2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

影に抱かれて眠れ

監督:和泉聖治 北方謙三原作のハードボイルド。横浜の寂れた感じはいいけど、古臭く安っぽい作り。内容もあまり現実味なく、キャストも弱い。TVドラマみたいな感じだった。中村ゆりはまあまあ好きなんだけど。。。

ファンタスティック・プラネット

監督:ルネ・ラルー 昔観たが、途中で挫折したので再挑戦。青い巨人の話と思いきや、その奴隷の人間の話にシフトしていった。確かにこれは子供の頃観たらちょっとトラウマになりそう。奇妙な世界観と独特のビジュアル。気味悪く、グロテスクであまり長いと胃…

逆光の頃

監督:小林啓一 1時間程度の中編。京都の町が主役。高校生の日常だが、風景が物語ってる。四条大橋や五山送り火(大文字)、夜の学校などロケ地が効果的。動物のアニメ表現もよかった。高杉真宙と葵わかなも瑞々しい。京都行きたいなあ。。。ちょいおまけ。

神童

監督:萩生田宏治 眠かったせいか、全然入ってこなかった。まあそれを差し引いても、結局何が言いたいのかさっぱりだった。どの辺が神童なのか。タイトル負けしてる。音楽映画としても特に感じるものもなく、原作コミックは知らないけど、あまり上手くいった…

ジュディ 虹の彼方に

監督:ルパート・グールド 子役がいつまでも大スターであり続けられる訳ではない。美空ひばりは別だけど。ジュディ・ガーランドも晩年はそんな感じだったのかなあ。47歳の若さで亡くなっていたんだね。ほぼ亡くなる前のロンドン公演がメイン。正直伝記映画と…

SKIN/スキン

監督:ガイ・ナティーヴ 「SKIN 短編」の監督が長編化。同じ内容のものを膨らましたのかと思ったら、別の話だった。短編はタトゥーを入れられる話なのに対し、こっちはタトゥーを除去する話。正直短編の方がいいし、衝撃も大きい。こっちはまあよくある組織…

ナンシー・ドリューと秘密の階段

監督:カット・シア ナンシー・ドリューなんて少女探偵は知らない。古いコンテンツを引っ張り出してきたみたいだが、このレトロ感は嫌いじゃない。少女たちはそれなりに魅力的ではあった。話は小さなものにまとまったが、この映画の雰囲気は心地よかった。

ファンシー

監督:廣田正興 何だコレ。何がしたいのかよく分からん映画。シュールな笑いを狙ったのか知らないが、全然面白くない。ペンギンとかキャラ同様寒い。小西桜子のヌードにはびっくりしたけど。どうしようもない出来だけど、小西桜子の貧乳に免じておまけ。

監禁探偵

監督:及川拓郎 我孫子武丸原作。なんだかなあ。映画というよりTVで十分な内容。もうちょっと期待したんだけど、微妙だったなあ。そもそもの犯人探しの謎を解いてない。犯人が勝手に自分から部屋に入ってきただけじゃん。まあその後の主演二人が何者なのかっ…

私がモテてどうすんだ

監督:平沼紀久 ぽっちゃり腐女子が、やせて美女化する。それを二人の女優が演じ分けている。富田望生も山口乃々華もそれぞれによかった。とまあいかにもな少女漫画であるが、そこそこ楽しめた。男たちは知らない役者ばかりだけど、みんなブレイクしそう。「…

SKIN 短編

監督:ガイ・ナティーヴ 面白い。中々の衝撃。昨今の黒人差別をこんな感じでやり返す。どうせ拷問するのかなあと思ったら、とんでもない復讐方法。ざまあと思う反面、ちょっとやりすぎとも思うけどね。仕打ちも悲惨だが、その後息子に撃たれて、これ全員不幸…

イーダ

監督:パヴェウ・パヴリコフスキ 「COLD WAR」の監督か。なんか似てると思った。モノクロとポーランドというのが、昔のアンジェイ・ワイダとか50年代の映画を思わせ相性いいというか。修道院の少女が叔母といっしょに出生の謎をめぐるロードムービー風な映画…

男たちのかいた絵

監督:伊藤秀裕 原作筒井康隆。二重人格のヤクザってのはまあまあ面白い設定。豊川悦司の二重人格演技は悪くなかったが、その設定をそんなにドラマに活かしていない。ヤクザの抗争もなんかちゃっちいし、ムードだけの映画のような。。。

デッド・ドント・ダイ

監督:ジム・ジャームッシュ ジャームッシュがついにゾンビに手を出してしまったか。らしいちゃらしいが、どこか物足りなさもある。そもそもゾンビ映画は難しい。終わらせ方が難しいのだ。どうやっても中途半端になるけど、まさかこんなオチにしてくるとは。…

ジェクシー! スマホを変えただけなのに

監督:ジョン・ルーカス、スコット・ムーア 監督は「ハングオーバー!」の脚本家コンビ。まあおバカ下ネタコメディ。でもねえ、なんか憎めない。主人公の成長に素直に共感してしまった。サンフランシスコの風景もよい。あと彼女のアレクサンドラ・シップも魅…

ワイルド・スピード/スーパーコンボ

監督:デヴィッド・リーチ 別にこのシリーズのファンじゃないし、やりすぎなアクションにも飽き飽き。なんかもうストーリーとかどうでもいい。ラストのマーベル映画っぽい演出になんだかなあ。あれが最近ちょい注目のヴァネッサ・カービーか。観るべき部分は…

クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち

監督:フレデリック・ワイズマン パリのナイトクラブ“クレイジーホース”のドキュメンタリー。悪くはない。だけどワイズマンの「ボクシング・ジム」でも思ったが、リアルなんだけどそれだけって感じ。要はあまり”事件”がない。ショーの妖しい演出とかは面白く…

我輩はカモである

監督:レオ・マッケリー 名作コメディなのかもしれないが、あまりハマれず。さすがに1933年の笑いは古臭すぎる。あの時代でコレは確かに凄いとは思うが、今の時代では安いコントレベル。典型的なドタバタだったり、風刺してたりと、ふざけた中にも強烈な批判…

悪徳

監督:佐分利信 青年が悪の道に惹かれていくのだが、所詮小物感が強い。企業の乗っ取りも分かり辛い。ゆえにあまりスリリングさがない。木村功はまあまあ好演してるし、佐分利信も貫録はあるけど。佐分利信の監督作という、どこか貴重なものが観れた感はあっ…

マイ・スパイ

監督:ピーター・シーガル スパイコメディ。まあほとんどスパイの話よりも、少女との交流がメインな感じ。強面のデイヴ・バウティスタが子供に翻弄されて、かわいいおっさんな一面を見せている。バウティスタのダンスに苦笑。。。

ボクシング・ジム

監督:フレデリック・ワイズマン ほんとタイトルのまんまのボクシング・ジムを映しただけのドキュメンタリー。大きなドラマはなく、淡々とボクシングジムのありのままの姿を映してる。リアルで生活感は出ていたが、映画としてはもう少し何かがほしい。。。

ワイルド・ウルフ 危険の代償

監督:クリスティアン・デ・ラ・コルティーナ ビジネスに失敗し金に困った男が、故郷に戻って旧友と再会して、大麻作りで金を稼ごうとするが。。。こんな簡単に大麻作りが始められるものなのか。まあつまんなくはないが、TVドラマ程度の内容で、大したもんで…

スパイの妻

監督:黒沢清 TV版。もっとサスペンスを期待したけど、そこまでのものはなく、比較的小さな話だった。夫婦の愛の物語でもあった。元々NHKのテレビ用に作られたものだからか、やや予算が足りないと思った。美術自体は悪くないのだが、当時の時代を取り入れた…

私はあなたのニグロではない

監督:ラウル・ペック 黒人差別の歴史を辿るドキュメンタリー。マルコムXやマーティン・ルーサー・キング・ジュニアなど伝説的人物の映像など見応えあった。でもそれ以上にメドガー・エヴァースという公民権運動家の語りが力強く、引き込む力があった。でこ…

恐怖人形

監督:宮岡太郎 バカホラー。しょーもないけど、そこまで嫌いじゃない。日本人形がどんどん巨大化していくのは悪くない。それが追っかけてくるのは、もはやギャグでしかないけど。その巨大人形の正体はあの俳優だけど、普通に気付きそうなのに、なぜか気付か…

太陽の下の10万ドル

監督:アンリ・ヴェルヌイユ 前半退屈。ようやく話が動きだすも、さほど盛り上がらない。北アフリカの砂漠でのトラックの追っかけっこだが、どうにも煮え切らない。大人たちが下らないけんかをしてるだけ。とまあアクションにしてもサスペンスにしても大した…

ザ・ゴールドフィンチ

監督:ジョン・クローリー 爆発テロで母親を失った男のその後の人生。悪くはないけど、終盤の展開が急だ。現在と過去の回想を絡め、過去の出会いと現在の再会で人生が大きな渦に巻き込まれていく。その辺の傷を持った青年の話はいいんだけど、終盤の絵画の話…

15年後のラブソング

監督:ジェシー・ペレッツ ニック・ホーンビィ原作。彼氏が心酔する伝説のロッカーとメールのやりとりをするようになるまでの件は面白い。ただ実際に出会うまでは良かったけど、出会った後は結構普通なものに落ち着いた。イーサン・ホークに「リアリティ・バ…

権力に告ぐ

監督:チョン・ジヨン 検事が金融不正の巨悪に立ち向かう。実話を基にだそうだが、韓国の権力者はやりたい放題だからなあ。殺人やらセクハラやらどこまで事実なんだろう。まあこんな漫画のような熱血漢はいないと思うけど。でもこの主演のチョ・ジヌンって「…

夏の秘密

監督:川上裕通 80年代のアイドル、パンジーなんて初めて聞いた。彼女たちの一応アイドル映画であり、ミステリー物。出生の秘密とかちょっと松本清張ばりではあるが、なんかいろいろツッコミ所多し。当時の関係者が一堂に集まるとかあまりに偶然すぎるだろ。…