2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

マルチバース

監督:ガウラヴ・セス カナダ映画。カナダってこの手のB級でしょーもない映画山のようにあるから、これも余り期待してなかったんだけど、そんなに悪くなかった。マルチバースで別の世界からもうひとりの自分がやってきて、同じ世界に二人は生きられないので…

ワーニング 地球最期の日

監督:アガタ・アレクサンダー 上手いのか下手なのか。才能を感じさせるものがあるようなないような。いろんな人のエピソードの羅列がとっ散らかっていて、正直上手いとはいえない。エピソードも近未来的なものだったり、宇宙に放り出される宇宙飛行士だった…

キャンディマン

監督:ニア・ダコスタ 微妙なリメイク。ジョーダン・ピール脚本が悪い方に出た。もっとシンプルなホラーでいいのに。妙に真面目というかなんというか。「ゲットアウト」に近いものがあり、それが面白くない。影絵とかいいけど、ピール色が出すぎて、監督自身…

クレイジー・キラー/悪魔の焼却炉

監督:マリオ・バーヴァ これも「モデル連続殺人!」同様、連続殺人鬼の話。つまんなくないけど、これもやっぱり古臭いかな。殺人鬼と警察の攻防ってほどの対決があるわけでもないし、後半は妻の亡霊に悩まされる展開も、何だかはっきりしないしで、そこまで…

PIG/ピッグ

監督:マイケル・サルノスキ 誘拐された豚探しの旅。さすがニコラス・ケイジである。いつもよりテンション抑え目で、なんだか味のある演技であった。作風もどこかしみじみしていて、妙な話なのだが、哀愁を感じさせた。相棒のアレックス・ウルフも今後注目さ…

モデル連続殺人!

監督:マリオ・バーヴァ さすがに今観ると古臭いかな。連続殺人というぐらいなので、その通りなのだが、結構殺される。誰が犯人なのかという興味はあったけど、イマイチ人が多いのと、登場人物の顔が憶え辛くて困った。決して悪くはないんだけど、映像も話も…

シラノ

監督:ジョー・ライト 「シラノ・ド・ベルジュラック」の大鼻を小人に変換した舞台劇を映画化。これミュージカルだったんだ。ピーター・ディンクレイジありきの作品。この舞台と脚本のエリカ・シュミットはディンクレイジの奥さんなので、なるほどね。妻の夫…

ホリック xxxHOLiC

監督:蜷川実花 つまんねえ。途中で寝てしまった。ヴィジュアルはいつもの蜷川実花なんだけど、それでもいつもより冴えない印象。見た目も内容もちっとも面白くない。昔ドラマ化されたけど、柴咲コウよりもドラマ版の杏の方がよかった気がする。他キャストも…

パラレル 多次元世界

監督:イサーク・エスバン まあまあB級だけど、悪くなかった。アイデアがいい。パラレルワールドの世界で人を入れ替えるというのが新しい。この世界では死んでいるけど、別の世界では生きているので会いに行くとか、中々発想は面白いと思った。結構詰め込み…

Prelude~プレリュード~

監督:土屋太鳳 アクターズ・ショート・フィルム3。土屋自身が脚本もやっていて、自身も昔クラシックバレエをやってたから、その辺の自身の思いが込められていた。だが祖父の戦争の話とか正直なにがいいたのかさっぱりではあった。結構いろんなもんを詰め込…

BLUE GIANT

監督:立川譲 素晴らしい。引き込まれた。ジャズの力というかこれが音楽の力。原作は知らないが、これだけジャズに向き合い、制作スタッフの本気が注ぎ込まれていた。演奏シーンの迫力が凄まじい。あらゆる表現方法で音と視覚でトリップさせる。CGに多少の違…

ザ・ハッスル

監督:クリス・アディソン 「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」のリメイク。オリジナルは大好きな映画。結論から言うと、オリジナルには遠く及ばない。哀しいかな全然笑えない。男から女に変更も笑いを難しくしている。アン・ハサウェイもレベル・ウィ…

林檎とポラロイド

監督:クリストス・ニク 記憶喪失になる謎の伝染病が蔓延する世界という設定がいい。ただその設定をそれほど前に出さず、終始記憶喪失の男の生活を淡々と映しているだけ。ほんとなんてことないんだけど、どこかカウリスマキ映画のような雰囲気で、静かにこの…

ブラック・フォン

監督:スコット・デリクソン ちょっと期待しすぎたかな。そこまで面白くはなかった。ジョー・ヒル(スティーヴン・キングの息子)の短編ということで、確かに短編を無理に長編化してる感じではあった。過去の犠牲者たちと電話で繋がるのも思ったほど面白味が…

キングダム2 遥かなる大地へ

監督:佐藤信介 まあこんなもんかな。アクションは前作よりややスケールダウンしてるような気がするが、まあそれは別にいい。どこまでやるのか知らないが、前作と次の作品の繋ぎみたいなもんだから、中々評価は難しいところ。主要キャストがそれほど活躍も見…

天使が隣で眠る夜

監督:ジャック・オーディアール オーディアール監督のデビュー作。まあなんてことない気もするが、2つの物語が交錯するこの構成はよかった。ノワールとしてもそこそこの味わいはある。ジャン=ルイ・トランティニャンとマチュー・カソヴィッツの新旧スター…

ベルイマン島にて

監督:ミア・ハンセン=ラヴ イングマール・ベルイマンのファンなら楽しめるのかな。なんだかちんたらしていて、あまり楽しめなかった。ベルイマンのファンでもないし。劇中劇も構造的には面白いけど、劇自体は普通。ティム・ロスとミア・ワシコウスカのおか…

C.R.A.Z.Y.

監督:ジャン=マルク・ヴァレ この映画ずっと主人公が頭の異常な犯罪者かなんかの映画だと思っていたら全然違った。家族映画だった。これはヴァレ監督の自伝なのかなあ。なんとなくそんな気がした。分からんけど。男らしさに対しての父親との隔たりはあった…

PLAN 75

監督:早川千絵 短編よりはマシと思うのだが、なんつーか素人臭いんだよな作りが。淡々としていて、どうにも深刻な面構え。結局この制度はいいのか悪いのか。そもそものスタンスがよく分からん。個人的には85ぐらいなら議論の余地ありだと思う。反対する人…

少女邂逅

監督:枝優花 なんか似たような映画あったけど、なんだったっけ。悩める少女たち。いじめとかリスカとか少女たちも生きるのに大変である。でも心が通いあう親友ができたのは、何か変わるきっかけになる。まあその親友がとても儚い蚕のような少女だった。無駄…

裏切りの街

監督:三浦大輔 あんま期待してなかったけど、結構面白かった。タイトルどおりみんな裏切者。みんなどこか乾いているというか疲れているというか、退屈な日常にどこか仕方なく生きている。その気だるい感じがよく出ていた。しかし池松壮亮はフリーター役がよ…

皇家戦士

監督:デヴィッド・チャン ミシェル・ヨーおめでとう。てことで初期のアクション作。いやあ初々しい。意外と可愛いかったといったら失礼か。そして共演は我らが真田広之。大昔に共演していて、二人とも立派になりました。真田の日本語が吹き替えなのが謎。ま…

1999年の夏休み

監督:金子修介 原作は萩尾望都の「トーマの心臓」。名前は何となく聞いたことあったが、内容とか全く知らない。でもなんつーか世界観はなんとなく分かった。全寮制の学校に通う4人の少年だけの夏休み。少年だけど演じるのは女性ってのがミソ。中性的な少年…

セイント・モード/狂信

監督:ローズ・グラス なにがなんだか。全然面白くない。主人公が呪われるんだか取り憑かれるんだかで、どんどんおかしくなっていく。しまいには宙に浮きだすし。独りよがりのつまらんホラー。

truth ~姦しき弔いの果て~

監督:堤幸彦 71分の中編。女3人の会話劇。亡き男の部屋に集まった愛人3人が、誰が本命だったのか、罵りあいのバトルが始まる。元は舞台劇かなんかなのかな?。しかし佐藤二朗で取り合うなよ。会話も結構どぎつい。潮吹いたとか何自慢だよ。とまあ女の醜…

355

監督:サイモン・キンバーグ あれ?思ったよりいいじゃん。いろんな国籍と人種と女性という今時感を入れて、そういうの少々うざいが、意外とアクションがちゃんとしてたのもあって普通に楽しめた。キャラがしっかり立っていたし、そこそこ皆に見せ場もあり、…

リスペクト

監督:リーズル・トミー ジェニファー・ハドソンってこんな顔だったっけ。「ドリームガールズ」の時で止まってるから随分と痩せたなあ。まあそれはさておき、アレサ・フランクリンの伝記映画である。うーん普通。正直エピソードがアーティストにありがちなも…

ぐれん隊純情派

監督:増村保造 愚連隊連中が素人劇団を作り役者を目指す。まあそれだけじゃあまり面白くないなあと思ったら、主人公が騙され彼女と別れさせられた話を舞台劇として再現して汚名を晴らすというのが面白い。その発想あまりない話でストーリーが意外と秀逸。そ…

TOVE/トーベ

監督:ザイダ・バリルート “ムーミン”の生みの親トーベ・ヤンソンの伝記。彼女のことは全く知らないが、それでも主演のアルマ・ポウスティがなんかイメージ通りのような気がした。レズビアンとか彼女のこともいいが、もう少しムーミンについてのエピソードが…

女神の継承

監督:バンジョン・ピサンタナクーン ちょっと期待したんだけど、結局やってることは「エクソシスト」とか「パラノーマル・アクティビティ」と変わらない。まあタイが舞台ってとこは新味はあったけど。最後はみんな呪われて、グダグダになって終了。。。