2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

どですかでん

監督:黒澤明黒澤だが、なんとなくスルーしてた作品。黒澤明初のカラー作品であり、ちょっと変な群像劇。所々にいい部分もあるけど、全体的には支離滅裂な映画。それはそれで魅力はあるにはあるが、それは多分黒澤という名前があるからだろう。”どですかでん…

エンド・オブ・ザ・ワールド 地球最後の日、恋に落ちる

監督:ナチョ・ビガロンド登場人物の中から誰が宇宙人なのかという宇宙人探しというアイデア自体はいいと思う。ただそのアイデアがイマイチ面白く機能していない。いろいろ伏線張ったりしてるようだが、なるほどーにはなってない。てゆうか地球最後の日じゃ…

ナイト・アンド・ザ・シティ

監督:アーウィン・ウィンクラーデニーロファンとしてはようやく観れた。「街の野獣」のリメイクだが、まあオリジナルの方がはるか上だな。オリジナルはフィルムノワールの味があったが、こっちはそんなものまるでない。デニーロが嘘ばかりの調子のいいクズ…

青春蛮歌

監督:井上梅次ある教師の学校改革と恋。井上梅次としては普通。長門裕之がモテモテなのが分かるような分からないような。浅丘ルリ子がヒロインの割にはあまり目立っていない。

天国は、ほんとうにある

監督:ランドール・ウォレス嘘くせえ。。。借金に困った父親がやってしまったのではないかと勘繰ってしまう。子供の発言を大人が都合よく勝手に解釈しただけだろ。キリストの絵とかもうやりすぎ。

スイートプールサイド

監督:松居大悟何だコレ。。。毛深い女と毛のない男の思春期コメディ。わき毛剃るシーンは笑えた。終盤辺りの主人公の意味不明な暴走がキモイ。刈谷友衣子はちょっと注目してみよう。

裸の太陽

監督:家城巳代治悪い映画ではない。いいシーンもある。でももうひとつドラマ性がほしかったところ。主人公よりも友人の仲代達矢の方がやはり存在感がある。お気に入りは水着を買うシーン。キズ物だけど高いから店主がハサミを入れて安くするというのがなん…

犠牲者たち

監督:パトリック・グランペレ原作はピエール・ボワロー、トーマス・ナルスジャックで「めまい」の原作者。なるほどどうりで「めまい」ぽいわけだ。序盤の主人公の行動が狂ってるが、そんなことはどうでもよくなる。舞台がモロッコに移ってからはミステリー…

マレフィセント

監督:ロバート・ストロンバーグ「眠れる森の美女」のアナザーストーリー。魔女がいい人になっているし。。。うーんどうも今一つ盛り上がりに欠く。そしてエル・ファニングがちょっと可愛くなった気がする。

イントゥ・ザ・ストーム

監督:スティーヴン・クエイルこれは映画館で観なきゃダメな映画だね。やってることは「ツイスター」辺りとなんら変わりないけど、なかなかの特撮映画。しかしどうやって撮影してんだろ。スタッフ、キャストは余り金かかってないような低予算風なのに、それ…

野獣暁に死す

監督:トニーノ・チェルヴィ映画としては普通のマカロニウェスタン。もう少し面白くできそうな要素はあったのだが。。。ただ日本人としては、やはり仲代達矢が出てるだけで観る価値あり。あの中にあっても違和感なくやっててウケる。敵ボス役で大いに存在感…

SPARKS スパークス

監督:クリストファー・フォリノ、トッド・バロウズスーパーヒーロー物として割とよく出来ている。話は結構練られていて面白い。それなのにどうも平凡な印象しか残らない。ストーリーはいいのに、なぜイマイチなのだろうか。非常に勿体なさを感じる。もっと…

バーバレラ

監督:ロジェ・ヴァディムカルト的なSF映画だが、正直微妙だった。話にまとまりがなく、キッチュな世界観にも乗れなかった。今観るとさすがに学芸会のようなセットだし、衣装やジェーン・フォンダのキャラにしても当時では斬新さやオシャレ感はあったんだ…

TOKYO TRIBE

監督:園子温ダサくて痛々しく観てるこっちが恥ずかしくなる。しかし除々にその痛々しさにハマっていき、バカ映画としてはそれなりに評価できる。ラップによるミュージカル・スタイルも結構面白く、これはハリウッド映画でやってほしい。鈴木亮平よりもYOUNG…

キッチン

監督:森田芳光吉本ばなな原作の大ベストセラー。ほんわかした空気。どこかバブリーな雰囲気を残して、ゆっくりと時間が流れている。みんなどこかおっとりしていて、この感じ嫌いではない。ただやはりドラマとして特になにかが起こるわけではないので、やや…

金融腐蝕列島 〔呪縛〕

監督:原田眞人こういう金融物って映画にするのは難しい中、そこそこ頑張っていると言える。テンポがいいので背景がイマイチ分かり辛くても勢いで見せ切った。そういえば総会屋とか一時話題になったよなあ。仲代達矢と役所広司の無名塾師弟共演もうれしい。…

友よ、さらばと言おう

監督:フレッド・カヴァイエ悪くはない。ただフレッド・カヴァイエの前2作と比べると物足りない。アクション自体は相変わらず冴えてるのだが、話がどうも平凡でイマイチ興奮しない。ラストの真相も取ってつけたような感じでふーんぐらいでしかなかった。

愛の犯罪者

監督:アルノー・ラリユー、ジャン=マリー・ラリユー展開がチンタラしすぎて退屈。どういう方向に持っていきたいのか不明で、終盤ようやく作り手の真意が分かるが、それならもう少しやりようがあったのではないか。下らない愛だのに時間を割きすぎて、肝心…

地獄の変異

監督:ブルース・ハント要は「ディセント」だね。B級だけど意外と善戦はしている。凄いってほどではないが、時間潰し程度には楽しめる。あと敵キャラの造形が気持ち悪くていい。崖の女に後ろから飛んでくるシーンはゾッとした。。。

イコライザー

監督:アントワーン・フークアデンゼル・ワシントン版必殺仕事人。硬派な作りなのもうれしい。若干「マイ・ボディガード」と被ってる気もするが面白いのでまあいっか。これシリーズ化してほしいな。

チョコレートドーナツ

監督:トラヴィス・ファインなんか弱者を寄せ集めた映画で、正直あまり胸に響いてこなかった。アラン・カミングがずっとロバートダウニージュニアに見えて困った。。。

少年たちは花火を横から見たかった

監督:岩井俊二「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」から6年、監督主演者が当時を振り返るドキュメンタリー。「打ち上げ花火〜」ってフジテレビの「ifもしも」のスペシャル版だったんだ。知らなかった。。。宮沢賢治の銀河鉄道の夜の話や当時…

パトリック 戦慄病棟

監督:マーク・ハートリー話がどんどんグダグダになっていく。てゆうかパトリック超能力ありすぎ。今作はリメークらしいがオリジナルは面白いのだろうか。。。

アンダー・ザ・スキン 種の捕食

監督:ジョナサン・グレイザー男を誘って捕食する。それの繰り返しで、結構思いきった作風。捕食シーンが昔の日本映画というかATG辺りの映画のようで、妙な音楽に黒い液体に沈んでいくというシュールで前衛的な感じが笑える。ラストの中の生き物に一瞬ゾ…

私の男

監督:熊切和嘉二階堂ふみは嫌いだし、浅野忠信もなんか魅力なくなったし、とにかく登場人物たち自体が全く共感できないので心に響かない。要は近親相姦だろ。なんなのこの親子は。劇的なテーマというだけで安っぽいバカ親子の話。えーと警察殺しはどこいっ…

渚のシンドバッド

監督:橋口亮輔同性愛の過剰なホモホモ映画だったら嫌だなあと思ったが、そうならなくて良かった。もちろんそういう要素もあるが、それぞれに悩みを抱えた十代の少年少女の心の叫びがテーマ。屈折した感情、嫉妬や劣等感、次第に複雑に絡み合っていく三角関…

LUCY/ルーシー

監督:リュック・ベッソンリュック・ベッソンの暴走。よくこれが大ヒットしたよ。ドラッグによって脳の機能を覚醒させたら超能力が使えるようになったというバカ映画。最後は「2001年宇宙の旅」へと持っていく強引さ。時間短いしヨハンソンも楽しんでる…

FRANK -フランク-

監督:レニー・アブラハムソン期待したんだけど思ったほど面白い話ではなかった。仮面の男の哀しみも余り伝わらず、さほど主人公の内面にも深く入り込んでいなかった。うーんイマイチ。。。

百瀬、こっちを向いて。

監督:耶雲哉治回想形式で学生時代の四角関係を振り返る青春物。ぶっちゃけそれほどめずらしい話ではなく、よくある青春物の域を出ていない。早見あかりもどうも血が通った人間に見えず、このキャラにはエキセントリックすぎる気がする。それはそれで早見の…

モンキー・シャイン

監督:ジョージ・A・ロメロ人間と猿の意識が一体化するとか、いろいろ設定に無理があるが、まあ80年代だし、こういう珍作も許される範囲か。最初は愛らしい猿だったが、最後は敵になってしまうのは哀しいね。車いすの体が不自由な人間vs知能の高い猿とい…