2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

少年ケニヤ

監督:大林宣彦正直なにがやりたくて、なにが言いたいのかイマイチわからんが、時代的にも核兵器の廃止なのかなあ。妙にサイケデリックなのは大林宣彦だからなのか。ただ色塗りしてないシーンが多々あり、演出なんだろうが、予算が足りなかったんじゃないか…

隻眼の虎

監督:パク・フンジョン長い。この内容なら30分は短くできる。さすがに虎一匹にこんなに苦戦するのは無理がありすぎる。そもそも人間が馬鹿すぎ。もっと撃てよ。。。大杉漣も出てるよ。

シャドウ・エフェクト

監督:オービン・オルソン、アマリヤ・オルソンなんだかいろんな映画から寄せ集めた様なネタばかりで面白くない。予算が少ないからか作りもちゃっちい。マイケル・ビーン久しぶり。あのジョナサン・リス・マイヤーズがこんなB級サスペンスで、しかも脇役っ…

ダーティー・コップ

監督:アレックス・ブリューワー、ベンジャミン・ブリューワーニコラス・ケイジとイライジャ・ウッドという時点で何か安そうな映画ではあるが、まあ思っていたよりはマシだった。それでも正直なにがしたいんだって感じのクライムサスペンスで、特に面白くは…

ナイト・ガーディアンズ

監督:エミリス・ヴェリビスロシアの「メンインブラック」的なファンタジー。もろB級。どっかのハリウッドの寄せ集めみたいなもんで、もっとロシアの独自性を出してほしかった。つまらん。

帰ってきたヒトラー

監督:ダーヴィト・ヴネントブラックコメディなんだけど、なんか結構恐ろしかった。上手い具合に群集を操るというか、知らぬ間に魅了されていくというか、笑いの中にぞっとする気味悪さがあった。ヒトラーのキャラクターもあるが、この役者が滅茶苦茶巧くて…

メグレ赤い灯を見る

監督:ジル・グランジェジャン・ギャバンがメグレ警部を演じて貫録はある。作品もまあ渋いっちゃ渋い。でもさほどミステリー的なものはなく、地道な捜査での犯人探しで内容は極めて普通。もっと推理を働かせるような物を期待していたので、ちょっとがっかり…

フライト・クルー

監督:ニコライ・レベデフロシアのフライトアクション映画。随分と大胆な編集で最初の方は結構楽しめた。ただ中盤からディザスター映画となり、なんかハリウッド辺りのB級アクション映画にありがちな平凡なものになってしまった。本編入る前の方が個人的には…

サイレント・ランニング

監督:ダグラス・トランブルさすがに今観るとややチープだし、終盤まではさほど凄い映画とも思えなかったのだが、ラストの選択にちょっと感動した。人間の命よりも緑を大切にしたという分かりやすいが、意外に切実なメッセージが今の時代にも当てはまる。ま…

パーフェクトマン 完全犯罪

監督:ヤン・ゴズランまあありがちっちゃありがち。正直どっかで観たことあるようなネタのオンパレードではあるが、それでも作りがしっかりしているため退屈しない。犯罪を重ねたことが結果的に新たな小説を創作できたふうでもあるので、うまくいかないもの…

ザ・クルー

監督:ジュリアン・ルクレルク硬派なフレンチクライムアクション。悪くは無いが、まあ小規模な「ヒート」って感じ。

あの頃エッフェル塔の下で

監督:アルノー・デプレシャンうーん退屈。デプレシャンだったか。どうしてフランス映画はこうエンターテイメント性がないのか。ごく普通の恋愛の思い出と後悔。これをフランス人たちは本当に楽しんでいるのだろうか。エピソードも平凡だし、やっぱりフラン…

TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ

監督:宮藤官九郎こっちが本来の宮藤官九郎なんだろうね。最初は痛々しくて観てられなかったが、除々にこのアホっぽさにハマってくるから不思議。ただ悪くは無いんだけど、なんか雑っていうかノリだけで作ったような映画で、この馬鹿さをそこまで評価はでき…

のぞきめ

監督:三木康一郎監督は「トリハダ」の三木康一郎だったのか。それにしては平凡なホラーだったなあ。板野友美が主演ってのが売りなのかねえ。まあ演技はそんなに悪くは無かったけど。。。

座頭市牢破り

監督:山本薩夫シリーズ第16作。シリーズの中ではいい部類に入るかもしれない。まあそれも三国連太郎のおかげで、勝新との共演で作品にやや厚みが出たかな。市のキャラがちょっと変わっていて、統一してほしいものである。つーか牢破りってなんだ。。。

地獄

監督:神代辰巳どこかカルト的な臭いがあり、色の使い方や地獄の美術など奇妙な味あり。近親相姦とか村社会の闇とかどこか横溝的なとこがあった。しかしやはり一番の見所は原田美枝子。こんなにスタイルいいんだとびっくりした。終盤の地獄はやや退屈したが…

7500

監督:清水崇あれ?意外といいじゃんというのが正直な感想。もっと酷いものを予想していたので、思わぬ出来に清水崇はまだ死んでいないとちょい安心。こういう密室そして飛行機内のホラーって割と好きなんだよね。「ランゴリアーズ」とか。これどういうオチ…

サマー・インフェルノ

監督:アルベルト・マリーニこれ結構気に入った。B級ホラーだが割といい。時間制限のあるゾンビ物。そして仲間が時間をずらしてゾンビになっていくというアイデアがいい。敵味方が入れ替わるのがミソ。そして終盤のゾンビに囲まれた時の回避方法も上手い作…

東北の神武たち

監督:市川崑あまり長いと退屈になりそうだが、1時間程度なのでよかった。「楢山節考」の深沢七郎が原作というのが納得。なんか世界観が似てるというか。人里離れた村の奇妙な生活とルール。オドロオドロしい雰囲気でホラーっぽくもなりそうなんだけど、乞食…

4 FOUR

監督:ジョン・ラングリッジ「レザボアドッグス」が好きそうな人達が作った映画。タイトル通り出演者4人だけのシチュエーションスリラー。低予算の中ではまあまあ頑張ってはいる。なぜ妻の名前を出さないとかツッコミ所は多いけど。。。

レジェンド 狂気の美学

監督:ブライアン・ヘルゲランドトム・ハーディの二役ぐらいが見物で、ギャング映画としては悪くは無いが、特別印象に残るような映画でもない。トム・ハーディファン向け。チャズ・パルミンテリ久しぶりにみた。。。

ジュラシック・ワールド

監督:コリン・トレヴォロウ「ジュラシックパーク」のリブートのような感じ。思ったほど新しさは皆無だったが、まあ安定感はある。しかしこのジョン・ウィリアムズのテーマ曲は偉大だよ。後半はやや単調になっていった感はあるが、まあある種のお祭り映画み…

エルサレム

監督:ドロン・パズ、ヨアヴ・パズカメラをメガネに変えた発想はまあいいとして、後は平凡なPOV。この手のやつはもう食傷気味である。

監督:市川崑市川崑の軽量級の作品はイマイチなのも多いが、これはヒネリの効いたなクライムコメディ。この時代にこれだけポップなものを撮ったのは監督のセンスか。それとやはり何といっても京マチ子の存在に尽きる。とにかくパワフル。あと船越英二の胡散…

ミニオンズ

監督:ピエール・コフィン、カイル・バルダオリジナル二作は挫折しているので、このシリーズ特に好きではないのだが、これは観てみた。まあ普通。。。ファンじゃなきゃ観なくてもいい。

左きゝの拳銃

監督:アーサー・ペンやや単調の向きもあるが、西部劇の皮を被った破滅的な若者の青春映画といった感じで、これはこれで悪くは無い。もう少し復讐の仕方が面白ければいいのだが、どうも味気なくアクションよりビリー・ザ・キッドの人間像を重点に置いている…

ロンドン・ロード ある殺人に関する証言

監督:ルーファス・ノリスミュージカルという手法が上手くいってるのか正直微妙だったけど、段々これはこれでアリかなと思えてきた。でも結局なにが言いたいのかよく分からん。終わってみれば、時間を引き延ばすためだけにミュージカルにしたのかなと思えて…

ロブスター

監督:ヨルゴス・ランティモスこの監督の「籠の中の乙女」は好きだったけど、今回はその奇抜さを上手く消化できなかったようだ。設定はまあ面白いとは思うのだが、いまいちルールが分からないのでどうももやもや感が残る。そこがまあ狙いなのかもしれないが…

日本列島

監督:熊井啓この手の戦後日本の昭和犯罪物は好き。ただややまとまりに欠けるし、サスペンスとしての巧さは余りない。まあその辺は雰囲気と役者の顔でカバー。宇野重吉もよかったが、それよりも個人的には二谷英明に味があった。ラストの非情さに戦後の闇を…

ザ・ギフト

監督:ジョエル・エドガートンちょっと「オールドボーイ」を思い出した。ギフトとは何なのか。その真意が分かるラストのオチなど、とてもよくできたサスペンス。ミスリードさせるようなキャラクターの逆転など、初監督そして脚本もやったエドガートンの巧妙…