2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出

監督:ジュリアン・ジャロルド悪くはない。ただもうひとつ物足りない。実話ってわけじゃないんだね。どうりで話盛りすぎだなあと思ったから。主演のサラ・ガドンは綺麗なのでブレイクしそうだけど。。。

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント

監督:スティーヴン・スピルバーグこれを実写映画と呼んでいいのか?。80%ぐらいCGの気がするが。。。最近すっかり真面目になったが、昔はスピルバーグはこんな映画を一杯撮ってた気がする。いつまでも童心なスピルバーグはこれでいいのだ。しかしCG…

ジャングル・ブック

監督:ジョン・ファヴロー出来自体は悪くないし、ディズニーのファミリー向け安心感はあるんだけど、どうもCG動物たちのCGショーに心が躍らない。キレイキレイすぎて、どうも意地悪な見方をしたくなっちゃうのは嫌な大人なのかなあ。。。CG技術はすご…

1984

監督:マイケル・ラドフォードジョージ・オーウェル原作。この本が発売された当時なら斬新だったのだろうが、さすがに今の時代だと設定がいかにもでありがちなディストピア物。終盤はそれなりに観れたが、前半など設定が分かりづらいのが難。正直全体主義の…

ギリーは幸せになる

監督:スティーヴン・ヘレク里子の成長物語。まあありがちで特に感動しなかった。主人公があまり可愛げがない。ただこの子役自身は将来伸びそうな気はする。

やま猫作戦

監督:谷口千吉悪くはない。和製西部劇って感じ。ただもうひとつ決め手がない。「独立愚連隊」の流れを汲んだ作品だが、あまり変わり映えしないし、そもそもこのシリーズそんなに好きではない。

独立機関銃隊未だ射撃中

監督:谷口千吉悪い出来ではない。なんとなく「西部戦線異状なし」を思い出した。ほぼトーチカ内での話というのに興味がわいたが、実際観てみるとなんというかありきたりな戦争映画であり、反戦映画であり、取り立てて褒めるとこもない。。。

イーグル・ジャンプ

監督:デクスター・フレッチャーまさに記録より記憶。参加することに意義がある。これらの言葉が当てはまるようなイギリス人スキー選手の実話。実話を基にしてるが、結構コメディ調で作られている。作り的にもすごい偉業を成したような感じに見せてるが、実…

奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ

監督:マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール教室自体が社会の縮図みたいになっている。いろんな人種が入り乱れ、いやあフランスの学校は大変だなと思った。日本と授業の根本から違う気がした。勉強とか教えないのかなあ。先生が教えるのではなく、自…

最高の花婿

監督:フィリップ・ドゥ・ショーヴロン真面目くさったいつものフランス映画とは違って、これは軽妙で洒落たコメディ。娘婿4人がユダヤ人、アラブ人、中国人、黒人とバラバラな人種が織りなす人種衝突。まあ小さな差別などどこにもある。そんな目くじら立て…

シークレット・アイズ

監督:ビリー・レイ「瞳の奥の秘密」のリメイク。あれ?こんな話だったっけ。大分忘れてるが、オリジナルより随分と分かりやすく作られている。そこが若干軽く見られがちだが、普通にミステリーとして楽しめた。主演3人も好演。スタジアムのカメラワークま…

秘密 THE TOP SECRET

監督:大友啓史あまり期待してなかったんだけど、思いのほか楽しめた。こういうSFサイコスリラーって結構好きなんだよね。目新しいわけではないが、設定も悪くないし、ストーリー展開も速く、長さもさほど気にならなかった。ただ終盤の着地点のあいまいさ…

独立愚連隊西へ

監督:岡本喜八監督のやんちゃぶりはよく伝わった。戦争も笑いに変え、こういうパワーみなぎる作品を昔の日本人は作れたんだなあと気骨ぶりに感心。ただ片手間で観てたからか話がよく分からなかった。ハチャメチャさは分かるが、それがイマイチ楽しさに繋が…

スキャナー 記憶のカケラをよむ男

監督:金子修介脚本古沢良太に若干期待したのだが、駄目だったか。とにかく犯人の動機が弱い。それだけでここまでやる?。安いテレビドラマみたいで、映画としては微妙。解決後いろいろとネタを仕込んでいて、どうにか観れるレベルに戻したけど、やはり事件…

エレファント・マン

監督:デヴィッド・リンチ昔観た様な気もするが憶えてないので再見。悲しい話である。でもやっぱり奇形すぎて気持ち悪さは拭えない。韓国の扇風機おばさんみたいだ。でもモノクロ撮影にしたのは正解で、カラーだとリアルすぎてやはり印象が変わるだろう。そ…

ジェームス・ブラウン 〜最高の魂(ソウル)を持つ男〜

監督:テイト・テイラージェームス・ブラウンの伝記映画。時間軸をいじくりすぎていて、やややりすぎな気もするが全体的にはよく出来てる。でもこれはジェームス・ブラウンの強烈な個性のおかげ。エピソード的には黒人の紋切り型の域を出ないが、パワフルさ…

すばらしき映画音楽たち

監督:マット・シュレイダー映画音楽の歴史と考察。映画ファンとしては楽しめたが、それ以外だとどうだろう。普段は裏方の作曲家が大挙して出てたのもうれしい。個人的に好きな作曲家はレイチェル・ポートマンやトーマス・ニューマン。そして生ける伝説のジ…

イレイザーヘッド

監督:デヴィッド・リンチリンチの長編デビュー作。昔観たけど、確か途中で挫折したので再見してみた。観てる間結構思いだしたが、あの奇形児の存在はすっかり忘れてた。モノクロの映像と当時から炸裂していた意味不明な世界観はまさにリンチの原点と言える…

座頭市喧嘩太鼓

監督:三隅研次シリーズ第19作。悪くはないけど、三隅研次だとちょっと物足りないかな。まあいつもの座頭市で特にコレといったものはない。三田佳子がヒロイン。西村晃があっさり殺されたのには驚いた。佐藤允との共演はよかった。

ヤング・アダルト・ニューヨーク

監督:ノア・バームバックなんかウディアレンの映画のようだ。シニカルでちょっとインテリっぽい作風は余り好みではないのだが、まあよく出来てはいると思う。ただベン・スティラーが出るとなんか胡散臭いんだよなあ。アダム・ドライヴァーの歪みは今時なの…

アイ・ソー・ザ・ライト

監督:マーク・エイブラハム伝説的カントリー・シンガーのハンク・ウィリアムズの伝記映画。よく知らないし興味がないというのもあるが、基本的にドラマ性が乏しい。映画化するには面白いエピソードがなく、酒や女といったありがちなものばかりで、真面目に…

インランド・エンパイア

監督:デヴィッド・リンチようやく観れた。まあデヴィッド・リンチワールドだね。バラバラのピースを見せられているような不条理劇。悪くはないんだけど、楽しめたかというと正直微妙な気もする。なんつーか理解するな感じろみたいな。それとやはり3時間は…

ハードウェア

監督:リチャード・スタンリーなんか「鉄男」を思い出した。ロボットの造形は素晴らしい。悪くはない。こういうの好きっちゃ好きなんだが、前半が退屈すぎてそれが最後まで乗りきれなかった。

団地

監督:阪本順治最近のこの監督の駄目っぷりからしたら随分マシである。藤山直美との相性というか信頼があるのだろう。大阪的な団地の人間模様を描いたコメディと思いきや、後半トンデモ映画に変貌した。まあこれはこれで個人的にはアリである。漢方というネ…

グランド・イリュージョン 見破られたトリック

監督:ジョン・M・チュウありえないイリュージョンの数々に付いていけるかが映画を楽しめるポイント。残念ながら、おおすげえとは思わない。映画だからそもそもなんでもアリだし。まあこのシリーズあまり好きじゃないし。しかし雨を止めるって。。。

日本で一番悪い奴ら

監督:白石和彌「凶悪」の監督だからかテイストは似てる。警察というよりもう普通にヤクザだよこれ。実話ベースらしいが、本当にトンデモない連中だよ。でもむしろここまでやるとは逆に勇気あるとすら思える。まあ80〜90年代だからできたことで、今なら…

シルバー・サドル 新・復讐の用心棒

監督:ルチオ・フルチまあありふれたマカロニウエスタン。音楽は楽しい。そしてやっぱり子供の力の大きさを感じる。あの子役がいなければ、もっと平凡なものだっただろう。

インフェルノ

監督:ロン・ハワード「天使と悪魔」同様、イタリアの観光映画のようだ。中盤までは割と楽しめたのだが、後半にいくに従いどんどんなんだかなあって感じになる。テロリストの主張は分からなくもない。40年後には世界の人口が320億人だそうだ。もしそう…

ダーク・プレイス

監督:ジル・パケ=ブランネールうーんまあ普通。事件の掘り起こしは面白いが、肝心の真相が大したもんではない。しかし全編暗い。終盤兄の愛にもっと泣かせに持っていってもいいと思うのだが。。。

座頭市果し状

監督:安田公義シリーズ第18作。シリーズの中では出来はいいのだが、もうひと越えほしかったのでちょっと厳しめ。シリーズ中一番の死闘なのではないか。とにかく満身創痍で、無敵の座頭市もここまで苦戦したのはめずらしい。また志村喬が出てるのもうれし…