2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ビル・カニンガム&ニューヨーク

監督:リチャード・プレスニューヨーク・タイムズ紙でコラムを担当する写真家ビル・カニンガムを追ったドキュメンタリー。50年以上ニューヨークといっしょに生きてきた歴史の生き証人のような、ニューヨークの知られざる顔とも言うべき爺さんだ。正直ファッ…

ラストスタンド

監督:キム・ジウン前半はつまらない。後半の田舎町での銃撃戦は西部劇風な味があり、まあまあ良かった。シュワちゃん復帰作だがはっきり言って精彩がない。別にシュワでなくてもよく、もう限界かなあ。。。フォレスト・ウィテカーも別に彼がやるほどの役で…

連合艦隊司令長官 山本五十六

監督:丸山誠治特撮も見応えあったし、山本五十六の人物像も分かり易くてよかった。米開戦に反対だったが、一度歯車が動き出すとどうすることもできない。いつの時代も同じなので教訓にしなければならない。まあこの映画に関しては三船敏郎に尽きるといって…

猟奇島

監督:アーネスト・B・シュードサック、アーヴィング・ピシェルマンハント映画の古典。この時代(1932年)に既にこんな映画が存在していたなんて。さすがに今観たらありきたりで片づけられてしまうが、それでも十分に観る価値はあった。60分強と短く…

Bridget ブリジット

監督:アモス・コレック正直大した映画じゃない気もするんだが、それでもなにか妙な感触がある映画。とにかく強引すぎるくらい話の展開が早く、目を離していると主人公がイスラエルに行ってるぐらい突拍子もない展開だ。主人公の行動には理解不能だが、これ…

メカゴジラの逆襲

監督:本多猪四郎監督が福田純から本田猪四郎に変わったことにより、原点回帰的なものがあるかと思ったが前作とさほど変わらず特に面白くない。相変わらず人間ドラマはどうでもよくつまらない。まあでもゴジラ対メカゴジラの再戦はまあまあ面白かった。うー…

地平線から来た男

監督:バート・ケネディ「夕陽に立つ保安官」の姉妹編らしい。監督主演はいっしょだが、それ以外全く関連がないので、あえて姉妹編とするとこが謎。コメディウエスタンでまあ普通な出来。「夕陽に立つ保安官」の方が好きだな。ジェームズ・ガーナーが最後ま…

CUBE

監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ久しぶりに再見。はじめて観た時は衝撃だったなあ。ただ改めて今観るとそれほどでもない。シチュエーションスリラーのはしりのような作品。これ以後似たような作品が大量に作られたため、さすがに鮮度は失われてしまってはいる…

日本の熱い日々 謀殺・下山事件

監督:熊井啓浦沢直樹の「BILLY BAT」で少し知ってた事件だが、戦後間もない時代はこういうきな臭い事件がたくさんあったんだね。これ60、70年代の映画だと思っていたら80年代だったのか。モノクロだからか当時の雰囲気とかよく出てるし、戦後の実録物…

キャビン

監督:ドリュー・ゴダードホラー版「トゥルーマンショー」。まあ発想自体は中々斬新だとは思った。だがそれが面白さに繋がっていない。最初からネタをばらさずに、もっと引っ張った方が良かった気がする。最後の方はさらにトンデモ映画になるし。。。監督は…

キャプテン・スーパーマーケット

監督:サム・ライミこれも昔観たような気がするが。。。「死霊のはらわた II」のラストで中世に飛ばされて、一応「死霊のはらわた II」の続編ってことになる。中世に行ってもやってることは変わりない。これは完全なコメディでバカバカしさ全開。前作同様特…

死霊のはらわた II

監督:サム・ライミ昔観たような。。。それは置いといて、これはもうコメディだね。80年代ホラーの悪ノリ感が満載。首がふっとんだり、血が大量にあふれたり、やりたい放題の滅茶苦茶さが魅力。サム・ライミも随分とやんちゃだったね。でもその中で結構い…

ワイルド・スピード EURO MISSION

監督:ジャスティン・リンなんか全然面白くなかった。アクションはどうやって撮影してんだってぐらい凄いのもあったけど、肝心の内容が正直どうでもいいぐらい興味を引かなかった。ファン向けの作品であり、途中からこいつら一体何と戦ってんだと興味を失っ…

アンコール!!

監督:ポール・アンドリュー・ウィリアムズイギリスはこの手の音楽映画多いね。悪い映画ではないが、なんかもう一つ胸にしみてこない。英国産のよくある音楽映画の域を出ていない。音楽自体もあまり感動に大きく作用してなかったように思う。まあでも最後の…

青木ヶ原

監督:新城卓石原慎太郎原作。不自然にワンシーンだけ出てる。そして息子の良純も出てる。。。まあそれはさておき樹海で死んだ男を調べる旅が探偵物のような個人の足跡をたどる作業であり、この辺は結構面白かった。しかし話がどこか古臭いし、家族を捨てた…

デタッチメント 優しい無関心

監督:トニー・ケイ陰鬱な映画だ。夢も希望もないアメリカの学校の闇が見える。学校側の問題もあるだろうが、やはり生徒そして親が原因だと思うよ。こんな学校で教える教師たちがおかしくなるのも無理はない。非常に気が滅入る映画だが、こんな暗い世界に主…

シャドー・ダンサー

監督:ジェームズ・マーシュ意外とこじんまりとした映画で、少し「インファナル・ミッション」という同じIRAスパイの映画を思い出した。淡々としていて思っていたほどスリルもない。少女時代の弟の死とかその辺の哀しみ怒りもその後の活動とあまり直結せず、…

ツナグ

監督:平川雄一朗涙もろくなったのかお涙頂戴に結構やられた。でも一つ一つのエピソードがしっかりとしていてよく出来た映画だった。アリメカ辺りでリメイクとかできそう。感動の羅列が違ったバリエーションで攻めてくるので、ぎっしりと濃密なドラマが詰ま…

ゴジラ対メカゴジラ

監督:福田純相変わらず対決自体はバカバカしくて面白い。しかし異星人侵略しすぎ。キングシーサーは祈りとかで目を覚ますなら分かるが、なぜか歌謡曲歌って目覚めるとかウケる。キングシーサーそんな強くないけど、動きはキレキレだった。。。メカゴジラは…

奇跡のリンゴ

監督:中村義洋うん、いい映画だった。無農薬リンゴの栽培にまさに命をかけた男の実話。観てるこちらも応援したくなるような作り方が上手い。阿部サダヲはいつもは演技がやや鼻につくが、今回は一生懸命さが共感に繋がった。菅野美穂や子供たちの愛らしさも…

地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン

監督:福田純人間たちのドラマは相変わらず面白くないが、最後のゴジラ対宇宙怪獣の戦いだけはいい。ゴジラに漫画のような吹き出しを出すとか、どんどんバカっぽくなってる。ゴジラ、アンギラス対ガイガン、キングギドラのタッグ戦は使えなかったアンギラス…

トロッコ

監督:川口浩史芥川龍之介の映画化かと思ったら全然違った。。。日本と台湾の話。亡き夫の故郷の台湾に来た日本人家族と夫家族との交流を通して、占領時代の影や台湾の自然や風景を静かに見つめている。台湾とも日本は歴史の中でいろいろあったが、今は割と…

汚れなき祈り

監督:クリスティアン・ムンジウ宗教映画のようなレズビアンの映画かと思ったら、突如「エクソシスト」のような映画に変貌して面白くなった。この映画を観る限りではまともな修道院に見える。こんなおかしな女を連れてきた友人の修道女に問題あり。なんとか…

ピアノの森

監督:小島正幸うーん、主役といえる二人の少年のどちらにも感情移入できないため、観ていてあまり楽しくない。上戸彩を起用したのも顔がちらついて正直いいとは言えない。普通に男のプロの声優でいいのに。努力した方が勝ち、天才は負ける。しかしほんとは…

リアル〜完全なる首長竜の日〜

監督:黒沢清日本版「インセプション」?。SFの中にホラー的な要素を入れる黒沢清のたくらみは、現実と虚構の境界線があいまいになる面白さはあった。ただ終盤になるに従って次第に話の整合性というか、どうしてそうなるのかに疑問が出てくる。そもそも1…

終戦のエンペラー

監督:ピーター・ウェーバー正直期待してなかったけど、思いのほかいい映画だった。日本の描き方がいつもの変な感じではなく、日本人も納得できるものだった。意外と中立的に描いているのも好印象。どこまでが事実かは不明だが、一人の親日アメリカ人によっ…

早春物語

監督:澤井信一郎この何とも言えない80年代の雰囲気がたまらない。当時の鎌倉や東京の街並みも懐かしい気持ちにさせてくれる。少女が大人の階段を上るアイドル映画だが、中身のないアイドル映画ではなく、ちゃんとしたものだった。正直原田知世には今まで…

ゴジラ対ヘドラ

監督:坂野義光高度経済発展した日本。公害が増え海が汚染され、そこから生み出した怪獣がヘドラ。その辺の環境への警鐘になってるのかわからんが、時代性はよく出ていた。終盤までははっきり言って面白くなかったが、ゴジラとヘドラの対決でようやく面白く…

夕陽に立つ保安官

監督:バート・ケネディうーんまあ平板な西部劇だな。ジェームズ・ガーナーにさほど魅力は感じないし、ヒロインもあまり可愛くない。笑いもアクションもどれも中途半端で普通だな。まあシンプルな良さはあるけどね。逮捕されたマヌケな息子は若き日のブルー…

コドモ警察

監督:福田雄一TVドラマの劇場版。TVドラマの方は観たことない。着想自体は面白いと思った。子役たちが「西部警察」をやるという発想はナイスアイデアだとは思ったのだが、実際の作品を観るとなんか学芸会を見せられてるような感じでイメージしていたも…