2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

あぜ道のダンディ

監督:石井裕也悪くはない。でもよくある家族映画で映画化するほどではないかな。染谷将太とか綾野剛とか藤原竜也とかチョイ役が豪華。光石研はいい俳優だと思うよ。

47RONIN

監督:カール・リンシュ日本版「ロードオブザリング」と呼びたい。まっっったく期待してなかったので意外な面白さに驚いた。もう世界観は滅茶苦茶だし、アメリカいつものトンデモ日本ではあるが、アレ?これ面白くねと頭の中でいくら否定してもどんどん面白…

丹下左膳 飛燕居合斬り

監督:五社英雄悪い出来ではない。真っ当な時代劇。ただもうひとつ何かが足りない。こけ猿の壺の争奪戦なのだが、「丹下左膳 百万両の壺」ほど話が練られてる訳でもないしユーモアがあるわけでもない。盛り上がりなく普通なんだよな。中村錦之助の丹下左膳は…

あなたとのキスまでの距離

監督:ドレイク・ドレマス大人しそうな顔してどんどん家庭を壊していく。本人は余り自覚がないような感じが逆にビッチ臭を感じる。フェリシティ・ジョーンズが小柄で可愛らしいけど正直共感はできない。教訓、可愛い娘を留学生に呼んではいけない。おっカイ…

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金

監督:マイケル・ベイこれ未公開だったんだ。しかも監督がマイケル・ベイってのに驚いた。しかも実話だそうだ。まあそういっても大分誇張されているとは思うが。。。トニー・シャルーブやエド・ハリスをこんなバカアクションコメディに使うのは勿体ない。

ランナウェイ/逃亡者

監督:ロバート・レッドフォード逃亡劇としても真相へのサスペンスにしてもそれほど大したものではなかったが、これだけ渋いジジイ俳優を揃えられてはもうそれだけである意味満足してしまった。これも生ける伝説になりつつあるレッドフォードのカリスマのお…

インターステラー

監督:クリストファー・ノーラン時間を逆転させた親子愛。時間差から生まれる壮大な愛の物語だった。結論から逆算したような話の作りはノーランらしい。壮大な話の中にもきちんと人間のずるさ、嘘といったサスペンスを散りばめ長時間でも退屈させなかった。…

しあわせカモン

監督:中村大哉シンガーソングライター・松本哲也の実話で、お蔵入りから公開に至った作品。お蔵入りにするには勿体ない出来ではある。松本哲也自身の話というよりは母親の話。覚醒剤に溺れていく母親や成人する前までの話までは面白かったが、成人後がイマ…

俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!

監督:ジェイ・ローチこういう選挙映画ってアメリカ好きだよな。まあ典型的なアメリカンコメディ。ウィル・フェレルは嫌いだけど、ザック・ガリフィナーキスはまあまあ好きなのでそれなりには楽しめた。時間も短いしね。

フィルス

監督:ジョン・S・ベアードクズ警官映画。他人を駒のように操り、同僚をも私利私欲に利用するクズっぷり。どうしようもない主人公でただただクズの垂れ流しのような映画だが、終盤のトラウマだの目撃者の正体にまあまあ面白味が増した。英国流ユーモアに英…

宇宙大戦争

監督:本多猪四郎昔の日本特撮映画の勢いというか無茶苦茶さというかとにかくチャッチイけど、どこか憎めない味があるんだよな。しかし話がイマイチ分かりずらい。ストーリーが中途半端なので折角のSFものなのにワクワク感とかがまるでない。なぜゴジラの…

草原の野獣

監督:フィル・カールソン結構ありがちな設定の数々。無軌道な兄と優しい弟、先住民との愛、父と子の対立など定番な感じが盛り込まれているが悪くはない。息子が悪さをしても権力で解決する父。ゆえに反省しない兄。そこから次第に大きな溝が生まれ、父子の…

ジャッジ!

監督:永井聡なんか日本をバカにしたり自画自賛したり余り製作の意図がわからない。トヨタとか電通とかスポンサーの顔が見え隠れして鬱陶しい。ギャグもなんか寒いし、妻夫木聡はトヨタのCMののび太そのまんまのようなキャラだった。劇中のきつねうどんC…

四十九日のレシピ

監督:タナダユキ亡き継母の人生を手繰る旅を通して自分達夫婦や父、新しい友人たちとの交流と将来への再出発を見つめるやさしい映画。空白の人生だった継母の素顔に涙。そんな継母を荻野友里が可愛らしく愛情にあふれていて好演。阿川佐和子にそっくりだっ…

潔く柔く きよくやわく

監督:新城毅彦心に傷を持った者同士のラブストーリー。高良健吾がメインと思いきや岡田将生だったのか。長澤まさみや高良健吾が15歳ってのはさすがに無理はあるが、それなりにごまかせてるのがある意味凄い。過去話に痛みやノスタルジックなものがあまり…

草原の実験

監督:アレクサンドル・コットほとんど台詞がない。主役は広大な自然や空と大地、そしてかわいい少女。それだけでそれなりの映画に成立しているんだけど、ストーリーらしいストーリーがないのでやや飽きる。淡々とした映画と思いきや終盤突然メッセージ性の…

海に帰る日

監督:スティーヴン・ブラウンなんかよくわからない。少年時代への回想とかで主人公が自分を取り戻すみたいな感じだが、全然話の筋が見えずらく面白くない。キアラン・ハインズの存在感だけは立っていた。

鬼龍院花子の生涯

監督:五社英雄夏目雅子が鬼龍院花子ではない。花子は正直どうでもいいような。。。映画としての風格はあるが、内容はイマイチはっきりしない。ただ体当たり演技の夏目雅子は良かったし、仲代達矢がパワーのある芝居をしていたのでなんとなく凄い映画のよう…

ウィ・アンド・アイ

監督:ミシェル・ゴンドリーバスの中の話。最悪だな。アメリカのガキ共は少し異常すぎないか。いくらなんでもバスの中でこんな悪戯が行われているなんて。日本との文化の違いに驚くし、アメリカの学校とか毎日こんな感じだと凄い疲れるわ。。。夕暮れ時にな…

必殺4 恨みはらします

監督:深作欣二「必殺」シリーズとしてはいい部類だと思うけど、映画として観たらそこそこ面白いけど中身は薄い。深作欣二らしい豪快さはあったし、衣装の派手さや真田広之、千葉真一など見所はあるにはある。ただ時間が経つと余り印象に残ってないんだよな…

あさひるばん

監督:やまさき十三芸人の多さに多少辟易したが、除々にこの映画の泣かせに不覚にもハマってしまった。単純かもしれないがストレートな技に好感。あさ、ひる、ばんの3人もいい感じ。國村隼だけ妙にジジイ風だがさすがに上手い。西田敏行や松平健など脇だが…

迷子の警察音楽隊

監督:エラン・コリリン大きなことは何も起きない映画。雰囲気や流れる時間に心地よさはあるものの、さすがに何も起き無さ過ぎて物足りない。異国で一泊しただけだが、文化の違いや人種の違いなどが見れて、日本人には分かりずらい部分もあるのだろう。

ムード・インディゴ うたかたの日々

監督:ミシェル・ゴンドリーオドレイ・トトゥも出てるし、どこか「アメり」っぽい。あっちは綺麗な世界観だったが、こっちはハチャメチャな世界観。その独特な世界にあまりハマれず。ミシェル・ゴンドリーファン向けだな。ロマン・デュリスとオドレイ・トト…

浮草

監督:小津安二郎小津映画としてはちょっと物足りない気もするが、中村鴈治郎の演技が素晴らしいので良しとするか。どうせなら若尾文子が鴈治郎の娘の方がもっとエグイ展開だったのに。小津らしいしみじみとした味わいで旅芸人の悲哀と親子の葛藤は十分感じ…

30日の不倫

監督:シルヴィオ・ソルディーニ不倫男女のリアル感は伝わり、出来自体は悪くはない。ただ自分勝手な主人公にあまり共感できない。周りの人間たちが気の毒だよな。お互いにこれまでの人生を捨ててまでの魅力を感じない。でもだからこそ真実味はある。

グランド・キャニオンの対決

監督:ドン・シーゲルなんか西部劇のようなタイトルだけど違う。さすがドン・シーゲルな安定したサスペンス。でも安定感こそあれどそれほど盛り上がるものでもなかった。ラストのケーブルでの対決が見せ場かな。

危険なプロット

監督:フランソワ・オゾンなんかどっかで似た様な映画を観た気がするがなんだったかなあ。教師と生徒、そして生徒の作文がメタ的な構造になっていて教師と生徒の心理戦のような映画になっている。作文が生徒とその友人家族の破壊から次第に先生のプライベー…

タイタンの戦い

監督:デズモンド・デイヴィスリメイク版は結構面白かったので、そこそこ期待したが中々の出来だと思う。やっぱりストーリーが面白いし、メデューサの力を利用したクラーケンとの対決など脚本はしっかりとしている。確かに特撮はショボイけど、でもこの時代…

ある朝突然、スーパースター

監督:グザヴィエ・ジャノリまあ内容はタイトル通りなのだが、これは気持ちの悪い映画である。不条理劇のようでいてシュールなコメディ。マスコミ批判や世論に流される民衆などいろいろな現代の気味の悪さを表している。でも突き詰めれば一番恐いのはやはり…

ゲノムハザード ある天才科学者の5日間

監督:キム・ソンス話自体はそこそこ面白いとは思うが、記憶を保存するという設定や話の流れに無理がある。西島秀俊のアクションが凄いと聞いていたが、別に大したことなかった。これなら「MOZU」の方が上だよ。韓国を絡ませたことはどうかと思ったが、…