2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧
監督:ケイリー・ジョージ・フクナガ傑作!これは楽しみな監督が出てきたぞ。日系人がこんなメキシコ映画を撮るなんて。見事なストーリー展開で、主人公とその舎弟からギャング団の話と全く別の移民家族の話が交錯する流れ。そして後半は少女との逃亡劇で行…
監督:デヴィッド・スウィフト普通に楽しめるファミリー映画で、双子が入れ替わるという、まあよくあるパターンではあるが、ほのぼのとしたディズニーらしい一作。主役の少女ヘイリー・ミルズは1人2役と知ってびっくり。60年代の映画なのに、全く合成と…
監督:スコット・クーパー廃れゆくカントリーミュージックへの鎮魂歌のような映画である。こういうカントリーへの思いをよせた映画が、アメリカでは定期的に何年に1回で作られているような。。。制作と出演もしているのがロバート・デュヴァルなので、カン…
監督:ケン・ローチ自分の利益のために、移民たちを通報する主人公には共感できないが、それだけイギリスも格差社会や移民問題が深刻だということなのか。ケン・ローチらしい社会派作品で、リアルな作風は健在。こういう仕事がしたくてもできない人達や、一…
監督:西川美和田舎町の無免許医師という話の切り口は悪くないのだが、思ったほど話も膨らまず、鶴瓶という存在に随分と助けられていて、他の俳優ならそれほど印象に残らない映画になっていただろう。もう少し面白い話にもできただろうに、この監督とはやは…
監督:ポール・W・S・アンダーソンなんかモロ「マトリックス」な感じになっちゃってるが、そのバカっぽいアクションはそれなりに楽しかったりする。3Dに特化した作りなので、劇場で観た方がアトラクションとして楽しいかも。ゲームのバイオハザードとは…
監督:ウディ・アレン同じ犯罪ものでも、「マッチポイント」に比べるとキレがないし、何より前半がかなり退屈だ。それでも終わってみれば、それなりのものに仕上げているんだからウディ・アレンは流石だということなんだろう。ユアン・マクレガーとコリン・…
監督:ドリュー・バリモアかつて天才少女といわれたドリュー・バリモア、ジュリエット・ルイス、そしてエレン・ペイジの狙ったような共演がスゴイ。田舎町という設定が、現代劇なのに20年ぐらい前のような雰囲気を醸し出し、ローラーゲームという題材も珍…
監督:高橋伴明60年代に実際に起こった袴田事件を題材にした映画。実際に彼がやったのかどうかは分からない。しかし明らかに警察の強引な取り調べや、証拠のねつ造といってもいい行為には、自分が同じ立場ならと考えずにはいられない。警察だって間違えは…
監督:グラント・ヘスロヴ戦争コメディなんだろうけど、笑えないし、なにより退屈極まりなく、結局何が言いたいのかさっぱり分からない。これだけのキャストを揃えて、この有様ではあくびしか出ない。アメリカ軍に超能力部隊が存在したという何か面白くなり…
監督:シルヴェスター・スタローンまあ内容的には80年代アクション映画の焼き回しだが、それでもこの映画には古き良きアクション映画の血が流れている。それはやはりキャスティングだ。スタローン、シュワちゃん、ウィリスのビッグ3のシーンは、ある意味…
監督:ニコラス・ファクラー爺さん婆さんの恋愛というどの辺に需要があるのか、その地味な内容とマーティン・ランドーが主役という、かなり思い切ったキャスティングには驚くが、やっぱり最後には仕掛けがありました。まあ普通に終わったら余りに味気がない…
監督:トニー・ジグリオ核心部分をわざと見せない演出より、どんでん返しにやられた感はなく、むしろその設定無理があるだろという内容。J・ステイサムが途中からいなくなるので、オチも容易に予想ができる。期待してなかったウェズリー・スナイプスが意外…
監督:モンス・モーリンドいわゆるトンデモ系。脚本が「“アイデンティティー”」のマイケル・クーニーなので、いろいろと納得。お得意の多重人格ものではあるが、後半は、魂とかそっち方面の話になり、まあこういうトンデモ系はたまに観る分には悪くはない。
監督:コートニー・ハント寒い土地と貧困がアメリカの地方の現実を映し出す。静かな語り口がリアルさを浮き彫りにしているが、絶賛されるほどのパワーは感じなかった。ギリギリの生活を送る人間が、犯罪へ足を踏み入れる負の連鎖はこうやって生み出される。…
監督:ディック・マースB級というかC級。真面目に観てはいけない。馬鹿だなあと言いながら観る映画。それなりにまともな展開が、突如エレベーターに吸い込まれるとこから妙なものになってしまった。ナオミ・ワッツもまだ軽い女風。マイケル・アイアンサイ…
監督:マジッド・マジディ素晴らしい映画。昔の日本の姿をみているようで、貧しいんだけど、優しさが溢れている。また兄弟の健気な演技が愛らしく、思いやる兄弟愛が何ともいえず、子供には敵わないという言葉を改めて実感。アクションといっては大袈裟だが…
監督:マイク・ニューウェル古代ペルシャ舞台を舞台にしたアクションというだけでは、退屈なアクション映画で終わったと思うが、そこに時間を戻すというタイムトラベル的要素を入れてきたので、そこそこ楽しめるものにはなっている(基本的に時間を遡るとか…
監督:フィリップ・ノイスアンジー版ジェイソンボーン。新味はないが、手堅い作りとアンジェリーナ・ジョリーの魅力で押し切った。改めてストーリーを思い返すと、随分と強引な話ではあるが、まあそれを言い出すとアクション映画なんて撮れないか。黒幕も予…