監督：ポン・ジュノ普通にファンタジーにしておけば良かったのに。。。妙に現実的で問題提起をしてるが、それがあまりこっちに響いてこない。終盤はグダグダしすぎて、もはや映画としての面白味が失われてしまった。少女も可愛げがなく応援したくならない。…

監督：ロブ・バーネット障害物だけど、そこにロードムービーを絡めて爽やかなものに仕上げている。ただ良質ではあるが、エピソード的にはありきたりなので、さほどパンチはない。まあでも誠実な作品なのでちょっとオマケ。。。

監督：瀬下寛之「シドニアの騎士」「亜人」のポリゴン・ピクチュアズ制作で、この絵の感じ余り好きではないんだよな。でもＳＦなので合ってはいるが。中盤まではかなり好きなのだが、終盤の展開やわかりにくい部分などややマイナス。あと気になるのはもう少…

監督：アダム・ウィンガードハリウッド版。酷評ばかりだったのでどうかと思ったが、個人的には全然アリ。まあ確かにツッコミ所は多々ある。挙げればキリが無いが、それを補うぐらい上手く原作を抽出し膨大な長さを１００分に収めている。違和感のあったキャ…

監督：デヴィッド・マッケンジーなんつーか渋い作品。現代の西部劇っぽさがある。ただ思ったよりもシンプルな作品で派手さはない。そこは硬派な魅力はあるのだが、さすがにちょっと地味すぎるかな。クリス・パインがチンピラみたいな奴とケンカするシーンが…

監督：松本人志ようやく観れた。これ松本人志の最高作だと思う。シュールな笑いの連続で前半はかなり楽しんだが、後半グダグダになる。日常の中のＳＭという発想も面白く、基本いつもの一発芸みたいなものだが、まあ上手くいったんじゃない。唾は汚くてちょ…

監督：ピーター・ボグダノヴィッチボグダノヴィッチ健在。結構な歳なのに軽快なコメディを撮りあげた。キャストや音楽、雰囲気にウディ・アレン映画のような風味があった。この多彩なキャストが絡み合う脚本もよく出来ている。キャストは皆よかったが、ジェ…

監督：岸善幸小池真理子原作。改めて尾行というのは映画として極めて面白い行為だと確認できた。人の人生をのぞき見するような、それでいてばれてはいけない危うさといい映画にはもってこいのネタである。門脇麦のスター性のない普通さがいい。売れっ子の菅…

監督：大根仁こういうポップさとエンターテイメントがきちんと撮れる監督は貴重だよ。福山雅治も意外と勝負に出たなというファンはかなり絶句の演技。でも引き立てたのは二階堂ふみのおかげかも。二人のコンビは中々よかった。吉田羊、滝藤賢一などもまあ安…

監督：バルタザール・コルマウクルうーん意外と普通。意外と盛り上がらない。実話だからかなあ。最近観た日本映画「エヴェレスト 神々の山嶺」に比べれば圧倒的に迫力は上だが。あと地味にキャストが豪華。登山は登って終わりではない。下りるのが大変なんだ…

監督：入江悠うーんそんなに悪くはないのだが、イマイチテーマが分からない。主人公神木の存在感が異常に低いからよりテーマを分かりづらい。結局ノクスになりたいのか、なりたくないのか。なることが幸せなのか。そもそも昼間生きられないノクスの方が差別…

監督：ジェームズ・アイザック厳しめ評価だが悪くない。普通に作っても面白くないので、ＳＦに舵を切ったのは英断。ホラーとＳＦの融合は上手くいってると思う。アンドロイドＫＭのキャラもいい。つーかジェイソン強すぎる。賞味期限切れしたシリーズを上手…

監督：イアン・オールズ田舎町の秘密といってもよくわからん。隠すようなものでもないし、正直拍子抜けしてしまった。汚いかっこしてるのはジェームズ・フランコだったのか。主演のドミニク・レインズはイラン系で今後出てきそうな予感。うーん何がしたいの…

監督：フロリアン・ガレンベルガーカルト教団からの脱出。まあ最初は普通レベルぐらいだったけど、終盤からはそれなりに脱走劇として面白く観れた。ただ思ったほど作品にインパクトがないんだよね。全体的に地味だし。小さい頃から知ってるからか、エマ・ワ…

監督：三木孝浩安定の三木孝浩の青春物。なんかクサイけど、こういう青春物ってやっぱいいよな。ブラスバンドってのがまた青春映画と相性がいいんだよね。主人公の何に対しても一途な思いが人を引き付け人を動かす。まあ基本みんないい奴ばかりで、ちょっと…

監督：君塚良一君塚良一って「踊る大捜査線」のイメージがあるから、いまだに信用できないが（「遺体 明日への十日間」は良かったけど）これは上出来のコメディ。とても楽しめた。テレビ出身だからかバラエティへの皮肉であったり、おちょくったりしてるが、…

監督：市川崑ジャワ島を舞台にした戦争映画。といってもドンパチではなく村娘との悲恋が中心。でも終盤は西部劇っぽいものはあるが。悪い作品ではない。しっかりした物で出来は悪くはないのだが、なんつーか地味で印象に残らない感じ。言語は本当に現地の言…

監督：ジェームズ・ヴァンダービルト原作者が主人公の女性だからか、どこか正義の闘いみたいになってるが、結果は偽造なんだよね。どっちを立ち位置に置くかで見方が変わるということ。メディアの問題点は結論ありきで、それに合うストーリーを作ろうとする…

監督：本多猪四郎うん嫌いじゃない。ただ映画としてはさすがにショボイ。キノコ人間というのは面白いが、怖くないし、展開が怪獣の出ない怪獣映画みたいでワンパターンなんだよな。まあでもバカバカしくて憎めない味はある。

監督：アシフ・カパディア２０１１年に２７歳の若さで急逝したシンガー、エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー。見応えあったのはやはり彼女の外見や歌声にパワーがあったからだろう。しかし結局ドラッグに飲み込まれてしまった。一度ハマったら抜け出…

監督：倉内均昭和38年、「文藝春秋」の主催で各界の知識人らが集まり、かの大戦の真実を語る座談会が開かれたそうだ。これはその当時の座談会を再現したドラマ・ドキュメンタリー。中々面白い試みだと思う。役者に演じさせずに、田原総一朗、鳥越俊太郎、富…

監督：ファビアン・ガルシア監督ファビアンが主役のファビアンを演じるカンフーアクション。大体話の構造は想定内ではあったが、若干オチに意外性はあった。ただ余り見せ方が巧くないというか。香港映画好きな人達が作ったんだろうなというのは伝わった。ア…

監督：大林宣彦うーんカルト的な映画かもしれないが、さすがにショボイし安い。あまりのバカバカしさに呆れたが、まあ多少憎めないものがあるのもわかる。「異人たちとの夏」なんかもそうだが、大林監督って元々こういう特撮大好き監督なのかもしれない。子…

監督：ターセム・シンターセム・シンにしては思った以上にエンターテイメント。まあこの手のＳＦは割と好き。ディックの小説にありそうな内容。ただライアン・レイノルズとベン・キングズレーのキャラが余り一致してない気がするのだが。マシュー・グードが…

監督：深田晃司基本「歓待」の改良版みたいなもん。どっちかというと「歓待」の不条理感の方が好きだが、これもなにか嫌なぞわぞわした空気を醸し出していた。突然キレる浅野忠信、車いすで登場する娘、突然現れ告白する浅野の息子など、突発的な不快感みた…

監督：ジョニー・トーえーとなんだこれ（笑）。終盤の病院内のアクションはまるでコメディ。この人達一体何がしたいのか。警察もバカ、女医もバカ、犯人はナルシスト、もう真面目に観てはいけない。ジョニー・トーらしいと言えばそれまでだが、バカバカしい…

監督：ハニ・アブ・アサド紛争の絶えないパレスチナ・ガザ地区。だからこそこういう夢や希望に国民が一喜一憂するのかもしれない。ここではただのオーディション番組以上のものなのだ。ただ正直あまり心に響かなかったけどね。トイレでチケットをもらうエピ…

監督：ポール・Ｗ・Ｓ・アンダーソンようやく終わるか。なんかいまひとつぱっとしなかったシリーズ。ゲームは好きだけどね。有終の美とまではいかなかったが、それなりに綺麗に終われたのかな。これ以上ダラダラ続けてももうコンテンツとしては終わっている…

監督：三隅研次シリーズ第２１作。仲代達矢、森雅之、大原麗子など豪華キャスト。ピーターとかゲテモノも出てるし。まあ豪華キャストを活かせず、平凡な内容だった。唯一の見所は勝新が「イースタン・プロミス」のヴィゴモーテンセンばりの風呂場での殺陣シ…

監督：Ｍ・ナイト・シャマラン話自体は悪くないのに、ＰＯＶにしたことが失敗。これによりＰＯＶ特有の安っぽさが出てしまっている。またいろいろと映像に制限ができてしまって、臨場感は出せても怖さはイマイチ出せずにいる。シャマラン復活は十分伺えるが…