2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

山女

監督:福永壮志 画面が暗すぎてよく見えん。期待したんだけど、思ってた感じと違った。山男の存在もなんだかなあ。山田杏奈はいい女優だけど、これじゃ勿体ない。貧しい時代の貧しい山村の伝承とか穢れとかそういう系だけど、ありがちな域を出ない。二ノ宮隆…

愛と激しさをもって

監督:クレール・ドゥニ 典型的なフランス映画であり、ジュリエット・ビノシュ映画。フランスってこういう他愛もない話ほんと好きだねえ。リアルなのかもしれんけど、エンタメ性がない。一応不倫物で、ビノシュとヴァンサン・ランドンの夫婦喧嘩が一番の見所…

高速道路家族

監督:イ・サンムン もっと社会派な映画というイメージだったが、ただのサスペンスだった。この親父嫌い。もう嘘ばっかでバレると謝罪。全く自分が悪いという感覚がなく、どこか社会のせいみたいな。こんな親父では子供も悲劇。脱走する時点でもう未来はない…

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい

監督:金子由里奈 強い人間ばかりではない。弱い人間はたくさんいる。そんな人達に寄り添った映画。言いたいことって中々言えない。言葉にするのって難しい。いざ人形を前にして不満を言えって言われても何言っていいか分からない。人と話すのが苦手なのはよ…

成れの果て

監督:宮岡太郎 いやなんかすごいコレ。こんなのありえねえの連続。人間、社会には常識がある。その常識という概念をことごとく裏切る。ありえない発言、ありえない行動、この映画の登場人物は皆常識を超えた行動をしてくる。だから気持ち悪く、だから面白い…

告白、あるいは完璧な弁護

監督:ユン・ジョンソク なんか似たような話観たことあるなあと思ったら、スペイン映画「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」のリメイクね。まあ基本同じ。ただなんか説明が上手くない。話を知らなかったらもう少し楽しめたかも。ラストもわざわざ変えなくて…

巨人の惑星

監督:石川泰地 短編。学生映画なノリ。友人二人の会話劇。友人が巨人が見えると言い出すが。うーん話がそれで終わりって感じで、ただ巨人というワードの力だけで押し通したがそれだけだった。会話なりビジュアルなりにもう少し何かないとねえ。。。

猫と、とうさん

監督:マイ・ホン 猫好きは楽しめるだろう。別に嫌いじゃないが、猫好き男子の日常に特に興味はない。万歳する猫のインパクトはあった。。。

ワース 命の値段

監督:サラ・コランジェロ 訴訟大国アメリカならではという気がする。なんでもかんでも訴訟を訴える国だから、いろいろややこしい。この手のテロでも金を払わなければいけないのは大変だなあ。まあ自分が被害者になったら同じ感情にはなると思うが。いっしょ…

アダマン号に乗って

監督:ニコラ・フィリベール 日仏合作ドキュメンタリー。船のデイケアセンター“アダマン”の日常を映したもの。うーん普通。あんま面白くはない。精神疾患の患者が閉じこもった病院よりもこういう船の上にいた方が開放的でいいことだとは思う。こういう柔軟な…

スープとイデオロギー

監督:ヤン・ヨンヒ ヤン・ヨンヒ結婚したんだ。そこにちょっとびっくり。過去のドキュメンタリー鑑賞時はそれほど悪いイメージはなかったのだが、あれからいろいろあり朝鮮人に対してはあまり好感を持てなくなった。ただこのお母さんはなんか嫌いじゃないん…

ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう

監督:アレクサンドレ・コベリゼ めずらしいジョージア映画。新人監督らしいのか、映画のセオリーみたいなものを無視するかのような作りがある意味斬新。正直この長さはいらない。余計なシーンが多くそれゆえ長くなった。でもなんでもないシーンがどこか余韻…

地球でたったふたり

監督:内田英治 血の繋がらない姉妹の逃避行。そこはいいんだけど、そこにヤクザが絡みだしたらつまんなくなった。演出が大袈裟でわざとらしい。中学生が拳銃撃ったりとリアリティが全くない安いドラマに成り下がってしまった。菅田俊はいいんだけどねえ。最…

ウィッカーマン

監督:ロビン・ハーディ あれ?こんな話だったっけ。ニコラス・ケイジのリメイク版はすごくつまらなかった記憶しかないが、コレ面白いじゃん。確かに終盤まではイマイチだった。やっぱりつまんないなと思ったら、ラストでひっくり返った。異常な村人怖い。夕…

2ちゃんねるの呪い 劇場版

監督:永江二朗 「真・鮫島事件」の永江二朗が2011年に撮った鮫島事件。なるほどこれが鮫島事件か。よくあるパターンなJホラー。てゆうかほぼ「リング」。

ウインダリア

監督:湯山邦彦 キャラクターデザインはいのまたむつみ。テイルズの人ってぐらいしか知らないが。ちょっと「金の国 水の国」に近いものを感じた。てゆうかなぜ戦争するのか意味不明。大した理由もないし、そもそもお互いの国の王子王女がカップルなのになん…

独立少年合唱団

監督:緒方明 抽象的で奇妙な映画。結局何が言いたいのかさっぱり分からん。そもそも國村隼が言った死に際の言葉の意味は。吃音とか学生運動とかなんかいろんなものを散りばめているが、時代のきな臭さとどこか耽美的な空気を漂わせたよく分からん世界観で内…

エゴイスト

監督:松永大司 この手の映画はあまり好きではないのだが悪くなかった。ゲイのカップルの他愛のない話ではあるのだが、急に死が訪れる。なぜそうなったのかがイマイチ不明だし、そこをなんとなくぼかしている意図はなんでだろう。理由を言わずにこちらに解釈…

REDLINE

監督:小池健 昔観たけど途中で挫折したので再挑戦。未来のスペースレースバトル映画で相当クセが強い。目まぐるしい映像の洪水で、ごちゃごちゃした世界観にイマイチ入り辛い気もするが、なんか勢いで押し切られた。キムタクなど声優陣も豪華で悪くない。ま…

悪魔の微笑み

監督:ジョルジオ・フェローニ 1972年のイタリアンホラー。まあさすがに今観ると古臭さはあるけど、これはこれで味はある。ロメロより先にゾンビ映画を作っていて画期的だったのかなあ。音楽が少し「夕陽のギャングたち」っぽかった。主人公がおかしくな…

石川君、行け!!

監督:高階匠 まあ学生映画みたい。映画制作かと思ったら関係ない話に転がり出した。その辺は悪くないのだが、役者の皆さんが素人臭くてねえ。台詞が棒読みなのはこの際目を瞑るとして、アクション的な部分がどうもぎこちない。外国人からよそ者が口を出すな…

幽霊がいる家

監督:南香好 短編。ホラーじゃないのか。主演二人だけの撮影風景なのだが、この人達幽霊ってことなのか。同じシーンを繰り返したり、カメラ目線になったりといろいろ思わせぶりな演出なんだろうが、意図が分からず面白さを見出せなかった。。。

ポルノ時代劇 忘八武士道

監督:石井輝男 タイトル通り裸満載の時代劇。なんでこんなのに丹波哲郎が出てるのか謎。なんか期待してたのと違った。何を期待していたのかはよく分からんが。オープニングはカッコよかったんだけどなあ。。。

七人樂隊

監督:サモ・ハン、アン・ホイ、パトリック・タム、ユエン・ウーピン、ジョニー・トー、リンゴ・ラム、ツイ・ハーク 「稽古」「校長先生」「別れの夜」「回帰」「ぼろ儲け」「道に迷う」「深い会話」の香港の映画監督7人によるオムニバス作品。短編としては…

ある日本の絵描き少年

監督:川尻将由 アニメと実写の融合。これが中々良作な短編アニメでした。ある日本の絵描きの少年時代から大人になるまでをアニメで表現。漫画家になるって大変なんだなと素直に思った。売れっ子漫画家なんてほんの一握りなんだなとこれを観たら漫画家に対す…

東京2020オリンピック

総監督:河瀬直美 「SIDE:A」+「SIDE:B」。約4時間でなにをやるんだと思ったら、「A」ではアスリート側の視点、「B」は運営側の視点。まあドキュメンタリーとしてはあまり面白くなかった。競技もこれだけあるとどの競技に絞るのかも難しいので、これとい…

ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。

監督:島田陽磨 訪朝ドキュメンタリー。驚いたのは北朝鮮でカメラを回していること。いろいろ制約とかありそうだと思ったけど、普通に撮影できている。そして北の国民が普通に生活をしていることに少し驚いた。もっと貧しいのかと思ったし、街も発展している…

永遠の少女

監督:安川有果 25分の短編。歳を取らない少女という設定の映画を撮っている映画ってことなのか。まあ謎めいた少女と偶然出会った男子のひと時の時間を繊細に映している。短いのであんま面白くはないが、まあ短編だしこんなもんか。。。

愛してる!

監督:白石晃士 “ROMAN PORNO NOW”の第2弾。ホラー監督がポルノに挑戦。モキュメンタリーにしてるのは白石監督らしいけど、上手くいってるかというと微妙。プロレス系の地下アイドルがSM女王になるってのは一見面白そうと思ったけど、そうでもなかった。オ…

テッドK ユナボマー 狂気の目覚め

監督:トニー・ストーン まあまあ。ユナボマー物だとTVシリーズの「マンハント」があって、もっと詳細かつFBIの視点でも描かれている。今作はユナボマーの視点だけなのでTV版と比べるとやや物足りない。シャールト・コプリーもいい役者だが、TV版の…