:鈴木雅之つまんねえ。何がしたいのかさっぱり。タイムトラベル的な面白さは全くなく、主人公の成長物語として見てもとても浅い。脚本が壊滅的に面白くなく、よく映画化しようと思ったな。綾瀬はるかも気の毒だなあ。。。