2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

キプールの記憶

監督:アモス・ギタイただひたすら戦火での負傷兵の救助を描いた映画。 大きなドラマは無く、淡々としている。 リアルといえばそれまでだが、映画としてはどうしたものか。

マーサの幸せレシピ

監督:サンドラ・ネットルベックタイトルから想像していた内容と違っていて、料理は重要な要素ではあるが、大きく言えば女性シェフの主人公と母が亡くなった姪とのコミュニケーションを描いている。 話自体はよくある話だが、ドイツ映画なのでハリウッド映画…

招かれざる客

監督:スタンリー・クレイマー保守的だった60年代、白人の娘が黒人の婚約者を連れ両親に紹介するが・・・ 突然訪れた2人に困惑し、相手の両親にも会うことになり更なる事態に、黒人青年、娘両親、相手両親皆が悩みまくる長い1日を描いた作品。 心理劇と…

ポケット一杯の幸福

監督:フランク・キャプラ今じゃめったに見られない古きよき人情劇。 ホームレスの老婆をシンデレラに仕立てるため、ギャングたちが四苦八苦する、まさに人情劇のお手本のような喜劇。 キャストも充実して皆好演。ベティ・デイヴィスの変身ぶりは見物。

エデンより彼方に

監督:トッド・ヘインズダグラク・サーク風な色彩鮮やかな映像やタイトルロールなど、50年代?当時の映画を意識してかなり計算して作っている。 人種差別や同性愛など、偏見があった時代では作れなかったことを当時の作風で再現してみました。って感じ。 …

天使の牙 B.T.A.

監督:西村了前半はそこそこ面白い。 黒谷友香のアクションも様になっていて好演。 が、黒谷が殺され主役が交代してから一気につまらなくなる。 後半は話もSF風になりグダグダ。

蜘蛛巣城

監督:黒澤明時代劇版マクベス。 これはもうラストに尽きる。 ラストの矢のあめあられは、凄まじくそして美しい。 これだけでもこの映画を観る価値あり。 ただ台詞が聞きずらいのが難。

クィーン

監督:スティーヴン・フリアーズ物事は片方から見ただけでは、その本質は分からない。 王室の視点から見た本作は、この事件のもう一方の側面を映し出している。 マスメディアによって殺されたダイアナだが、王室もまたそのマスメディアによって煽られ、踊ら…

ロード・トリップ

監督:トッド・フィリップスアメリカお得意のおバカでエッチな青春コメディー。 バカバカしい映画だが、それなりに楽しいのは、アメリカはこういう映画を作り慣れているからだろう。 観終った後何も残らないが、こういう映画はたまに観たくなるんだよな〜。

帰郷

監督:萩生田宏治話が小さい。映画化する必要があるのか。 内容的にはTVドラマで十分だと思うのだが。。。 思わせぶりな母親が悪いのか、騙される方が悪いのか。。。

ラストコンサート

監督:ルイジ・コッツィ音楽、映像はいかにも70年代といった古臭さがあり、特に映像は安っぽい印象。 キャラクターの設定や話の展開は、もうベタベタです。 モン・サン・ミシェル等ロケ地はすごく美しい。

ディボース・ショウ

監督:コーエン兄弟コーエン兄弟は好きじゃないけど、この映画は結構楽しめた。 プロットが弱いのがこの兄弟の苦手な所だが、今回は以外にもストーリーに意外性があり、やれば出来るじゃんと思ったが、実は他の人間が脚本に参加しているため、いつもとは違っ…

MIND GAME マインド・ゲーム

監督:湯浅政明映像の洪水!このイマジネーションはちょっとすごい。 全編関西弁で不思議な世界へつれて行ってくれる。 結局何が言いたいのかよく分からないが、それでももう一度見たいと思わせる何かがある。 今田耕司の声がこの映画を大きく支えている。

天国の口、終りの楽園。

監督:アルフォンソ・キュアロンさかりのついた男2人と人妻のロードムービー。 ラテンなので人物が情熱的で、セックス描写もてんこ盛り。 おバカな2人と年上の女性という、ありがちな設定だが、そのベタな展開はキモチいいぐらいだ。 バカ騒ぎの後のラスト…

終身犯

監督:ジョン・フランケンハイマー硬派な刑務所映画だと思いきや、囚人と鳥の交流を描いたドラマで驚いた。 主人公の心情を鳥にたとえていると思ったが、実話ということなので深読みか。 中年から晩年までをバート・ランカスターが見事に演じきった。

ロッキー

監督:ジョン・G・アヴィルドセン再見。超久しぶりに見ました。 みんな若い。スタローンもよく喋る(笑)。 古臭いけど70年代の雰囲気がいい。 あのテーマ曲を聴くと熱くなる。 バージェス・メレディスの味のある芝居がまたいい。

私は告白する

監督:アルフレッド・ヒッチコック古典的なサスペンス。今見ても色褪せない。 言いたいけど言えない神父の苦悩と、徐々に疑われていく過程が神父の過去の回想を織り交ぜて、うまく描いている。 さすがヒッチコック!

ライフ・イズ・ミラクル

監督:エミール・クストリッツァ前半は話も人物ハチャメチャで特にストーリーが無いが、後半捕虜として捕まった看護婦との恋愛になり、ようやく話が動き出す。 寓意あふれた作風は相変わらずで、様々な動物たちも出演者といっていいだろう。 全編に流れる民…

セレンディピティ

監督:ピーター・チェルソム運命の人を探すラブストーリー。 こういうお伽話も悪くない。 偶然というアイテムで俳優を駒のように動かす楽しさあり。 ケイト・ベッキンセイルが何気ない芝居で好演。

ヒトラー 〜最期の12日間〜

監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲルタイトルどおりヒトラーが自殺するまでの最期の12日間に焦点を当てた作品。 当然冷酷な面もあるが、どちらかというと人間的な一面を描いている。 「es[エス]」のオリヴァー・ヒルシュビーゲルなので、大いに期待した…

バタフライ・エフェクト

監督:エリック・ブレス、J・マッキー・グルーバータイムトラベル物。 この手の映画は好きで期待したが、まあまあの出来。 出尽くしたジャンルなので、斬新な展開でないとよくあるパターンで終わってしまう。 もうひとひねりがほしかった。

バッド・エデュケーション

監督:ペドロ・アルモドバル謎を秘めた青年の愛と欲望のドラマ。 監督がアルモドバルなので、そっち系の映画です。 サスペンスとしてはあまりうまくないです。 後半からやや面白くはなりますが、「トーク・トゥ・ハー」に比べると物足りない。 ガエル・ガル…

ブレイブ

監督:ジョニー・デップデップの初監督作。 長い。90分ぐらいに出来なかったのか。 初監督の気負いは全く感じなかった。 中盤まではたるいが後半もち直した。 やや唐突のラストも嫌いじゃない。

ブラッド・ダイヤモンド

監督:エドワード・ズウィック現実とは思えないくらい殺しあいます。 映画なので誇張して描いているのか、現実なのか判断がつかないが、ちょっとやりすぎな気もしました。 社会派映画?の割りにはアクションが多すぎなため、ハリウッド的な嘘臭さが見られま…

あらしのよるに

監督:杉井ギサブローヤギとオオカミの友情物語。 2匹が仲良くなる過程がちょっと弱いと思いました。 まー、子供向けのアニメだね。

ノックアラウンド・ガイズ

監督:ブライアン・コッペルマン、デヴィッド・レヴィーンやり方次第では面白くなりそうな話だが、脚本がつまらない為全く盛り上がってこない。 せっかくのいい役者たちも無駄遣いでもったいない。 監督は脚本家出身の2人だが、監督は他に任せたほうがいい。

トンネル

監督:ローランド・ズゾ・リヒター東ドイツから西ドイツへの脱出劇。 期待したが、意外と普通でした。 実話という縛りもあり、あまり大胆な脚色も出来なかったのだろう。 最近よく見るセバスチャン・コッホがここでも出演してました。

男と女

監督:クロード・ルルーシュ うーん、微妙。淡々としていて眠くなった。 印象に残ったのは、有名なフランシス・レイの甘味なメロディぐらいだ。

ベッカムに恋して

監督:グリンダ・チャーダスポーツものにプラスカルチャーギャップを入れたイギリスらしいコメディ。 主役のインド系?女優パーミンダ・ナーグラの輝きがこの映画を魅力的なものにしたといってもいいだろう。 コーチ役のジョナサン・リス=マイヤーズの好演…

歌追い人

監督:マギー・グリーンウォルド 素朴で悪い映画ではないが、淡々としすぎていて中盤まで少しだれました。 どっかで見た顔だなあと思ったらエミー・ロッサムが出てました。 この映画で注目されたらしい。