2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

都会の牙

監督:ルドルフ・マテデニスクエイドのリメイク版「D.O.A.」は昔観た。あんまり憶えてないけど。。。話は至ってシンプルで、毒を盛られた男が、死を目前に犯人探しに奔走する。ただ相関図がイマイチ分かりづらいので、犯人に行きついてもピンとこないのが…

雨のニューオリンズ

監督:シドニー・ポラックテネシー・ウィリアムズ原作、コッポラ脚本、ポラック×レッドフォードコンビの豪華なコラボ。T・ウィリアムズ的なクラシックな雰囲気が感じられ、昔のアメリカの田舎のムードは好き。ツンデレなナタリー・ウッド、気品あるレッドフ…

時の重なる女

監督:ジュゼッペ・カポトンディ主人公同様、観てるこちらも混乱した。徐々に話の仕掛けは分かってはくるが、やられた感はない。いろいろ練られているのは分かるが、それが上手いと思うまでには至らなかった。まあなんだかんだ言って、最後まで退屈せずには…

ダンシング・チャップリン

監督:周防正行これってドキュメンタリーだったんだ。。。知らなかったので、ちょっと戸惑った。二部構成になっていて、一部はドキュメンタリー、二部は演劇映画のようになっている。外国との仕事となると、言語や考え方の違いで苦労する。まあ外国人の主張…

宇宙人王さんとの遭遇

監督:アントニオ・マネッティ、マルコ・マネッティイタリア人にとって、宇宙人は中国人みたいなもんだという皮肉なのか。まあ設定自体のつかみはOKなのだが、宇宙人との尋問が同じ質問ばかりが繰り返されるだけで、ちっとも面白くなく、除々にトーンダウ…

終の信託

監督:周防正行久しぶりに観終わった後、ズシンとくる映画であった。これは、安楽死や検察の取り調べなどについて、いろいろ考えずにはいられない作品。これは実話なのかな。医学的な詳細については、だれにも解明できないと思う。ただこれを観て思ったのは…

ライトシップ

監督:イエジー・スコリモフスキ灯台船が凶悪犯に乗っ取られるのだが、全く緊張感が生まれていない。自由に動き回れるし、じっとしてれば特に何もしてこない。動くから、やられてしまうのだ。そもそも犯人たちの目的が不明。犯人のリーダー・ロバート・デュ…

スクワッド 荒野に棲む悪夢

監督:ハイメ・オソリオ・マルケス戦争とホラーを組み合わせた試み自体は評価。だが面白くない。緊張感は続き、何かが起こりそうな雰囲気は持続するも、結局大したことは何も起きない。引っ張る割には何も起きないので拍子抜けだ。見えない敵と戦い、疑心暗…

ミラージュ

監督:エルネスト・ディアス=エスピノーサこれは隠れた傑作。「キックアス」や「スーパー!」系のヒーローものだが、チリ製ってのがまた珍しい。心に傷を負った者だからこそ、他人に優しくなれるし、悪を憎む正義感が生まれる。そんな心優しきミラージュマ…

白蛇伝説〜ホワイト・スネーク〜

監督:チン・シウトン冒頭でビビアン・スーが出ていた。元気そうでなりより。。。アクション映画ではあるが、白蛇と人間の恋がテーマ。ジェット・リー主演なので、本格的なアクションが見れると思ったが、ほぼCGまみれのアクションなので、やや肩透かし。…

ミツコ感覚

監督:山内ケンジ監督はソフトバンクの白戸家のCMディレクターだそうだ。なんか胡散臭いなあと思ったが、これが予想外のブラックコメディでびっくり。とぼけた会話や人物設定、シュールさ、気持ち悪さなど、この監督の独特のセンスが光る。役者の演技も凄…

ボーン・レガシー

監督:トニー・ギルロイボーンあんま関係ない。。。まあマット・デイモンからジェレミー・レナーへとキャラが変わっただけで、内容的にはいつものボーン。新薬がテーマとなっており、やや新しさは感じられた。新薬開発者との遭遇からの逃亡劇は、先の見えな…

プリズナー

監督:チャールズ・オリヴァーありがちな話、退屈な展開、ジェレミー・レナー、ミニー・ドライヴァー共に特に共感することもなく、全く魅力が感じられないキャラクター。J・レナーはまだブレイク前だからか、こんな凡作に出ているのか。

オレンジと太陽

監督:ジム・ローチケン・ローチの息子のデビュー作。いきなりこんな問題作に手を付けるとはね。イギリスからオーストラリアに子供達が送られる”児童移民”などということが、1970年まで行われていたとは。さらにその子供達は、虐待されていたという真実…

名探偵ホームズ1 青い紅玉の巻

監督:宮崎駿「風の谷のナウシカ」と同時上映。キャラが全員犬という、結構思い切った設定。まあ普通に面白いし、出来が悪いわけでは全然ないが、24分なので、ボリュームが少なくて評価しづらい。この時間だとミステリーものを期待するのは無理な注文か。…

名探偵ホームズ2 海底の財宝の巻

監督:宮崎駿「風の谷のナウシカ」と同時上映。「青い紅玉」同様評価しづらい。正直、ホームズがそんなに魅力的に見えない。魚雷が当たるシーンの反復が面白い。その時のホームズの台詞もまた笑わせる。

極秘指令 ドッグ×ドッグ

監督:フアド・ミカティタイトルから想像していたイメージと全然違う。。。スパイたちのバトルロワイアル。まあ黒幕が誰かはすぐに分かってしまうが。サスペンスなのかコメディなのか、はっきりしない中途半端なとこが余計グダグダ感が出てしまっている。ザ…

アーサー・クリスマスの大冒険

監督:サラ・スミス最新テクノロジーで子供達にプレゼントを配るテンポある前半は面白い。中盤ややダレるも、最後はホロリといい話、、、のはずだが、どうしても納得がいかない。これなら最初から船を飛ばせばいいではないか。最初から飛ばしていたら余裕で…

サディスト

監督:ジェームズ・ランディス「ナチュラル・ボーン・キラーズ」の原形のような作品。限定されすぎた空間ゆえに、広がりが小さいので、やや間延びしている。90分でも長く感じた。まあでも、この時代のスリラーとしては善戦はしている。サイコ野郎アーチ・…

シャーク・ナイト

監督:デヴィッド・R・エリスD・R・エリスなので多少期待したが、まあらしさは出ていたが、平凡な出来といっていいだろう。未だに「ジョーズ」を超えるサメパニック映画は出てこないなあ。まあ真の敵はサメではなく、人間なんだけどね。

太陽の王子 ホルスの大冒険

監督:高畑勲スタッフ(原画・場面設定)に宮崎駿の名も。まさに高畑勲と宮崎駿の原点というべきアニメ。運命を背負った主人公、謎めいた少女など、以後の宮崎映画に共通するような内容だった。ぬるぬるとなめらかに動くキャラクターたち。特にホルスと大魚…

ザ・フォッグ

監督:ルパート・ウェインライトジョン・カーペンターの同名ホラーをリメイク。どうせカーペンター以上のものなんて出来っこないんだから、リメイクする必要があったのだろうか。案の定、たいしたことない凡作だった。

ビンゴ

監督:福田陽平原作は山田悠介。ビンゴで死刑が決まるという、まあそれだけの映画だが、その番号を決めるのは、別室で見ている死刑囚の家族や友人というとこがミソ。唐突感はあるが、その奇抜な設定はまあまあ楽しめるものではあった。一応、どんでん返し的…

海底3万マイル

監督:田宮武原作、石森章太郎。地底国と海底国の戦いを描く冒険ファンタジー。まあ至って普通の冒険アニメ。キャラクターたちがかわいい。この手の冒険ものの主人公の声はやっぱり野沢雅子。物凄い安定ぶりだ。

二つの祖国で 日系陸軍情報部

監督:すずきじゅんいち日系アメリカ人たちから見た太平洋戦争を振り返るドキュメンタリー。こういう人達がいたんだという、知られざる歴史の一面が垣間見れた。同じ民族同士戦わなければならない不幸な時代と境遇。アメリカからは日本人、日本ではアメリカ…

死刑ドットネット

監督:坂牧良太安っぽい作りではあるが、アイデアはまあまあ悪くない。もう少し予算をかけて、しっかりした俳優を使えば、そこそこのものにはなったかも。まあ暇つぶし程度にはなった。ラストのオチは不覚にも見抜けなかった。。。

テレフォン

監督:ドン・シーゲルさすがドン・シーゲルと言いたい傑作サスペンス。人間時限爆弾というべき、電話で催眠をかけるという結構斬新なスパイ映画。P・ハイアムズが脚本かあ、うん、らしさが発揮されてる。そして終盤の酒場のシークエンスは本当に素晴らしい…

ツレがうつになりまして。

監督:佐々部清佐々部清×堺雅人の「日輪の遺産」コンビということで、アレ結構良かったので、観ることにした。そもそもウツの映画なんて余り観る気がしなかったが、ウツに対する理解は少しは深まることができ、観る意義はあったと思う。精神的な病なのに、薬…

ローマ法王の休日

監督:ナンニ・モレッティコメディならもっとユーモアやいい意味でふざけた笑いがほしいとこだが、イタリアの真面目さが出過ぎて、ドラマとしても中途半端。こういうのは、ハリウッドが撮った方が、もっと笑えるコメディには仕上がると思う。ラストも、あの…

ヘルレイザー:レベレーション

監督:ヴィクター・ガルシア「ヘルレイザー」のリブート。三流ホラー。何がしたいのかさっぱり。元々好きなシリーズでないし、意味不明で超つまらん。