ぼくは怖くない

監督:ガブリエーレ・サルヴァトーレス

イタリアの田舎の風景が美しく、麦畑のシーンだけでも絵になる。なんとも不思議なテイストの映画で、少年の冒険なのかサスペンスなのか、成長物語なのかよく分からないが、偶然見つけた穴から、この村の隠された秘密が浮き彫りになる展開は、なかなか面白く観れた。多くを語らないラストの幕切れであるが、この辺は文学的というかヨーロッパ映画の特徴というか。。。それと妹がかわいい。