2015-01-01から1年間の記事一覧

2015

恒例2015年間ベスト10+1。今年はちょっと強力な作品が少なかった。そして日本映画ばっかりだなあ。なんかハリウッド元気がないような。。。「ナイトクローラー」「アメリカン・ドリーマー」「イミテーション・ゲーム」「クリード」「スターウォーズE…

ブライド・ウエポン

監督:ジョン・ストックウェルなんか「エージェント・マロリー」の続編みたい。はっきりいって相当無理のある脚本ではあるが、アクション映画としては合格。女アクションスターとしてジーナ・カラーノ頑張れ。そしてダニー・トレホ、ルイス・グスマン、アマ…

WINDS OF GOD ウィンズ・オブ・ゴッド

監督:奈良橋陽子亡き今井雅之のライフワークである。タイムトラベルと特攻隊。似た様なフォーマットはどこかで観た感があるような内容だが、今井の軽さとやんちゃさ、そして反戦の思いと特攻というテーマで日本人を描き続けるプライドのようなものなど、い…

吸血鬼ドラキュラ

監督:テレンス・フィッシャーさすがに今観ると古臭さは否めないが、まあクラシックな味はある。クリストファー・リーが若い。。。

西遊記 〜はじまりのはじまり〜

監督:チャウ・シンチー西遊記ってこんな話だったっけ?って思ったら、これはエピソードゼロのようなものか。アクションに工夫があり、前半の妖怪魚のとこは往年のジャッキー映画のような楽しさがあった。いろんなものがてんこ盛りで、とにかくぶっ飛んでる…

7デイズ

監督:バルタザール・コルマウクルエンターテイメントだが結構問題作である。悪くはない。臓器売買について考えさせられる。法律の問題もあるが、やはりモラルというかひとりひとりの命に対する重みがとても小さいことが一番の問題ではないか。途上国などは…

めぞん一刻 完結篇

監督:望月智光裕作と響子の挙式を2日後に控えた一刻館のパーティ話。それだけ。ほとんど一刻館の中だけで展開する会話が中心。正直映画にしてはあまりに派手さがない。こんな内容の薄さで映画化したことが凄い。でも嫌いじゃない。まあファン向けの作品だ…

ジャッジ 裁かれる判事

監督:デヴィッド・ドブキン少しだけ「ミュージックボックス」を思い出した。もっと簡潔に撮れたと思うが、結構じっくり撮っているので、やや長いが親子の熱いドラマが観れる。特に終盤の法廷シーンは涙。息子と重ね合わせたため甘い判決をしてしまった告白…

めぞん一刻 移りゆく季節の中で

監督:吉永尚之OVA。テレビシリーズのダイジェスト的な作品だが、いやあとても懐かしかった。漫画は読んだことあったけど、アニメは観てなかったので見れてよかった。住人たちのキャラがいい味出してる。そして響子さんはやはり最高であった。

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標

監督:小池健作画は味があっていいのだが、ややキャラクターデザインが微妙。今テレビでやってる感じでいいのに。まあ話はテレビの拡大版ぐらいで、これといって凄さはなかったが、まあ渋い作風とルパンと次元のかっこよさ、そして不二子のオッパイに免じて…

クライム・シティ

監督:エベラルド・ゴウトワールドカップ開催時に起きる3つの拉致事件というのが今ひとつ分かり辛いが、まあミスリードさせるためにわざと分かり辛くしているんだけどね。なにか狙っているのは分かってはいたが、オチのコレをやりたいがために、こんな込み…

ロッジ LODGE

監督:トラヴィス・オーツあれ意外と悪くないじゃん。まあ大した映画ではないけど、ハードル下げていたからか最後まで観れた。一体何が起こってるのか分からない展開はそれなりに興味を引いた。結局何も分からないんだけど、どうせ大したオチも用意できない…

月のひつじ

監督:ロブ・シッチ実話に基づくらしいが妙にノリが軽い。状況が深刻に陥ってもどこか軽いので、イマイチ好きになれない。月面着陸の実際の映像は感動する力があるのだが、そこにのほほんとした作風はギャップを感じる。

秋刀魚の味

監督:小津安二郎小津安二郎の遺作。さすがです。このしみじみとした味わい。小津にしか出せない深み。小津作品の中でもかなり好きな部類かも。相も変わらず結婚話という変化の無さだが、ゆっくりとした時間の流れで、この戦後の平和な昭和の空気感に浸れた…

味園ユニバース

監督:山下敦弘この監督は実力あると思うよ。驚いたのは渋谷すばる。余り知らないが関ジャニ∞でそういえば見たことあったなあ。なんで主役なのか謎だったが、声量があるので起用されたのかな。今後伸びそう。そして鈴木紗理奈の演技には目を見張った。彼女結…

ダークハウス

監督:ウィル・キャノンうーん平凡。「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンが関わってるのか。確かにこういう家の中に何かがいる系って好きだよな。つまらん。

ギリシャに消えた嘘

監督:ホセイン・アミニサスペンスとしてはごく普通。ただ雰囲気はいい。ギリシャのロケ地がさほど活きてない気もするが、それでもこのムードは悪くない。そしてやはり役者の存在が大きい。渋いヴィゴ・モーテンセンとオスカー・アイザックの誠実演技。二人…

ちびまる子ちゃん

監督:芝山努、須田裕美子劇場版アニメ第1弾。やっぱりちびまる子ちゃんはいい。日本の家族、風景、日常がここにある。みんな愛すべきキャラクター達だ。今作は大野と杉山の友情話が中心。ニヤリと笑わせ、そしてしっかりと泣かせてくれる。「踊るポンポコ…

スワロウテイル

監督:岩井俊二岩井俊二の挑戦。そしてそれが上手くいったかというとうーん余りいってない気がする。このごった煮な世界観が余り魅力的でない。また観る時代によっても感じ方が違うかも。公開当時観てたらどうだっただろうか。三上博史が素晴らしかった。Cha…

ある優しき殺人者の記録

監督:白石晃士えーとなにこれ。いきなり裸にしたりレイプしたり途中から低俗な映画になり、なんなのこれと思ったら最後はまさかの神さま登場でトンデモ映画にチェンジ。「素晴らしき哉、人生!」やってみました的ないい話に持っていっても、こっちははあ?…

プリデスティネーション

監督:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ”卵が先か鶏が先か”この言葉を考えずにはいられない。酒場での話からこの話は一体どこに向かっているのか混乱しっぱなしだが、殺す相手が自分自身には驚いた。いろいろと強引な設定ではあるが、それで…

エクソダス:神と王

監督:リドリー・スコット正直ちょっと長いけど、視覚的見せ場が多いのでそれなりには楽しめた。リドリー・スコットだし、この辺のエンターテイメントは長けているので堅苦しくなりがちな出エジプト記を「ベンハー」風に仕上げている。ラムセスがジョエル・…

タイムシャッフル

監督:ブラッドリー・キング低予算タイムトラベル。大健闘。結構がんばってはいる。未来写真という設定も面白いし、そこそこ練られているので十分楽しめるレベルなのだが、あともう一歩足りないかなあ。後半ちょっと強引だしね。短編っぽい話を広げてる感じ…

アックス・ジャイアント

監督:ゲイリー・ジョーンズバカ映画だけど愛すべきバカ映画になっている。B級感いっぱいで、大した映画ではないが最後までそこそこは楽しめる。

PiCNiC

監督:岩井俊二良くも悪くも岩井俊二のセンスが出ている作品。俺は好き。塀を渡り歩くことでこれほどドラマが生まれるとは。その画がとても美しく岩井の美意識が溢れている。そしてCharaと浅野忠信の個性も活きている。特にCharaの計算のない(できない?)…

TATSUMI マンガに革命を起こした男

監督:エリック・クーこれってアニメだったんだ。しかもシンガポール製作とは。本来なら日本がやるべきだろうが、日本よりも海外の方が有名なのかもしれない。“劇画”の名付け親で伝説的漫画家、辰巳ヨシヒロの自伝+自身の短編5本。どの作品も戦後の日本人…

リオ、アイラブユー

監督:カルロス・サルダーニャ、イム・サンス、ステファン・エリオット、フェルナンド・メイレレス、アンドルーチャ・ワディントン、ナディーン・ラバキー、ギジェルモ・アリアガ、ヴィセンテ・アモリン、パオロ・ソレンティーノ、ジョン・タートゥーロ、ジ…

ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して

監督:アルノー・デプレシャン監督はアルノー・デプレシャンだったのか。糞真面目に作りすぎていて、どうも面白味がない。初めてアメリカで撮影したらしいが、この作風ではフランスの方が向いてるよ。患者と医師の会話が中心では、よほどの会話の面白さが無…

ミリオンダラー・アーム

監督:クレイグ・ギレスピー脚本はトーマス・マッカーシー。彼にしては普通かな。インド人初のメジャーリーガーを発掘した実話。スーザンボイルのオーディション番組がやってたから2009年辺りで、結構最近の話をもう映画化したということか。カルチャー…

FRIED DRAGON FISH THOMAS EARWING'S AROWANA

監督:岩井俊二岩井俊二らしい気取った作品。まだまだ青かった。かっこつけてるだけで中身はない。全然ハマらなかったが、まあ若い頃はこういうのもあるでしょう。酒井敏也はまだ髪が多かった。。。