2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2018

恒例2018年間ベスト10。今年は+1なし。今年は突出した作品が無かった。星4つがひとつもなく、順位もほとんど横一線なので、ある意味順位はその時の気分で決めた感が強い。今年観れなくて残念だったのは「クワイエットプレイス」「ブラックパンサー…

実録三億円事件 時効成立

監督:石井輝男悪くはない。あの三億円事件を基に犯人を創作したもの。なので実録って言われると勘違いしそう。でも実際公表されてないだけで、裏では警察はこんな動きをしてたのではないかと思わせるような警察と犯人の攻防があり、それなりには楽しめた。…

監督:大森立嗣少年時代のある出来事が大人になっても生活を脅かす。逃れられない罪や運命、そして津波があり、災害にあった人間のその後みたいなものを暗示させる。もっと短くまとめれば良かったのに、グダグダ長くてそれが結局足を引っ張った。時折妙な音…

ザ・リング/リバース

監督:F・ハビエル・グティエレス平凡なリブート。少しも恐くない。特に終盤は何もない。見せ場はテレビから出てくるとこだけでは能がない。素材を活かせず終了。。。

ダウンサイズ

監督:アレクサンダー・ペインつまらない。そのくせちょっと長い。特に終盤のダラダラさは、一体アレクサンダー・ペインどうしちゃったのというレベル。人間が小さくなるという誰でも一度はネタとして思いつきそうなものだが、それを特に高いレベルに昇華さ…

二十六夜待ち

監督:越川道夫悪くはない。純文学的な映画で、しっとりした大人のムードはある。ただちょっと長いし、その割には何もない。どこか孤独な男女の関係をじっくりと描くだけで、正体探したり余計なことはしない。そこがいいような物足りないような。あとベッド…

ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜

監督:滝田洋二郎伝説のレシピを探す旅。でもそれが自分に関係あるってやつ。うーんあまりに嘘臭く、設定に無理がある。話が作為的すぎて、都合良すぎて全然感動できない。役者たちもあまりいいとは言えない。

去年の冬、きみと別れ

監督:瀧本智行そこまで騙される感はなかった。結局は復讐劇。そこから後半の展開は予想通りなので、いまひとつ盛り上がりはない。ただテンポよく、それなりに見せる構成になっているので、まあそこそこは楽しめたのかな。ちゃらい印象しかない岩田剛典だが…

泥棒役者

監督:西田征史監督は「TIGER & BUNNY」の人か。主役が関ジャニって時点でなんか期待できなかったんだけど、思いの外笑えた。最初あまりいいと思えなかった丸山隆平だけど、除々に中々いいじゃんと思えた。舞台劇っぽいと思ったら西田自身の舞台劇ということ…

ムーミン谷とウィンターワンダーランド

監督:ヤクプ・ヴロンスキ、イーラ・カーペラン全く悪い作品ではないのだが、ちょっと眠くなった。ほのぼのした平和な作品。そこが素晴らしいのは分かるが、平和すぎてそこが若干物足りなさも。でもムーミンはこれでいいのです。

ダンシング・ベートーヴェン

監督:アランチャ・アギーレ悪くはない。がそこまで良くもない。「第九」の舞台を追っただけで、ドキュメンタリーとしてはやや平凡。ただ東京バレエ団が参加してるので、そこは大きな見所ではある。東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団の共演とか…

SING/シング

監督:ガース・ジェニングスもちろん悪い映画ではない。でも予定調和というか余りにも普通すぎて驚きが少なすぎる。カラオケ大会みたいな感じで、話よりも歌を楽しむほうが正解なのかも。兎にも角にもパンチがない。

プライド 運命の瞬間

監督:伊藤俊也映画としては面白くない。ただ東京裁判の雰囲気はこんな感じだったのかというものは感じられた。こういう映画は観る年齢、時代によって大きく変わる。昔だったら東絛は悪という固定観念があったが、今はそんなものはない。彼は間違いもあった…

365日のシンプルライフ

監督:ペトリ・ルーッカイネン物と自分を見つめたドキュメンタリー風な映画。自分の部屋にあったモノを全部を倉庫に運び、倉庫から持ち出せるのは1日に1個、しかも一切何も買わないというルール作り1年間生活。話だけ聞くと面白そうな試みだが、映像とし…

エターナル

監督:イ・ジュヨンのどかな雰囲気だが、ある意味ストーカー。かと思ったら、終盤驚きが用意されてはいるが、よくあるパターンなので特に驚かず。これやるならストーカー映画にした方が良かったのでは。。。

コレクター 暴かれたナチスの真実

監督:ティム・オリーフークうん見応えあった。実話の映画化。ある富豪の虐殺疑惑。それを追求する新聞記者の戦い。過去と現在を行き来し、ナチスの真実をあぶり出す。そこまで派手さはないが、結構引き込まれるものがあった。終盤の裁判シーンはもっと盛り…

シンクロナイズドモンスター

監督:ナチョ・ビガロンドアン・ハサウェイが怪獣とシンクロするってのは面白い発想だが、そこからもうひとつ膨らまない。いろいろと説明不足だが、まあそこはどうでもいい。幼なじみがなぜ突然キャラが変わったのかがむしろ謎。結局大人が子供のようなけん…

コールド・スキン

監督:ザヴィエ・ジャンやってることはゾンビと同じ。海から来たゾンビみたいな物で、孤島の灯台で応戦するだけ。あれが何かほとんど説明もなく、ある意味ちょっと「シェイプ・オブ・ウォーター」に近いものを感じる。非公式な姉妹編みたいな。。。

マーシャル 法廷を変えた男

監督:レジナルド・ハドリン差別がテーマだが、きちんと法廷劇としても成り立っているので、退屈に陥りやすい伝記ものでも楽しめた。むしろ伝記ものっぽい作りにしなかったのが成功した要因だろう。チャドウィック・ボーズマンの相棒としてもっと売れっ子俳…

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命

監督:ニキ・カーロてっきり動物園中心の話と思いきや、ナチスの話だったか。正直それほど救った感はない。こういうのはハリウッドでなく、ポーランドが作らないとって思う。ナチスといえばダニエル・ブリュールってぐらいハリウッドでドイツ人役で重宝され…

ジグソウ:ソウ・レガシー

監督:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグこのシリーズ、最初の方のやつしか観てない。正直ファンではないが、心機一転のリブート作ということなので観てみた。まあ予想通りよくある殺人ゲームもので、もはやこの手の物は今では山のようにある…

パージ:大統領令

監督:ジェームズ・デモナコシリーズ第3弾。悪くない。まあこれはこれで普通に面白いんだけど、前作とあまり変わらない。いや別に変える必要はなく、このB級感覚を貫くのはそれはそれで全然アリなのだが、ここはちょっと今後もシリーズ化続くと思うので、や…

今夜、ロマンス劇場で

監督:武内英樹日本版「カイロの紫のバラ」。今時古臭い。はっきり言って特にどおってことない内容だが、こういう映画を作ることは悪くない。昭和ノスタルジーはまあまあ感じられた。白黒を化粧でカラーにするとか大変そう。あれ誰だっけと思ったら加藤剛か…

ビヨンド・ザ・スピード

監督:ミヒャエル・R・ロスカムアクション映画かと思ったら全然違った。愛した男は犯罪者だったってやつ。まあよくあるパターンであるが、その後、女がガンになるっていうもうよく分からん展開。結局何がしたかったのか意味不明な映画。アデル・エグザルコ…

愛を綴る女

監督:ニコール・ガルシアまあ悪くはない。しっとりした不倫もの。マリオン・コティヤールがじめじめしたキャラすぎて面白味がない。ラストちょっとした驚きはあるが、総じて普通。

恋するシェフの最強レシピ

監督:デレク・ホイまあまあ。金城武が出てる映画観るの久しぶりだな。意外に若々しい。ヒロインはちょっと剛力彩芽っぽい。そこが好みの分かれどころ。ラブコメとしては期待してなかった分、そんなに悪くなかった。リン・チーリンの美しさは健在。

あなた、そこにいてくれますか

監督:ホン・ジヨンタイムトラベル物。タイムパラドックスが気になって余り集中できない。終盤さらにごちゃごちゃになり、もうどうでもよくなる。そしてエピローグがぐだぐだ長い。あざとすぎるのが韓国映画。やりすぎなんだよな。。。

ヘレディタリー/継承

監督:アリ・アスターまあまあ。悪くはないが、期待が大き過ぎたか。正直怖さはそれほどなかった。ガンガン音楽が鳴り響き、不気味さはあったが、終わってみると何だコレ感あった。一番怖かったのは娘の顔。

来る

監督:中島哲也原作は読了済み。原作だともっと”ぼぎわん”の話だったような気がしたが。。。見事に中島ワールドになっている。好き嫌いは分かれるが、こういうポップなものが撮れる日本の監督ってのは貴重だよ。怪物よりも人間の悪意に集中させたのは悪くな…

15時17分、パリ行き

監督:クリント・イーストウッドさすがイーストウッドというべきか。この内容でもこのレベルまで高めるのはさすが。内容的に俳優が演じても面白くないから、実際の当事者が自分を演じるというものにしたのか。彼ら以上に上手く演じられる人はいないしね。本…