テレフォン

監督:ドン・シーゲル

さすがドン・シーゲルと言いたい傑作サスペンス。人間時限爆弾というべき、電話で催眠をかけるという結構斬新なスパイ映画。P・ハイアムズが脚本かあ、うん、らしさが発揮されてる。そして終盤の酒場のシークエンスは本当に素晴らしい。D・シーゲルのサスペンス演出が冴えわたっていた。チャールズ・ブロンソンはやっぱり渋いねえ。最高ではないか。普段ならブロンソン中心で、女優は余り目立たないんだけど、リー・レミックも良かった。