東京2020オリンピック

総監督:河瀬直美

「SIDE:A」+「SIDE:B」。約4時間でなにをやるんだと思ったら、「A」ではアスリート側の視点、「B」は運営側の視点。まあドキュメンタリーとしてはあまり面白くなかった。競技もこれだけあるとどの競技に絞るのかも難しいので、これといって印象に残るのもなかった。今大会はどうしてもコロナとは切り離せない。よって「B」の方のコロナに対してのオリンピック開幕に至るまでの葛藤の方がドラマとしても面白い、、、はずなのだがそうでもなかった。まあ日本人が観る分にはいいが、外国人がこれを観てもあまり楽しめないだろう。そして森喜朗がリーダーシップを取ってる時点で、もっと他に人選はなかったのか。あのオヤジなりに頑張ってはいたんだろうが。個人的には東京五輪は賛成派。やって正解だったとは思う。この作品自体は中途半端さしか感じなかったが、記録映画としての意義があったと思いたい。10年後、20年後、50年後の日本人がこれを観た時どう感じるのか。。。