2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2021

恒例2021年間ベスト10。今年も星4つなし。今年はこのブログを始めて、初めてといっていいぐらい突出した作品がなかった。一応ランキングはつけてはいるが、順位はないものといっていい。今年も引き続きコロナの影響はあったが、エンタメも徐々には戻…

前科おんな 殺し節

監督:三堀篤 「女囚さそり」とかあんな感じ。女たちがやくざへ復讐。やくざ同士の抗争に持っていくってのはありがちな展開。でもこのB級感嫌いじゃない。セックスと暴力というこの時代のアクションの魅力は十分備わっている。ただ決して悪くはないんだけど…

星空キセキ

監督:渡辺明夫、松原俊和 新海誠のコミックス・ウェーブ制作。少女と変わった少年のひと夏の冒険って感じかな。ちょっと新海っぽさはあった。まあ30分弱の短いOVAだし、大した内容ではない。このちょっと古臭い映像は時代を感じ、嫌いじゃない。

アオラレ

監督:デリック・ボルテ 結構期待してたんだけど、大したことなかった。ラッセル・クロウみたいな奴がいたら確かに怖いが、こんな直線的でなく、もっと違った怖さの方がよかったのでは。これ観るならスピルバーグの「激突」観たほうがよい。

暴行切り裂きジャック

監督:長谷部安春 いやあ最初の方はかなり面白かったんだけど、段々殺しが単調になってきて、しかも無差別に殺しまくりで、完全に興味が失われた。ロマンポルノだけど、ロマンポルノっぽくない異色作。ヒロインはブスだが、おっぱいでかくてそこはいい。

アポロ11 完全版

監督:トッド・ダグラス・ミラー うーん。。。ちょっとだけ楽しみだったんだけど、思った以上に普通だった。月面着陸しても余り感動しなかった。全体的にワクワク感がなく、ただの資料映像を見てるだけのような。映像がクリアになって、綺麗になったのはいい…

ある人質 生還までの398日

監督:ニールス・アルデン・オプレヴ、アナス・W・ベアテルセン イスラム過激派は何がしたいのか。自分たちを貶めるだけ。そしてその宗教をも貶める。まあ何言っても無駄なんだろうけど。しかしやはり行ってはいけないんだよ。行くには覚悟が必要。どこかで…

ジョゼと虎と魚たち

監督:タムラコータロー アニメ版。実写版は昔観たけど、結構忘れてる。でもこんな話だったっけ。障害者と健常者が理解しあうまで。結局は愛の力ということか。同じ立場になることによって、はじめて本当の苦労が理解できる。実写をアニメ化するってのは余り…

ミセス・ノイズィ

監督:天野千尋 拙い部分を感じるとこもあったが、いろいろと計算された脚本で総じて楽しめた。いろんな問題を提起していて、隣人トラブルやインターネット、子育てなど考えさせるものになっている。人間自分の見たいようにしか見ない。どの位置で見るかによ…

映画 モンスターハンター

監督:ポール・W・S・アンダーソン 全然期待してなかったけど、そんなに悪くなかった。ミラ・ジョヴォヴィッチとトニー・ジャーの組み合わせが意外と上手くいっている。山崎紘菜が全く出番なくて、ちょっとがっかり。さあこれからと思ったら、モンスターハ…

最後のサムライ/ザ・チャレンジ

監督:ジョン・フランケンハイマー ヘンテコジャパン。まあハリウッドはちょくちょく、こういう日本映画撮るよね。これも80年代に撮ったその一例。そして絶対出てくるのは当然三船。世界の三船出てるし、フランケンハイマーだし、スコット・グレン好きなの…

劇場版 ごん GON, THE LITTLE FOX

監督:八代健志 「ごんぎつね」のアニメ映画は観たことあるが、これはストップモーション・アニメ化したもの。その温かみのある人形や丁寧な仕事ぶりは、観ていてほのぼのしんみりした。優しさに溢れた作風で、上質な人形劇であった。分かっちゃいたが、ラス…

ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者

監督:クリス・ペッコーヴァー 安いホラーかなあぐらいに思っていたら、意外な急展開を見せる。とんでもない悪ガキ映画であった。かなり度を越えた悪事にドン引き。クリスマス映画に新たな一本が誕生。ちょいおまけ。

くれなずめ

監督:松居大悟 最近この手の邦画多いね。別に嫌いじゃないけどさあ。キャストはいい。ただ思ったほど刺さらなかった。余興を見せないで引っ張っての最後にウルフルズは悪くない。まあこれがやりたかったんだろうね。ヒネリを利かせた設定も、いいアイデアだ…

さよなら、私のロンリー

監督:ミランダ・ジュライ 「君とボクの虹色の世界」が好きだから、ミランダ・ジュライには期待しているのだが、「ザ・フューチャー」同様、うーんという感じ。最初はよかった。どことなく「万引き家族」を想起した。ただあのラテン女が出てきてから、つまん…

炎の裁き

監督:エドワード・ズウィック 実話を基にしたある冤罪?事件を映画化。難しい事件だよね。一度死刑へと進みだすと、もう止まらない。死刑制度は賛成派だが、100%確定じゃない場合はやるべきではない。しかしジャック・オコンネルはいまいちブレイクしき…

無頼

監督:井筒和幸 あるやくざの昭和年代記。井筒監督らしいのかなあ。「仁義なき戦い」みたいなことをやりたかったのかなあ。まあ出来は微妙ではあったが。主役のEXILEは迫力不足では。とてもボスには見えない。なんだかんだで柳ゆり菜が一番印象に残ったかも…

秘密と嘘

監督:マイク・リー ようやく観れた。確かに傑作であった。どんな秘密があり、どんな嘘が隠されているのか。主演のふたりがまさかそういう関係とは、想像すらしてなかった。ブレンダ・ブレシンの演技が素晴らしい。ちょっとおバカっぽさがあるが、滅茶苦茶リ…

ブレイブ -群青戦記-

監督:本広克行 劣化版「戦国自衛隊」みたいなもんか。アクション映画としても、タイムトラベル物としても微妙であった。三浦春馬が出てるぐらいしか価値がない。まあでも山崎紘菜は好き。

食われる家族

監督:ソン・ウォンピョン 他人が家族を乗っ取るという「パラサイト」にやや便乗したか。まあ設定自体は悪くないけど、結局カルト宗教になるのは韓国らしい。あの国変なカルト多いからなあ。終盤もうちょっと違った展開ならよかったんだけど。。。

劇場版 「Fate/stay night [Heaven's Feel]」III.spring song

監督:須藤友徳 三部作の最終章。前2作は楽しめたんだけど、これは。。。前作から間が開きすぎて、イマイチ忘れている。桜こんなキャラだったっけ。なんか全然面白くなかったんだけど、どこか広げた風呂敷を畳み切れなかったという印象。

魔女がいっぱい

監督:ロバート・ゼメキス ロアルド・ダール原作。「チャーリーとチョコレート工場」の原作者なので、同じ匂いがする。しかしゼメキスはいつまでも童心だね。ゼメキスは好きだけど、これはそんなにハマらなかったなあ。。。

MOTHER マザー

監督:大森立嗣 悪くはないけど、なんか想定内な内容だった。この手の鬼母映画ではありがちな展開ゆえ、つまらなくはないが、どっかで見たようなものばかりのものでしかなかった。一応長澤まさみの演技がウリのようだけど、まあ彼女ならこれぐらいできるし、…

音楽

監督:岩井澤健治 原作は伝説的カルト漫画らしい。この下手っぴ具合がいい。こういうアニメがあってもいい。なんかやさしい?不良みたいな感じがいい。音楽っていうほどそこまで情熱があるわけでもなく、不良が音楽始めましたってだけのダラダラ感がちょっと…

1917 命をかけた伝令

監督:サム・メンデス ワンカット風。だが逆にその制約がダイナミックさを殺してしまっている気がした。緊張感や、それほどワンカットに感じさせない撮り方とか、撮影技術は物凄い。でも演じる役者は大変そうだなあ。ワンカットがやりたかっただけで、内容は…

ザ・バニシング-消失-

監督:ジョルジュ・シュルイツァー ようやく観れた。キーファーとJ・ブリッジスのハリウッドリメイク版の「失踪」は観たことあるけど、ほとんど内容忘れた。ただ話が違うように思えたけど。結構時系列をいじっているのね。3年時間を経過させ、犯人と対峙す…

砕け散るところを見せてあげる

監督:SABU なんか話がコロコロ変わり、それはそれで面白かった。ただもうひとつ何かインパクトが欲しかった。でもSABUは明らかに昔より今の方がよい。最近の映画はいい仕事してる。そして無駄に脇役たちが豪華だし。中川大志と石井杏奈もよかった。まあこう…

さよならテレビ

監督:土方宏史 あまりテーマとタイトルが合ってないように思えた。テレビの今を映すということだが、共謀罪だったり、放送事故だったりとどうも「さよなら」って感じではなかった。でもこれはこれで悪くはなかった。それよりもアイドルオタクの渡邊くんのキ…

サラブレッド

監督:コリー・フィンリー アントン・イェルチンの遺作。最近の映画かと思ったら、違うのね。少女ふたりの心理劇みたいな感じだが、うーん。。。特に終盤は駆け足で、なんか唐突な展開で、あまり上手くいってるとは言い難い。しかしやはりアニャ・テイラー=…

エンプティ・マン

監督:デヴィッド・プライアー 途中何度も寝てしまい、結局話がよく分からないままなわけだが、そんなに悪くはなかった気もする。序盤や音楽、気味悪い演出など、割といい部分もある。でもこの内容でこれではちと長い。