2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

映画 『映像研には手を出すな!』

監督:英勉 アニメ版もドラマ版も観てた。でこれはドラマ版の続編の劇場版。ドラマ観てないとキツイと思う。アニメ版は素晴らしい出来で、ドラマ版もまあまあよかったけど、これはイマイチだった。ドタバタしすぎで、映画制作の楽しさとかアニメにかける青春…

翼のない天使

監督:M・ナイト・シャマラン 「シックス・センス」より前のシャマラン作品。おじいさんを亡くした少年の成長物語。こういう瞬間は誰にでも訪れる。家族が亡くなった時、子供は何を感じるのか。シャマランが今みたいになる前は、こんな優しい作品を撮ってい…

装甲騎兵ボトムズ ウド

監督:高橋良輔 サンライズのTV版シリーズの第1部を再編集したOVA。ボトムズは名前ぐらいは知ってたけど、見たことなかった。まあ昔のロボットアニメ。まだ序章って感じなのかな。世界観、設定、キャラ紹介があって、謎の女性との遭遇。これが今後大きな物語…

炎の肖像

監督:藤田敏八、加藤彰 ジュリーがジュリーを演じる、まあそんな映画。映画冒頭でこの映画は60%が自分の姿みたいなことを言っていたが、彼のドキュメンタリー的な映画でもあった。街中で「俺はジュリーだ」って叫ぶシーンがあって、皆が振り返るのが面白…

ナイト・ウォッチャー

監督:マイケル・クリストファー なんか中途半端。のぞき見サスペンスを期待したけど、事件は宙ぶらりんで、コミュ症主人公のつまんない話で終わってしまった。アナ・デ・アルマスのエロカワイイ顔ぐらいかなあ良かったとこは。ジョン・レグイザモの刑事も無…

ライブリポート

監督:スティーヴン・C・ミラー 街中追っかけたり、市街地での銃撃戦だったり、割とアクションは楽しめたし、それをカメラで実況するという趣向も悪くなかった。ただ肝心の誘拐事件が面白くない。犯人は拳銃バンバン撃つだけのつまんないキャラだし、誘拐さ…

物置のピアノ

監督:似内千晶 2014年の作品で、震災のその後。仮設住宅があって、風評被害があって、福島県の現状を描いていた。後は姉妹の葛藤やら、祖父の痴呆やら、小さい頃亡くなった弟の話やらと結構いろんなもん詰め込んでて、やや盛り込みすぎ感あり。ブレイク前の…

家族を想うとき

監督:ケン・ローチ 辛い。苦しい。もう居た堪れない。ケン・ローチも容赦ないなあ。次から次へと不幸のオンパレード。さすがに気が滅入るが、現実の社会を映している。仕事だけでも問題多いのに、家族も問題だらけで、少しぐらい希望が見たかったけど、あえ…

シークレット・ジョブ

監督:ソン・ジェゴン 「エクストリーム・ジョブ」制作チームの作品ということで観てみた。このチームどうやら偽装が好きなようだ。あっちはフライドチキン店偽装だったけど、今作は動物園の動物を人間が着ぐるみを着て偽装する。すぐ気付くだろというツッコ…

屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ

監督:ファティ・アキン 汚い。なぜファティ・アキンはこいつを映画化しようと思ったのか謎。せめてもう少し主人公に悪としての魅力でもあればいいのだが、そんなもんない。ただただ汚いだけ。どうしちゃったのファティ・アキン?。。。

虹をわたって

監督:前田陽一 天地真理っていわゆるアイドルっぽくない。ずんぐりむっくりで、オバさんっぽくて、よくこれが当時受け入れられたなあ。別にブスってわけじゃないけど。。。家出少女と水上生活者の交流と冒険。すこし白雪姫を思わせるキャラクター設定。ジュ…

ばるぼら

監督:手塚眞 手塚治虫原作を息子が映画化。70年代に書いた漫画なので、古臭く、今の時代に合ってない気もするが、そこが逆に不思議な空気にはなっている。ただもっと前に映画化したのが観たかったし、もしくは、昔の設定にした方がよかったんじゃないか。映…

コンフィデンスマンJP プリンセス編

監督:田中亮 もうこのシリーズ駄目かなあ。この脚本家のワンパターンに白けた。主人公たちが殺されても、1ミリも死んだと思わないから、寒さしかない。またこのパターンかと。騙されたというカタルシスがない。唯一の収穫は関水渚。彼女は素晴らしい。ちょ…

Life 天国で君に逢えたら

監督:新城毅彦 うーん平凡。結局病気映画になってしまい、安易な映画に感じてしまった。でも実話だからそこに文句を言ってもしょうがないんだけど。そもそも題材的に弱い。映画としては微妙だが、まあ飯島夏樹という世界的なウィンドサーファーがいたことは…

あゝ青春の胸の血は

監督:森永健次郎 60年代の身分格差な青春ラブストーリー。ボート部の大学生という設定も悪くない。この時代の風景もどこかのどかでよい。悪い出来ではなかったのだが、終盤の展開が謎。なぜ和泉雅子が突然さらわれるのか。そして大会ほっぽりだして助けに…

ドラッグ・チェイサー

監督:ジェイソン・カベル タイトルの時点で観る気がしないのだが、ニコラス・ケイジなので仕方なく観た。そして予想通りニコラス駄目映画だった。国境を越えて運ばれる麻薬ルートを描いただけで、正直内容はない。見物はローレンス・フィッシュバーンがノリ…

男たちの挽歌 REBORN

監督:ディン・シェン 中国リメイク。こんな話だったっけ?。前半は結構チャラくて困ったが、少しずつ硬派にはなっていった。ただやはりオリジナル版には遠く及ばない。あの時代の空気とアクションとチョウ・ユンファはやはり偉大。間の抜けた映画に違いない…

ホワイト・ストーム

監督:ハーマン・ヤウ こんなタイトルだけど、続編だったんだ。まあ前作観てないと思ってたら、実は観てた。「レクイエム 最後の銃弾」の続編。うーんあまり覚えてない。まあ全然別物ってことなので問題なし。かつての犯罪組織の仲間が袂を分かち対立する。…

人間の時間

監督:キム・ギドク なんじゃこりゃ。最初は相当胸糞悪い映画で、最低の映画であった。でも終わってみたら、壮大な映画であり、嫌いじゃないかも。とにかく最初から設定が謎で、おかしな行動や日本語と韓国語の会話が成立してたりと違和感半端ない。しかもレ…

風ふたゝび

監督:豊田四郎 原節子と池部良のメロドラマ。悪くはないけど、そこまで特徴のないラブストーリー。50年代モノクロの雰囲気は好きだけど、そこまで盛り上がるドラマではなかった。でも原節子はいつも以上に活き活きしていた気がする。なんか恋する乙女って感…

ポップスター

監督:ブラディ・コーベット 何だコレ。つまんね。。。最初の銃乱射事件は衝撃だったけど。事件に巻き込まれるも生き残った少女が、瞬く間にポップスターに。何が言いたいのかさっぱり分からん。最初の衝撃だけで、後はスターの退屈な話をぐだぐだと並べ、カ…

グレース・オブ・ゴッド 告発の時

監督:フランソワ・オゾン テンポがいい。スピーディで退屈させない。特に前半のナレーションがスピード感を出していた。そして主役が交代していく趣向もよかった。さて神父の性的虐待である。このプレナ神父なる男は神に仕える立場なのに悪魔のような行為。…

血と怒りの河

監督:シルヴィオ・ナリッツァーノ 西部劇とテレンス・スタンプ。この異質な組み合わせが、どこか違った空気を感じさせた。最初マカロニウエスタンかと思ったら、アメリカ産の西部劇だった。まあ内容はありふれた西部劇ではあったけど、クライマックスの河の…

名も無き世界のエンドロール

監督:佐藤祐市 オチは早い段階で分かっちゃうし、そもそもリアリティがないので、イマイチ話に入り込めない。車の整備工してた男があんな簡単に大金稼げるかよ。二人の計画にも特に感情移入できないし、いろいろとツッコミ所が多すぎの安いサスペンス。

キミだけにモテたいんだ。

監督:久藤瞬 原案が秋元康で、脚本が岡田麿里のアニメ。秋元がこんな少女漫画みたいなものの原案ってとこが寒いし痛い。モテメン甲子園とか、ある意味女子のハーレムみたいな感じは、岡田麿里の願望が入ってんじゃないの。5人のタイプの違うイケメン達が、…

ルーシー・イン・ザ・スカイ

監督:ノア・ホーリー 宇宙という広大な世界を経験すると、地球に戻った時、日常があまりにちっぽけに感じてしまう。当然経験はないが、そういうものなのかもと思えるものはあった。ただその後の精神世界の表現なり、結果不倫に走ったりとどうも説得力がない…

サハラ戦車隊

監督:ゾルタン・コルダ モノクロの戦争映画であり、戦車映画。ブラピの「フューリー」とかあんな感じ。仲間や捕虜が増えていき、戦争映画だけど、旅の途中で仲間が増えていく冒険のようにも見えた。砂漠なので水が生命線。なのでそれを中心にした作りになっ…

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実

監督:豊島圭介 面白かった。テーマとかよりも三島という人間を興味深くみた。彼が原作の映画とかは観たことあったけど、小説は読んだことない。なんとなくのイメージしかなかったが、こういう実際の映像を見て、かなり好感を持ったのは事実。とても頭の回転…

完全なる飼育 etude

監督:加藤卓哉 シリーズの第9弾。このシリーズ最初のしか観てないが、何となく観てみた。普通に監禁されて飼育される、いつものパターンとはちょっと毛色が違う。舞台劇と現実がリンクしたような、ちょっと二重構造のような感じになっており、シリーズ物と…

ライド・ライク・ア・ガール

監督:レイチェル・グリフィス オーストラリアの競馬“メルボルン・カップ”で女性で初めて勝利した騎手ミシェル・ペインの伝記。うーん普通。男性社会での苦悩や挫折、ケガ、復活と要所は押さえてある。でもこの手の競馬映画としてはありがち展開。やや盛り上…