2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

イット・カムズ・アット・ナイト

監督:トレイ・エドワード・シュルツ 正直雰囲気だけの映画。終末的な世界観なのかな。ただその辺の詳しいことはよく分からない。そして結局なにと戦っているのかも分からない。なにかが来てるらしいが分からない。その分からない怖さを出したかったのかなあ…

パパはわるものチャンピオン

監督:藤村享平 絵本の映画化だそうだ。悪役レスラーの父と息子の物語。妙に脇役たちが豪華。オカダ・カズチカとか実際の人気レスラーも多数出演して盛り上げる。まあ悪い作品ではないけど、ちょっと展開とか定番すぎて普通かなあ。。。

判事オリヴァー・ストレート~全米に裁かれた男~

監督:ウィルソン・コニービアー 公開裁判をネット中継。なんかタイトルから真面目な裁判映画を想像したけど全然違った。ネット裁判して視聴者が判決を下すというのは、まあそれほどめずらしいネタではない。全体的にB級でやや安っぽい。。。

ベルリン、アイラブユー

監督:ダイアナ・アグロン、ピーター・チェルソム、クラウス・クラウセン、フェルナンド・エインビッケ、ジャスティン・フランクリン、デニス・ガンゼル、ダニー・レヴィ、ステファニー・マーティン、ジョセフ・ラスナック、ティル・シュヴァイガー、マッシ…

TAG タグ

監督:ジェフ・トムシック おとなの鬼ごっこ。その発想は悪くない。ただそこからすごい面白いにまではいけてない。おとなが真剣にバカをやる、それはそれで素晴らしいが。最後は実際の映像があり、これは実話を基にしてるようだ。

カジノ・ハウス

監督:アンドリュー・ジェイ・コーエン まあ特にどおってことのないウィル・フェレル映画。ウィル・フェレル自体あまり好きじゃないし、彼の映画は久しぶりに観た気がする。子供の大学費用のために家をカジノにして儲けようっていうドタバタコメディ。ウィル…

ディザスター・アーティスト

監督:ジェームズ・フランコ 2003年のカルト映画「ザ・ルーム」、この映画の存在すら知らなかった。これはその制作過程と監督のトミー・ウィソーの物語。いやあこんな監督いたんだね。まさにエキセントリック。現代のエドウッドといったとこか。何度もNGを出…

ファーザー・フィギュア

監督:ローレンス・シャー これぞアメリカンコメディ。バカバカしくも、しっかりしみじみさせてくれる。父親探しの旅は二転三転させて最後は綺麗にハッピーエンド。エド・ヘルムズとオーウェン・ウィルソンのコンビもよかった。そして大物たちのサポート演技…

シンクロニシティ

監督:ジェイコブ・ジェントリー タイムトラベル物。序盤は退屈で眠くなったが、そこを我慢すればタイムトラベル物の面白さである別視点での繰り返しがあるので、そこそこは楽しめる。ただそれにはつまらない序盤をちゃんと観てなきゃいけないし、そもそもそ…

ミッシング・レポート

監督:サイモン・カイザー あんまり期待してなかったけど、思いの外観れてしまった。とても地味なサスペンスだけど、なぜか退屈せずにこの空気に乗れてしまった。容疑者と刑事の攻防戦は最後まで引っ張るのにまあまあ成功してる。まあ真相はどっちにも舵を切…

ゲーム・ナイト

監督:ジョン・フランシス・デイリー そんなに悪くはないけど、このゲーム自体が面白くない。クイズや芸能の小ネタは面白かったけど。要は本筋はイマイチだけど、脇道は面白かった。ご贔屓ジェシー・プレモンスも出てるし。ああそれとファイトクラブ好きなら…

デス・ウィッシュ

監督:イーライ・ロス 「狼よさらば」のリメイク。結論から言うとオリジナルの方がいい。怒りの熱量が足りないのとブルース・ウィリスだと演技が冷静すぎる。まあ暇つぶし程度にはなるけど。二人目の殺しの車で潰すとこなんて、あそこだけはイーライ・ロスら…

愛しのアイリーン

監督:吉田恵輔 うーんあまりハマらなかった。結局何が言いたいのか。正直フィリピン女優がそこまで魅力的でないので、この二人の愛にイマイチ興味を持てなかった。むしろ眼鏡っ娘の方が個人的には好き。木野花は結構見せ場があったね。ちょっと長い。。。

クリティカル・ブロンド

監督:マーク・ポーリッシュ なんかスタイリッシュさを出そうとしてるようだが、ごちゃごちゃしてるだけでカッコ悪い。ただバラバラな映像を意味ありげに見せても、独りよがりすぎて観てて疲れるだけ。オチもどや感があるが、ちっとも凄くない。だめだこりゃ…

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

監督:デヴィッド・イェーツ シリーズの第2弾。うーん終始この世界観に入り込めなかった。話もよく分からんし、前作も忘れてるしどうも面白くない。このシリーズ人気あるの?。ハリーポッターの遺産でやれてるだけに見える。名前も覚え辛いし、キャラに魅力…

夜の訪問者

監督:テレンス・ヤング やっぱブロンソンはいいね。原作はリチャード・マシスンなんだ。シンプルな構成で実に面白い。アクションはシンプルに限る。そしてフランスのロケ地もいい。テンポよく敵を倒していくのが気持ちいい。後半の無駄に迫力あるカーチェス…

世界一キライなあなたに

監督:テア・シャーロック 車椅子の青年と介護師として雇われたヒロインのラブストーリー。まあありがちな話かと思ったら、結構考えさせるものがあった。尊厳死がひとつのテーマになっていて、結末は賛否両論あるだろう。でもその選択は分からなくもない。実…

あばよダチ公

監督:沢田幸弘 嗚呼70年代。この滅茶苦茶さが素晴らしい。大した映画じゃないのかもしれない。しかしこの4人のチンピラたちのセックスと暴力がまさに70年代で、こんな大っぴらにやれてた時代の空気感はよく出ていた。松田優作の初主演作だが、やっぱり…

ヘル・フロント ~地獄の最前線~

監督:ソウル・ディブ 悪くはない。ただ地味。舞台劇と知って納得。塹壕が中心の話なので、正直画として面白味がなく、ちょっと飽きる。戦争の過酷さ残酷さ、将来身内になるかもしれない友人を来させてしまった後悔など様々な思いが詰まっていて、それなりな…

いとはん物語

監督:伊藤大輔 いとはんとは関西地方でお嬢さんの意味。京マチ子がブスメイクで頑張る。ブスが振られるのはある種当たり前。しかしこれは映画である。主役のブスが男と結ばれてハッピーエンド、そうなると思ったら随分と残酷でびっくり。50年代、この時代…

チワワちゃん

監督:二宮健 日本版「スプリング・ブレイカーズ」と呼びたい。これ結構好きかも。パリピたちの生態。こういうリア充たち基本嫌いだが、どこか青春の危うさが潜んでいて、チワワの儚さが哀しくどこか美しい。とにかくひたすら突っ走る彼らは下らなくもあり、…

日日是好日

監督:大森立嗣 もっと期待したんだけど、そこまですごくはなかったかな。お茶を通して人生の喜びを見つけていく話。就職とか結婚とかなんか先を越される不安みたいなものはちょっと共感できる。お茶をフェリーニの「道」に例えるのはいい。毎回繰り返される…

人魚の眠る家

監督:堤幸彦 原作東野圭吾。東野圭吾映画としてはいい部類に入るのかな。我が子が脳死になったらというテーマで、脳死の在り方を考える。でもやはりここに正解はない。奇跡を信じる気持ちも分かるし、死を受け入れる気持ちも分かる。実際当事者にならない限…

春待つ僕ら

監督:平川雄一朗 少女漫画系には甘いけど、これは面白くない。旬な役者たちを揃えてるんだろうが、上辺だけキラキラしてるだけで、中身が薄いのでどうも乗れない。主人公が中途半端なぼっちなので、お話としてもっと振り切れてないと大した共感も得られない…

君がくれた恋のシナリオ

監督:ジャスティン・リアドン クリス・エヴァンスとミシェル・モナハンのロマコメ。うーん地味。未公開なのもやむなし。なんかちょっとマーク・ウェブの映画を狙ったような都会派コメディって感じなのだが、残念ながら上手くいってない。。。

少女

監督:三島有紀子 原作は湊かなえ。まあ彼女らしいイヤミスではあるが、そこまでドロドロ感はない。ポスターのイメージとは随分違ったけど。女子高生、いじめ、援交など定番ネタでどうも新味がない。登場人物たちの繋がりはまあ面白かったけど、内容自体は全…

バスキア、10代最後のとき

監督:サラ・ドライヴァー いやあサラ・ドライヴァー久しぶりにその名前聞いたわ。まあそれは置いといて、アーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアのドキュメンタリー。当時のニューヨークや関係者などの証言からなるごく普通のドキュメンタリーで何だか味…

太陽の塔

監督:関根光才 岡本太郎が1970年の大阪万博で制作した太陽の塔にまつわるドキュメンタリー。多角的に太陽の塔を考察し、かつ岡本太郎や芸術や日本の歴史、資本主義、原発など幅広く見つめ、最終的には日本とは日本人とはに迫る。なんか太陽の塔から随分と飛…

ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―

監督:米林宏昌、百瀬義行、山下明彦 「カニーニとカニーノ」「サムライエッグ」「透明人間」の3本の短編アニメ。制作はスタジオポノック。思ったよりは良かった。ただ3つで1時間弱なので物足りない。この中では一番有名な米林だが、出来は一番普通だった…

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛

監督:ジャスティン・チャドウィック チューリップバブルに沸いたオランダ。美しいものは人を狂わしそして儚い。まあチューリップは時代の背景部分であり、実際は宮廷物のような騙し合いの不倫劇。話自体はそこそこ面白いんだけど、正直キャストの魅力が弱い…