2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル

監督:今西隆志ファーストガンダムの前日譚。子供時代のシャアとセイラ兄妹の話。若きあのキャラたちがいろいろと出てきます。その辺の楽しみはあったが、まだ序章といったとこなので、話が本格的に動き出すのは次作からだろう。ランバ・ラルのキャラがコメ…

ローマの教室で 〜我らの佳き日々〜

監督:ジュゼッペ・ピッチョーニ悪くはない。イタリアの学校生活など今のイタリアの若者たちの姿が少し感じられた気がした。たださほどエピソードに印象に残るものはなく、無難に教師と生徒の関係を描いていて、もうひとつパンチがほしかったかな。どこの国…

レッド・ファミリー

監督:イ・ジュヒョン一体この民族はなにと戦っているのか。さっぱり理解できないし別に理解したくもない。所詮価値観の共有できない国のことだ。結局最後は同じ民族同士で殺し合う。ほんとコリアンはよく分からん。日本にも変な工作員とかいるんだろうな。…

新・平家物語

監督:溝口健二決して悪くないのだが、溝口健二と考えると・・・。途中までは主人公の生い立ちとか面白くなりそうと思ったのだが、その後はどうもぱっとしなかった。ただ映像や美術、音楽は見るべき所が多い。

マップ・トゥ・ザ・スターズ

監督:デヴィッド・クローネンバーグバラバラだった登場人物たちが繋がりを見せていくのは良かった。ただハリウッドの内幕やセレブの生活、秘密など今ひとつ毒気が足りない。クローネンバーグも最近やや精彩がない。もっと狂ってていいんだけど。ジュリアン…

レクイエム -最後の銃弾-

監督:ベニー・チャンいやあこれはいい。香港映画お得意の潜入物としては、まあ普通かなあと思っていたら、それだけで終わらず、これは三人の刑事の熱い男たちの物語であった。「男たちの挽歌」などに通ずる香港映画の真髄を見た。まあツッコミ所はあるには…

ザ・ギャンブラー/熱い賭け

監督:ルパート・ワイアットびっくりするぐらいつまらない。なぜこうなった。ルパート・ワイアットだし期待してたんだけど、糞つまらない。マーク・ウォールバーグが全く魅力的でない。ここまで酷いとマーク・ウォールバーグのせいだけではないが。。。一流…

ホビット 決戦のゆくえ

監督:ピーター・ジャクソンシリーズ完結編。話的には思った通りの流れでアクション中心、特に驚くような展開もなく普通に締めくくった。王道ファンタジーなのでまあこんなもんでしょ。最後なのでシリーズ全体の評価。悪くはなかったが、感慨深いものはなく…

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス

監督:塩谷直義TVアニメの劇場版。TV版もファンだったので、まあまあ楽しめたかな。話の展開などは想定内の流れで、狡噛が出てくることも知ってたしこんなもんでしょ。常守はもっと頼りない頃の方が好きだった。すっかり一人前キャラになっちゃってさび…

ウィークエンドはパリで

監督:ロジャー・ミッシェルしみじみとした大人な味はある。音楽もいい。ただ老夫婦がパリ旅行でいろいろと見つめ直すという地味な映画なので、イマイチ面白味には欠く。ジム・ブロードベントは好き。

ANNIE/アニー

監督:ウィル・グラックリメイク版。作りが今風でオリジナルのようなしみじみした味わいがない。要はチャラい。酷いアダプトで作り手に余りアニー愛を感じなかった。キャストも非常に魅力が薄く、黒人化はあまり成功したとは思えない。キャメロン・ディアス…

ストックホルムでワルツを

監督:ペール・フリースウェーデンのジャズ・シンガー、モニカ・ゼタールンドの伝記映画。この人のことは知らなかったが、伝記映画としては悪い出来ではない。ただいまひとつエピソードがありきたりな栄光と挫折でインパクトがない。そして主人公のキャラク…

AFFLICTED アフリクテッド

監督:クリフ・プロウズ、デレク・リー最初は旅するドキュメンタリー映画かと思ったら、なんだ偽ドキュメンタリーだったのか。くだらん。バカバカしくて時間の無駄だった。。。

荻原郁三、六十三才。

監督:長谷部守彦なんか作りが全体的に素人くさい。でもそこがなんか魅力になっている。下町の寂れた雰囲気がこの映画にある。主役の五王四郎もどこか憎めない味がある。寿司職人としての意地、親子の葛藤など終わってみれば、そこそこ悪くない映画でこっち…

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

監督:オリヴィエ・ダアン想像してたのよりは良かった。恐らく史実とは大分違くファンタジー寄りになってるとは思うが、映画だしそれでいいと思う。ヒッチコックとの「マーニー」出演依頼やスパイ探しなどエピソードが面白かったので、お堅い内容と思われた…

22ジャンプストリート

監督:フィル・ロード、クリストファー・ミラーこれ未公開だったんだ。と思ったら前作も未公開だった。。。前作はそこそこ楽しかった気がするけど、今作はまあ平凡な続編だな。ぶっちゃけ本編よりエンドクレジットの方が笑えた。

紙の月

監督:吉田大八真面目さゆえの暴走。優しさゆえの歪んだ正義感。少女時代の募金のエピソードがこの女性の危うさがよく出てる。悪いことしなさそうな宮沢りえがどんどん泥沼にはまっていくとこがいい。夫の無理解、若い恋人との不倫、そして横領と負の波状攻…

恍惚の人

監督:豊田四郎作品の出来自体は悪いわけではない。ただなんか現実的すぎていたたまれない。こんな生活が続けば誰でも嫌になる。実の父親なのに殺せなんて言葉が出てきて、観ていてあまり楽しいものではない。家族なのに皆人間性が失われていく。決して悪い…

アイアンクラッド

監督:ジョナサン・イングリッシュ「センチュリオン」とか「300」系の中世騎士もの。役者は結構いいの揃ってるけど、内容は大したことない。120分じゃ長い。主役どっかで見た顔だと思ったら、TVの「ザ・フォロイング」の人か。

アニー

監督:ジョン・ヒューストンいいミュージカル。なんか泣けた。孤児の少女と傲慢な富豪が除々に心を通わせていく、まあ王道的なストーリー。そしてなにより「tomorrow」の破壊力。この曲がすべてとも言え素直に感動した。アルバート・フィニーが無駄に迫力が…

証人の椅子

監督:山本薩夫犯人探しがテーマではないが、犯人が誰かは知りたかったなあ。60年代にこのような検察の強引な取り調べがあったとは。そしてこのような映画が存在していたことに驚いた。モノクロでドキュメンタリー風、硬派な社会派ドラマで見応えあった。…

銀座化粧

監督:成瀬巳喜男戦後の銀座の風景と下町情緒的な人情劇。銀座で生きる人々の小さな事件を集めたような小品だが、さすが成瀬巳喜男味わいが深い。田中絹代のホステスは似合わない気もするが、演技自体は良かった。香川京子も綺麗だった。それにしても三島雅…

アンリミテッド

監督:ダニエル・ベンマヨール“パルクール”のシーンだけかな見るべきとこは。テイラー・ロートナーも体張って頑張ってはいた。映画としては平凡。

プロジェクト・アルマナック

監督:ディーン・イズラライトタイムトラベルという好きなジャンル。出だしも良かった。タイムトラベルによって起こる不測の現象いわゆるバタフライ効果物も好きなので、それなりには楽しめた。ただ盛り上がりに欠き、タイムトラベルの面白味が除々に失われ…

タイムリーパーズ

監督:ジェイソン・バトラータイムトラベル物なのでそこそこ興味を引かれる部分はあったが、当事者だけが納得してるだけの理論だったり、敵の存在の中途半端さ、個人個人に大した謎もなくサスペンスとしても平凡でキャラの魅力も薄いなど、まあ安いB級物。…

モホークの太鼓

監督:ジョン・フォードジョン・フォードだし、ヘンリー・フォンダ出てるしそれなりの重厚さはあるし悪い作品ではないんだけど、どうもドラマとしての面白味がない。それとクローデット・コルベールになんとなく違和感を感じた。最後の方は慣れたけど。。。

ホワイト・バッファロー

監督:J・リー・トンプソンホワイト・バッファローとの対決は最後の10数分程度で、ホワイト・バッファローよりもワイルド・ビル・ヒコックの話がほとんど。チャールズ・ブロンソンとジャック・ウォーデンのジジイコンビやインディアンとの友情など渋い味…

銀嶺の果て

監督:谷口千吉先日観た「愛と憎しみの彼方へ」と同じ監督谷口、脚本黒澤、主演三船&志村の豪華な面子で谷口のデビュー作。いやあ素晴らしい。黒澤的ヒューマニズム。雪山と映画の相性の良さ。戦後間もない作品なのに、これだけのダイナミックな撮影をして…

さすらいのガンマン

監督:セルジオ・コルブッチ平均的な西部劇ではあるが、ストーリーもアクションもきちんと要所は抑えていてそつのない作り。主題歌ナバホ・ジョーの歌や音楽がいい。バート・レイノルズもまあまあ良かった。ラストの斧でやっつけるシーンが最高だ。マカロニ…

ラスト・デイズ・オン・マーズ

監督:ルアリー・ロビンソン火星ものにゾンビを足したB級SF。まあ特撮はそこそこ頑張ってはいるけど、内容は平凡だなあ。イライアス・コティーズとかオリヴィア・ウィリアムズとかキャストは結構いいんだけど。。。