2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Genius Party Beyond

監督:前田真宏、中澤一登、大平晋也、田中達之、森本晃司STUDIO4℃のオムニバス・アニメ第2弾。「GALA」「MOONDRIVE」「わんわ」「陶人キット」「次元爆弾」の5本。一番よかったのは「GALA」。壮大な雅楽ファンタジーだと思ったら、実は小さな世界…

名探偵ピカチュウ

監督:ロブ・レターマン ポケモン世代ではないので、それほど感慨深いものはない。ポケモンたちも魅力的であったかは、正直それほどでも。もう少しポケモンの世界はいいなあと思わせてほしかった。話的にもまあまあで、こんなもんかなあと思ったら、ラストは…

不気味なものの肌に触れる

監督:濱口竜介 1時間弱の短編といった感じ。うーん何がしたかったのか。ゲイ的なものかと思ったら、そうでもない。友人や兄弟の関係性も、だから何?程度のもの。殺人とかなぜそういう展開になるのかさっぱり。。。結局よく分からん中途半端な印象しか残ら…

クリスタル殺人事件

監督:ガイ・ハミルトン 原作アガサ・クリスティのミス・マープル物。凄い豪華キャストではあるが、皆全盛期を過ぎた感。早く解決しそうな話を無理やり長くしてる気がしないでもない。事件としては軽量級で、イマイチかと思ったけど、真相が結構気に入った。…

Genius Party ジーニアス・パーティ

監督:福島敦子、河森正治、木村真二、福山庸治、二村秀樹、湯浅政明、渡辺信一郎 「GENIUS PARTY」「上海大竜」「デスティック・フォー」「ドアチャイム」「LIMIT CYCLE」「夢みるキカイ」「BABY BLUE」の7本のオムニバスアニメ。好きな順で語ると・・・「…

劇場版 どうぶつの森

監督:志村錠児 任天堂の人気ゲームを基にしたアニメ。ゲームの方は、昔ちょっとだけやったことある。ほのぼのスローライフゲームであるが、あれがこういう形で映画になったのか。多彩な動物キャラがいてにぎやか。ゲームのネタを結構取り込んでいる。音楽も…

ムタフカズ

監督:西見祥示郎、ギヨーム・“RUN”・ルナール STUDIO4℃が手掛けた日仏合作アニメ。ちょっと「AKIRA」っぽい。やっぱり好きなのかなあ。とにかくカッコイイ。そして予想以上にバイオレンス。映像や音楽、というか全体的にセンスを感じた。ただあのプロレスラ…

フライング・ジャット

監督:レモ・デソウザ インドがスーパーヒーロー映画を作るとこうなる。凄いんだか凄くないんだか、もうよく分からん。ダンスあり笑いありアクションありのコテコテな大味アクション。基本バカ映画だが、これだけバカやれば立派ではある。ただインド映画は長…

映画 おしりたんてい カレーなる じけん

監督:平山美穂 NHKEテレのアニメの劇場版。テレビ版は観たことないけど、なんとなく観てみた。まあ完全に子供向けだね。分かってはいたけど。顔がおしりの探偵とか、うんこの格好した怪盗とかシュールだが、子供にはこういうの受けるんだろうね。30分…

日本犯罪史 ~偽造の快楽~

監督:末永賢 國松長官狙撃事件を扱った「日本犯罪史 ~飼育の罠~」の方が面白かった。こっちはイマイチ事件が分かり辛く、ダラダラしてるだけでサスペンスに乏しい。偽札事件という面白くなりそうなネタなのに。結局真相も分からず、拍子抜けするぐらい中…

任侠男一匹

監督:マキノ雅弘 出来自体は悪くない。ただありきたりな任侠映画の流れすぎて、どうもわくわくしない。安定感があるのはいいが、安定感がありすぎて、どっかで観た映画という印象しか残らない。何か違いがほしかった。村田英雄は演歌歌手のイメージしかなか…

RBG 最強の85才

監督:ベッツィ・ウェスト、ジュリー・コーエン 先日観た「ビリーブ 未来への大逆転」のルース・ベイダー・ギンズバーグのドキュメンタリー。米女性たちにとってはヒーローのような存在。結構皆にいじられていた。そしてとても真面目な人間というのは伝わっ…

THE DEPTHS

監督:濱口竜介 序盤の結婚式での韓国人主人公と男娼の遭遇や終盤のホテル内での各キャラのすれ違い、そしてラストの2台のタクシーでの別れ等々、監督の映像の切り取り方に才能は感じた。ただ話はイマイチだった。ノーマルな人達がなぜかゲイに落ちていくみ…

X-MEN:ダーク・フェニックス

監督:サイモン・キンバーグ ジェニファー・ローレンス退場回。であるならば、彼女を主役にした話作りにすればいいのに。中途半端な脇役で退場してしまい、彼女にとっての有終の美とはいえない。あまり評判よくなかったけど、シリーズファンじゃないので、そ…

レディ・バード

監督:グレタ・ガーウィグ 意外と普通だった。普遍的な女子高生の青春って感じ。大人になる前の無茶のできる最後の年。恋に友情に親子関係と要所は抑えているが、いまひとつパンチに欠けた。シアーシャ・ローナンもさほど魅力的とはいえない。もう少し青春の…

ビリーブ 未来への大逆転

監督:ミミ・レダー アメリカ最高裁判所女性判事ルース・ベイダー・ギンズバーグの伝記。この人のことは知らなかったけど、今の女性の権利獲得にはこういう人達が影ながらいたんだなと。面白いのは、最後の裁判は男性のために闘っているということ。男性の専…

愛と銃弾

監督:アントニオ・マネッティ、マルコ・マネッティ イタリアのミュージカルってめずらしい。普通のドラマだと味気ないので、ミュージカルにしたのは正解かも。ただ悪くはないけど、それほど乗れなかった。替え玉とかありきたりなクライムコメディって感じで…

居眠り磐音

監督:本木克英 悪くはない。正統派な時代劇といえる。ただ評判がよく、期待していたからか若干物足りなさも。松坂桃李は悪くはないけど、それほど強い印象を残してるとは言い難い。全体的に軽く、序盤は結構よかったけど、後半の貨幣の陰謀はもうひとつイン…

映画 としまえん

監督:高橋浩 “としまえん”とタイアップしたホラー。平凡。ガチなイジメは嫌だが、こういうソフトなイジメも何気にダメージはデカイ。小島藤子には注目している。

家族のはなし

監督:山本剛義 吉本興業制作や鉄拳のパラパラ漫画が出てきて、なにかと思ったら原作が鉄拳だったのか。まあ鉄拳らしい感動路線な話。悪くはないけど、田舎から都会に出た若者の挫折という、ありがちな物。イマイチ主人公に共感できないのは、キャラが薄っぺ…

マイ・ブックショップ

監督:イザベル・コイシェ 正直映画としてはそれほど凄くないけど、この小さくて素朴な雰囲気は嫌いじゃない。田舎町のいざこざ。権力のある者がない者へ不当な圧力を与えて、とても不快。彼女の全てを奪われた時の表情が、そのやり場のない怒りを見事に表現…

デイアンドナイト

監督:藤井道人 結構良かった。クライム映画であり、ちょっと告発映画でもある。何が正しいのかを突き付ける。皆どこかで正義と闇を抱えている。特に安藤政信のキャラが秀逸。阿部進之介は主役として今後伸びてほしいねえ。この監督は映像とか編集とか結構実…

劇場版 そして、生きる

監督:月川翔 WOWOWのドラマ全6話を再編集した劇場版。ドラマ版は観てなかったが、この映画版は結構よかった。震災の話を絡めているが、基本一組の男女の運命の物語である。「ハナミズキ」とか「僕等がいた」を思わせる。東日本大震災のボランティアで出会…

こはく

監督:横尾初喜 父親探し。まあ結構ありきたりな話ではあるが、監督自身の自伝的要素が込められているらしい。全体的にそれほど深みはないが、それでも退屈せず観れるので、そこそこの家族映画といえるのではないか。しかし何といっても一番の見所はアキラ10…

セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!

監督:エルネスト・ダラナス・セラーノ 実話を基にしたフィクションということだが、どの辺が実話なのだろうか。キューバのアマチュア無線愛好家が、宇宙でソ連の宇宙ステーションと交信するという設定自体は面白くなりそうなのだが、実際はなんかダラダラし…

ソローキンの見た桜

監督:井上雅貴 日本にロシア兵捕虜収容所なんてもんがあったんだね。日露戦争時のロシア人捕虜と日本女性の悲恋。まあ戦時中はどこの国でもこの手のものはあった。珍しいものではないが、日ロカップルというのは余りない話。正直そこまでエモーショナルなも…

イエスタデイ

監督:ペーテル・フリント 60年代のノルウェーを舞台にした音楽青春映画。当時のノルウェーの雰囲気とかビートルズに沸いた時代とかその辺の空気はいい。ただ高校生たちの恋やバンド活動自体は、それほど面白いエピソードがあるわけではない。ビートルズもそ…

ミスミソウ

監督:内藤瑛亮 原作漫画は押切蓮介。原作は読んでないが、ずっと気になっていた漫画。実写という形で観ることに。前半はいじめに胸が痛い。あまりにも酷過ぎて、こいつら全員皆殺しになればいいと思った。まあ後半そういう展開になるわけだが、終盤は結構ホ…

マイ・ビューティフル・ランドレット

監督:スティーヴン・フリアーズ ゲイ映画という認識だったので、ずっとスルーしていた作品。確かにそういう側面もあるが、それよりも移民問題の方が大きい。まああまり好みの映画ではないが、あのコインランドリー店やダニエル・デイ=ルイスの存在感で印象…

監禁モーテル

監督:ケヴィン・ジェームス・バリー タイトルからしょーもない映画と思いきや、うん嫌いじゃない。B級低予算映画ながら、そこそこ頑張っている。どこに行きつくか分からない展開はそれなりに評価。結局訳分からん感じにはなっちゃってるが、観れないことは…