2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

デート&ナイト

監督:ショーン・レヴィ終わってみれば、平凡な夫婦がちょっとした行き違いで、犯罪に巻き込まれるという、よくあるパターン映画の域は出なかったが、それでも豪華なゲストスターだらけとテンポのある短い時間ということもあり、普通に楽しめるものには仕上…

海角七号/君想う、国境の南

監督:ウェイ・ダーション台湾で大ヒットしたそうだが、正直ヒットするような要素が見当たらないんだけど。。。まあお国の違いということなのかな。昔のラブレターと現代劇の結びつきが弱いし、最初の1時間ぐらいは、この映画の目的が見えずダラダラしすぎ…

デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜

監督:トッド・フィリップス「ハングオーバー!」のトッド・フィリップス監督とザック・ガリフィナーキスが再びコンビを組んだが、正直「ハングオーバー!」ほどの爆発力はない。それでもなんだかんだで、それなりのロードムービーにはなっているので、退屈…

ハリー・ポッターと賢者の石

監督:クリス・コロンバスシリーズ1作目。これだけは昔観たけど、シリーズ全部制覇するために改めて観てみる。いろいろ詰め込むのに大変だったろうけど、それなりにまとまっているので退屈はしなかった。基本的にはシリーズ通して両親を殺した犯人への対決…

ハリー・ポッターと秘密の部屋

監督:クリス・コロンバスシリーズ2作目。英国実力俳優総出演がこのシリーズの一番の見所かもしれない。今回はケネス・ブラナーやジェイソン・アイザックスが登場し、子供達をサポート。まあそれほど内容がある話ではなかったが、クリス・コロンバスの安定…

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

監督:アルフォンソ・キュアロンシリーズ3作目。監督はA・キュアロンに交代。3作観た中で一番出来がいい。何か変身キャラが多く、一瞬「トワイライト」かと思わせ、イヤな予感はしたが、今回はさらに時間を遡るという荒技を使い、これが上手くいったのは…

ラッキーナンバー7

監督:ポール・マクギガン途中ウトウトしてしまい、話にあまりついていけなかったので、正直オチもよく分からなかったが、それでもドンデン返しというほどのものではない。しかしこの程度の脚本によくこれだけのキャストが揃ったなあ。逆に豪華キャストゆえ…

ニューヨーク、狼たちの野望

監督:ジェームズ・デモナコこの手の交差する群像劇は好みではあるが、いまひとつパンチがない。イーサン・ホークもぱっとしなくなっちゃったなあ。シーモア・カッセルの存在が唯一の見所で、最後の最後で場をさらった。ニューヨークにもこんな辺ぴな場所が…

赤毛のアン

監督:ケヴィン・サリヴァン昔観たことあったけど、妙にまた観たくなった。典型的なオテンバのトラブルメーカー映画だが、その愛すべきキャラクターたちやプリンスエドワード島の風景、世界観が懐かしく、作り手の愛情が伝わった気がする。そして何といって…

ふたつの過去を持つ男

監督:アンソニー・ヒコックスアーマンド・アサンテが主役という時点で、B級の匂いが。しかも監督はA・ヒコックスなので、それなりに面白い。顔を変え、別の人物になりすますというありがちな展開ではあるが、話がコロコロと転がりジェットコースター的な…

猿の惑星:創世記(ジェネシス)

監督:ルパート・ワイアット驚異的なCG技術とスピーディなアクションで一気に見せる。なぜ猿の惑星になってしまったのかという、時系列では1作目より前の話なので、自由の女神、スペースシャトル、コーネリアスなど1作目に繋がる伏線が楽しい。猿によっ…

最後の忠臣蔵

監督:杉田成道忠臣蔵という時点で堅苦しい時代劇かなと期待してはいなかったのだが、これが素晴らしい時代劇で見応えがあった。可音の恋と赤穂浪士で生かされた男二人の物語は、その忠誠心、使命感など武士の生き様が映し出されている。名誉の死ができず、…

NINE QUEENS 華麗なる詐欺師たち

監督:ファビアン・ビエリンスキーハリウッドリメイク版の「クリミナル」を先に観ていたので、ほぼ同じ内容のため驚きがあまりなかったというのが正直なとこ。前半のテンポいい詐欺テクニックは面白かったんだけど、肝心のメインの騙しがイマイチ分かりずら…

ぼくは怖くない

監督:ガブリエーレ・サルヴァトーレスイタリアの田舎の風景が美しく、麦畑のシーンだけでも絵になる。なんとも不思議なテイストの映画で、少年の冒険なのかサスペンスなのか、成長物語なのかよく分からないが、偶然見つけた穴から、この村の隠された秘密が…

プラダを着た悪魔

監督:デヴィッド・フランケル主人公と上司の関係が、成長著しいアン・ハサウェイと重鎮メリル・ストリープの関係のようで、新旧女優の対決を楽しく観ることができた。M・ストリープの役作りには、鼻につくとこが多々あるが、今回はその辺が特に気にならず…

殺人犯

監督:ロイ・チョウ主人公が記憶喪失で自分が犯人かもで進んでいく、ありがちな話をどういう風にオチを持っていくのか気になるとこではあったが、終盤なんじゃこれと思わず絶句の珍作。一瞬「アイデンティティ」を思い出した。犯人が分かってからダラダラし…

ハナミズキ

監督:土井裕泰一青窈の『ハナミズキ』を元にして作った恋愛映画。一組のカップルの出会い、別れ、再会を時代を追って描いたもので、「君と好きな人が、百年続きますように」というテーマが全てといっちゃえばそれまでだが、まあガッキーも意外と良かったの…

エグザイル/絆

監督:ジョニー・トーなんだかアクションに全くキレがなく、ジョニー・トーのいつものアクションスタイルとはどこか違うような気がした。マカロニウエスタンを意識して作ったのであれば、はっきりいって成功していない。男の友情といういつものパターンだが…

ルイーサ

監督:ゴンサロ・カルサーダオバサン主演の映画にしては、なかなかの作品だとは思うが、後半から話の展開に幅がなく、やや退屈になっていったのが惜しい。60歳女性が職を失ったら生きていくのが難しいのは理解できるが、オバサンの偏屈キャラゆえに、イマ…

終着駅 トルストイ最後の旅

監督:マイケル・ホフマントルストイには興味ないし、伝記ものはあまり好きじゃないというのもあって、決して楽しめた映画ではないが、愛の物語としての出来はいいと思う。またクリストファー・プラマーは好きなので、彼の演技だけで十分観る価値ありではあ…

白夜行

監督:深川栄洋原作も読んだし、TV版も観たので今更映画化と正直期待していなかったが、予想以上に出来がいいので驚いた。膨大な原作のディテールを省略し、外側からじわじわと得体のしれない物事が進行しているのを、説明なしなため、妙な気持ち悪さがあ…

ナイト&デイ

監督:ジェームズ・マンゴールドなにこのバカ映画。ありえないアクションの連続に、よくこんな薄っぺらい脚本の映画にトムとキャメロンは主演したなと、逆に呆れてしまった。ただ二人の相性はいいと思うよ。A級スターのポップコーンムービーで、いろいろな…

僕と彼女とオーソン・ウェルズ

監督:リチャード・リンクレイター舞台の裏側という設定なためか、映画的な面白さは薄く、正直あまり楽しめなかった。未公開というのも納得な地味さ。ただ当時の文化やオーソン・ウェルズという人間への興味という、古い映画ファンはそれなりに楽しめるのか…

ケンタとジュンとカヨちゃんの国

監督:大森立嗣最後までそれなりに観れるので、そこまで駄目とはいいたくないが、結局監督はこの映画で、何を伝えたく、そして何が言いたかったのか全く不明。しかもこの中身の無さで2時間以上かけるなよ。。。日本映画界は高良健吾を過大評価しすぎでは。…