2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ナインイレヴン 運命を分けた日

監督:マルティン・ギギ2001年9月11日、ワールドトレードセンターのエレベーターに閉じ込められた5人の人達を描いたものだが、実話ってわけではないようだ。懐かしい顔ぶれ。チャーリー・シーンにウーピー・ゴールドバーグ。この辺でこの映画のレベルが分か…

ナミヤ雑貨店の奇蹟

監督:廣木隆一東野圭吾原作。決して悪い映画ではない。ただ余りに都合のよい手紙のタイムトラベルに少々目くじらも立てたくなる。あと登場人物たちの繋がりが、巧いを通り越して出来すぎになってしまっているため、イマイチ感動が起きない。全体的に作為的…

ミューズ

監督:ジャウマ・バラゲロつまらん。ホラーだけどちっとも怖くない。スペインホラーの独特な雰囲気はいいんだけど、話自体が面白くない。文学的、ダヴィンチコード的なものを狙ったようにも思えるのだが、見事に失敗している。

めぐりあう日

監督:ウニー・ルコント実の母を探す女性と子供をすてた女性。二人の女性がじわじわと交じり出し、少しずつ距離を縮めていく。観てる側は二人は親子だと分かるのだが、当人たちはまだ気付かない。そんな二人が親子だと気付くまでを見つめる映画。意外と終盤…

メイズ 大脱走

監督:スティーヴン・バーク北アイルランド紛争という背景はあるが、まあ基本脱獄映画です。脱獄映画にしては地味だし、やや盛り上がりには欠くが、イギリス映画の渋い風味が感じられ悪くない。主人公のちょっと情けない顔がいい。ちょいおまけ。

エンドレス・マーダー

監督:ドルー・ブラウン死なない男と殺し屋の話。うーん着想自体は悪くないようにも思うが、その死なない男という設定を上手く捌けていない。結局、運命とか因果応報とかそういうことを言いたかったのか。オチもまあ想定内。

ボン・ボヤージュ 〜家族旅行は大暴走〜

監督:ニコラ・ブナムフランス産のおバカコメディ。まあ大した映画じゃないが、フランスもたまにはこういうおバカ映画が必要だ。旅行先の話かと思ったら、行くまでのほぼ自動車の中で繰り広げられる珍道中。こんな車は乗りたくないが、家族の絆は深まったの…

ブラッド・スローン

監督:リック・ローマン・ウォー刑務所、ギャングとこれぞリック・ローマン・ウォー。彼の骨太な作風は健在。真面目な男が刑務所で生き抜くためにギャングになる。変わらなければ生きていけない世界、しかし彼は根本の部分は変わらなかった。そこが現れるラ…

海底47m

監督:ヨハネス・ロバーツ悪くない。海底の中から地上への脱出。サメはいるわ、空気はないわのサスペンス。シンプルな出来で最後までそこそこ楽しめる。助からないオチでも良かったと思う。

殺意の誓約

監督:バルタザール・コルマウクル悪くはない。この監督のどこか硬派な部分は好き。でも内容はどっかで観たことあるようなものなので、もうひとつ何かがほしい。監督自身が主役をやり、役者としてもなかなかのものである。

キラー・セッション

監督:エリック・ヴァレットエリック・ヴァレットはそこそこできる監督のはずだが、これは凡作。なにがしたいのかさっぱり分からん。印象に残ったのは、残忍な殺し屋のアジア人ぐらいか。つまらん。

ベイビー・ドライバー

監督:エドガー・ライト思ったほどは乗れなかった。でもポップなクライム映画としては及第点。ウォルター・ヒルの「ザ・ドライバー」のオマージュのように感じた。特にテクニックを見せるシーン(3台の赤い車)は好き。終盤のバイオレンス具合も監督のらし…

ザ・ダンサー

監督:ステファニー・ディ・ジュースト伝説のダンサー、ロイ・フラーの実話。まあ話としては栄光と挫折というありがちな域を出ないものだった。だがダンスは確かに革新的で美しく、そのシーンは結構魅了された。

バニー・レークは行方不明

監督:オットー・プレミンジャー今ならさほどめずらしくない手法だが、当時は斬新だったのだろう。今観ても引き付けるサスペンス性は見事。また個人的に「サイコ」の影響を少なからず感じた。妄想でしたで終わらなくて良かった。あの刑事ローレンス・オリヴ…

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章

監督:三池崇史ジョジョファンとしては期待してなかったのだが、まあそこまで悪くなかった。いろいろ端折ってるし、それなりにコンパクトにまとめてたかな。どうしてもアニメの実写化ってコスプレ感が出てしまうが、まあこれはしょうがない。山崎賢人はイメ…

白い帽子の女

監督:アンジェリーナ・ジョリー・ピットなんかブラピ夫妻の実生活を見せられてるようで、ああ二人の関係もこんな感じなのかなと邪推してしまった。でもこういう夫婦共演って、なんだかなあって感じ。自分たちをさらけ出すみたいなことは勝手にやってろよと…

美しき諍い女

監督:ジャック・リヴェット観る機会はあったのだが、長らく観れてなかった作品。ようやく観た。いやあしかし長い。4時間はさすがに疲れた。正直中身は2時間で十分足りる内容なのに、どこでこんなに時間を費やしたのか。画家とモデルの葛藤なのだが、そこ…

ウソはホントの恋のはじまり

監督:カット・コイロ軽量級コメディ。主演のジャスティン・ロングが脚本書いてる。まあなんとなくどっかで観たことあるような話ではあるが、小品ながら微笑ましい作品には仕上がっている。小さな嘘は愛があれば許せるのかな。まあ最後は人柄だけどね。失敗…

静かなふたり

監督:エリーズ・ジラールへー主演のロリータ・シャマーってイザベル・ユペールの娘なんだ。知らんかった。まあ悪くはないが、いかにもフランス映画って感じの話。なんかもう雰囲気だけって気がしないでもないが。70分と短いのはいい。これ以上長いとちょ…

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

監督:ジョン・リー・ハンコックこれを創業者(ファウンダー)というのか。乗っ取りではないか。しかし彼がいなければ今のマクドナルドはなかったのも事実。企業の成功の裏にはこういうことは恐らくどの企業でもあるのだろう。前半はうだつの上がらない良い…

あにめたまご2018

監督:山元隼一、佐藤広大、沼田心之介、遊佐かずしげ「TIME DRIVER 僕らが描いた未来」(IMAGICAイメージワークス、ロボット)、「えんぎもん」(スタジオななほし、ウサギ王)、「ミルキーパニック twelve」(トマソン)、「Midnight Crazy Trail」(Picon…

ゴッド・ディーバ

監督:エンキ・ビラル分からない部分多数だが、この世界観悪くない。神がレイプとか斬新。主要3人の俳優以外のキャラはすべてCGで、最初違和感あったのだが、これが意外と慣れてくる。よく出来ているのか、ショボイのか、2004年制作と考えると健闘し…

カフェ・ソサエティ

監督:ウディ・アレンさすがウディ・アレンとしか言いようがない。古き良きハリウッドと豪華な美術や衣装、そしてギャングを絡ませるのはいつものこと。ズレた三角関係など軽妙な技が冴える。ネタが割れた後は話の勢いが弱まったが、こんな洒落たコメディを…

妖星ゴラス

監督:本多猪四郎日本版「アルマゲドン」と言ったらいいすぎか。まあ60年代の映画なのでチープではあるが、こういう映画を作っていた日本には夢があった。地球の6千倍もの質量とか魅力のあるフレーズである。軌道を逸らすために地球を動かすとか、いろいろ…

唐獅子警察

監督:中島貞夫原案かわぐちかいじのヤクザ映画。腹違いの兄弟の対決。まあまあかな。小林旭と渡瀬恒彦の演技が熱い。哀しき兄弟の生まれ故郷での最後の一騎打ちは中々よかった。

デス・ライナーズ

監督:D・J・ヴィオラまあ「ファイナル・デスティネーション」を思い浮かべるわな。まあそこそこ観れるものにはなっているけど、全体的にはショボイ。ラストもなげやりで駄目。

あなたを見送る7日間

監督:ショーン・レヴィいい家族映画だ。帰省と大家族、こういうの弱いんだよな。まさに家族水入らず映画。家族が久しぶりに再会し、昔の友人、恋人に会い、そこでいろいろと波乱の起こる7日間。でも本当に濃密な7日間だった。家族の存在の大きさ、たまにし…

(r)adius ラディウス

監督:カロリーヌ・ラブレシュ、スティーヴ・レオナールアイデアがいい。人間ウィルスみたいな設定とその回避法が面白く、ありそうでなかったアイデア。そしてアイデア倒れに終わってないストーリーもいい。記憶喪失から少しずつ明らかになる記憶、そして真…

リベンジ・ショット 最後の賭け

監督:ジェイコブ・クーニーいつものトム・サイズモア映画と見るか、健闘のトム・サイズモア映画と見るか。1時間ちょっとの映画なので、中編的内容。女二人の強盗というのは、まあまあ新鮮。全体的には平板は映画だが、ラストはまあまあいい。サイズモアだ…

おとなの恋の測り方

監督:ローラン・ティラールジャン・デュジャルダンの小人姿にびっくり。最初が出オチみたいで、後は極めて普通の身長差カップルのラブストーリー。着想は面白いかなとは思ったが、最初のインパクトだけで終わってしまった感。