2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

甲鉄城のカバネリ 海門決戦

監督:荒木哲郎 まあ悪くないけど、そこまで良くもない。自分の中でカバネリへの鮮度が低下してるので、思ったほど興奮しなかった。正直もうオワコンなのかなと思った。無名とか結構好きなキャラはいたけど、今ではもうあまり興味はない。。。

4×4 殺人四駆

監督:マリアノ・コーン 車上荒らしが押し入った車に閉じ込められる。車から出られないという、閉じ込められる系としては、まあよくあるパターン。最初はその設定に若干興味は沸いたが、さすがにこれで90分は辛い。終盤ようやく出られるが、その後の説教臭…

メタモルフォーゼ/変身

監督:キム・ホンソン エクソシスト物。まあまあ。家族に変身していくのは良かったけど、そもそも娘を殺すぐらいの力があるんだったら、変身とかする必要はないわけで。正直この悪霊は何がしたいのか謎。。。

予期せぬ出来事

監督:アンソニー・アスクィス 空港で足止めを食らった人達の群像劇。うーん、どうも話が盛り上がらない。エリザベス・テイラーやオーソン・ウェルズなど、豪華なキャスト自体はそれなりの魅力はあるのだが、あまり話が面白くないので、活かしているとは言い…

東京トワイライト

監督:中野貴雄 オリジナルビデオ。「二〇二の女」、「弾痕」、「油男」、「最後の一杯」の4つのオムニバス。ショボイ、安いとどれもしょーもない。役者の演技も下手。でも強いて言えば「油男」は下らなくて面白かった。ロバートの秋山みたいな男にひたすら…

ブレイム・ゲーム

監督:フィリップ・ライネマン テロとの戦い。まあ悪くはないけど、取り立てて凄いものでもない。ドイツのテロ映画ってあまり観たことないので、その辺の新鮮さは多少はあったが、ハリウッドのB級映画ぐらいでありそうなレベル。折角メガネ君と分かり合えた…

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー

監督:オル・パーカー 全然期待してなかったからか、まあまあ良かった気はする。少なくとも前作よりは好きかも。ただ結局映画の内容よりも、音楽の力で押し切られた感じ。前半は激しく微妙だったけど、後半はABBAのヒット曲で盛り返してずるい。ストリープに…

隣の影

監督:ハーフシュテイン・グンナル・シーグルズソン うん面白い。険悪夫婦とご近所トラブル。こういうのはどこの国でも起こりうる。些細なことから、大事件へと発展していく。疑心暗鬼は怖いねえ。でもさすがに犬のはく製はヤバすぎる。あれはブチギレてもし…

映画 少年たち

監督:本木克英 「ウエスト・サイド・ストーリー」みたいなことをしたかったのかな。なんかダサいけど。でもミュージカルやダンスは意外と悪くはなかった。ジェシーもまあまあスター性は感じた。刑務所の中の頃はそれなりにいい部分もあったが、刑期が終わっ…

カット/オフ

監督:クリスティアン・アルヴァルト まあ平凡なサイコスリラーだったなあ。サスペンスよりも死体を切り刻んだり、そっちのグロ表現に力を入れていた。そもそも見ず知らずの電話の相手からの要求で、あそこまで協力するかねえ。まあそれを言いだすと話が進ま…

きみと、波にのれたら

監督:湯浅政明 良アニメ。真っ当なラブストーリー。映像の切り取り方や演出も見事で、アニメにしかできない表現で魅了。水を活かしたアイデアもたくさんあり、湯浅のセンスが光っていた。「夜明け告げるルーのうた」も海だったし、水へのこだわりというか、…

あにめたまご2020

監督:粟津順、寺本幸代、於地紘仁 恒例あにめたまご。「オメテオトル≠HERO」(スピード)、「レベッカ」(ベガエンタテイメント)、「みちるレスキュー!」(ゆめ太カンパニー)の3本。毎年大体4本なので、1本減った。「オメテオトル」は世界観は悪くな…

神と共に 第二章:因と縁

監督:キム・ヨンファ 2部作の後編。前編よりもつまらなくなった気がする。地獄パートと現世パートに分かれるが、どっちも面白くないから困った。メンバー達の過去が明らかになるわけだが、正直どうでもいい。行ったり来たりでごちゃごちゃしてるし、なんか…

神と共に 第一章:罪と罰

監督:キム・ヨンファ なんか80年代ぐらいの「里見八犬伝」とか「帝都大戦」とか、そういうノリ。だからCGまみれで現代的だが、どうにも古臭さを感じた。そもそもの地獄めぐりが楽しくない。嘘の地獄で、嘘の手紙を送ったとかショボイ。とにかく下らない裁…

聖女/Mad Sister

監督:イム・ギョンテク 単純な復讐物。だけどそれでいい。しかしあのお姉さん、なんでそんなに強いの。いろいろと滅茶苦茶だし、イマイチスッキリしないが、でも次から次へと標的を倒していくのは楽しい。しっかし障害者をレイプするってのは、いかにも鬼畜…

沈没家族 劇場版

監督:加納土 中々面白かった。当時テレビでも取り上げられていた、今で言うシェアハウスのようなことをして育てられた子供が成長して、この映画の監督として当時を振り返り、沈没家族に迫るという趣向。そもそも息子に土なんて名前つける親がエキセントリッ…

ストレンジ・アフェア

監督:ローワン・アタリー まあ軽量級のサスペンスではあるが、悪くない。5年前に死んだ兄の恋人が、兄の子を妊娠したと言いだして・・・。さあそこからどう転がっていくのかがポイント。オカルトにするのかミステリーにするのか、そこそこ興味は引かれた。…

ドッグマン

監督:マッテオ・ガローネ この監督は、「ゴモラ」とかこういうイタリアの犯罪系の映画を撮ってる方が合っている。まるでのび太とジャイアンのような関係性。小さい頃からこんな感じだったんだろうなと思わせる主人公の情けなさ。でもあの友人の威圧感は、誰…

見えない目撃者

監督:森淳一 中国版よりは良かった。面白かったけど、特にすごい部分はなかったかな。吉岡里帆は頑張っていたし、田口トモロヲや大倉孝二の地味めの警察も割とよかった。ただ難を言えば、犯人は最初からすぐ分かった。キャスティングで正直バレバレであった…

ザ・ボート

監督:ウィルストン・アゾパルディ 低予算。出演者一人とボート。でもそれだけで、これだけの映画を作り上げたのは大したもん。ボート版「激突」と呼びたい。姿の見えない敵に怯えるが、そもそも敵なんているのか。まるでボートが生きてるかのようだ。この辺…

赤い犯行 夢の後始末

監督:サトウトシキ 安っぽい割には意外とよかった。90年代の空気や日本映画界の閉塞感がよく出てた。そしてなにより映画人の哀しみがあった。売れない作家のもがきがあった。この映画自体が映画の中の脚本のような、若干メタ的な部分もあり、工夫もあった…

サスペクト-薄氷の狂気-

監督:デヴィッド・レイモンド サイコスリラー。このジャンル久しぶりで、嫌いじゃないけど、どうもすっきりしない。結局双子でしたっていうありがちなオチが微妙。最初はずっとベン・キングズレーが犯人だと思ったよ。。。

幸福なラザロ

監督:アリーチェ・ロルヴァケル イタリアの村で実際にあった話をモチーフに、そこから寓話的な話に持っていく手法が中々面白い試みであった。無垢な青年が誘拐に加担するという、真面目な男が騙されるような話と思いきや、意外な方向に舵を切った。田舎から…

ガール・イン・ザ・ミラー

監督:アサフ・バーンスタイン 鏡の中のもうひとりの自分、入れ替わってうっぷんを晴らす。設定自体はまあまあ。でもどっかで観たことあるようなパターン。主演のインディア・アイズリーはオリヴィア・ハッセーの娘。綺麗だし、ヌードにもなり頑張ってはいる…

デス・アシスタント 殺・人工知能

監督:ラスティ・ニクソン AIアプリが亡き母親にそっくりにカスタマイズされるってアイデア自体はいいと思うのだが、そこからそのネタを上手く扱えてない。いくらなんでもAIの言うこと聞きすぎで、AIに乗っ取られたバカ女のB級サスペンス。凡作。

COLD WAR あの歌、2つの心

監督:パヴェウ・パヴリコフスキ 期待したんだけど、そこまで凄くなかった。モノクロの映像は美しく、まるで昔の映画を観てるようだった。二人の男女の出会いと別れを波乱万丈に描くが、淡白な撮り方をしてるからか、情熱的にならずに淡々としている。最後も…

離婚しない女

監督:神代辰巳 倍賞千恵子と倍賞美津子の姉妹共演ぐらいかなウリは。二人とも、それほど魅力的だったとも言えないし。二人の女の間をショーケンが行ったり来たりするだけのつまらない不倫もの。

ジョナサン-ふたつの顔の男-

監督:ビル・オリヴァー 二重人格の映画って、結構やりつくした感あったけど、これはあまりないアプローチで結構よかった。二重人格同士がビデオレターで報告するってパターン。二人の間でルールを作るが、それが破られると平穏が崩れていく。まあ同じ女を愛…

バーニング 劇場版

監督:イ・チャンドン 話的には大したもんではないし、これだけ時間をかける必要もないのだが、それでも映像的に魅せられるものがあった。特に素晴らしいのは夕暮れの映像。夕暮れ時にビニールハウスを探しまわる時の、たくさんの鳥が飛んでいるシーン。この…

Diner ダイナー

監督:蜷川実花 なんかごちゃごちゃしてるし、胃もたれしそうな色彩だし、この世界観や中島哲也的な美意識は余り好みではないが、こういう作風の監督がいてもいい。ただアクションはあまりよろしくない。役者もオーバー。名前があまり入ってこない。玉城ティ…