2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

怪怪怪怪物!

監督:ギデンズ・コー ちょっと「デッドガール」を思い出した。怪物もガキ共も一体何と闘っているのか。怪物だからって拷問してもいいものなのか。まあ結局みんな怪物って話。しかしなんで燃えるんだ。。。

ブレイク・タウン

監督:ヨーク・アレック・シャクルトン 田舎の寂れた雰囲気やバイカーの強盗などB級な味わいは嫌いじゃない。もう少し面白くなりそうな要素はあったんだけど、結局つまんない凡作で終わってしまった。あのデヴォン・サワがすっかりおっさんになっていて驚い…

14の夜

監督:足立紳 いわゆる童貞コメディ。当時の風俗とかをそれなりに取り入れているはずなのに、どうも形だけって感じで、あまり80年代の空気が出せてないので、イマイチ響かず。また主人公にさほど魅力もなく、悪友たちも平凡でパンチがないので、面白さが出て…

喜劇 愛妻物語

監督:足立紳 この映画の監督・脚本である足立紳の自伝的小説を自ら映画化。てことは濱田岳が監督自身であり、水川あさみが奥さんってことか。奥さんはこれを見てどう思うんだろう。まあ水川あさみだから、許されるだろうが、大久保佳代子が奥さん役だったら…

Xing クロッシング

監督:ナチョ・ルイペレス 眠かったせいもあってか、全然内容が入ってこなかった。そもそもこれはどういう話なのか。どうやらミステリーのようだが、イマイチはっきりしない。回想やら名前やら人間関係やらが分かり辛い。結局どういう話だったのか最後までよ…

僕のワンダフル・ジャーニー

監督:ゲイル・マンキューソ 「僕のワンダフル・ライフ」の続編。犬が何度も生まれ変わって、別の犬となって、飼い主の孫娘の少女に会いに行く。毎回少女の近くに生まれ変わるとか野暮なことは言わない。映画としてはどうってことないが、犬だけで映画は成立…

きみの瞳が問いかけている

監督:三木孝浩 韓国映画「ただ君だけ」のリメイク。オリジナルは全く知らないが、まあいかにも韓国って感じの話の展開。巧いというよりあざといといった方がいい。三木孝浩だから安定した出来ではあるが、リメイクするほどの作品かねえ。。。吉高由里子と横…

銭形平次

監督:山内鉄也 67年版。なんかテレビドラマみたいで普通。大川橋蔵の平次はよかったとは思うよ。小池朝雄はいかにもな役で、このぐらいの小物感が丁度いい。

海底47m 古代マヤの死の迷宮

監督:ヨハネス・ロバーツ シリーズ第2弾。4人の女子高生が鮫に襲われるってだけの普通のジョーズ映画。前作の方がよかった気がする。。。パワーダウンの駄目な続編。

お名前はアドルフ?

監督:ゼーンケ・ヴォルトマン イタリア映画「おとなの事情」に何となく似てた。人が集まり、些細な事で喧嘩に発展して、それぞれの秘密が暴かれるってのは同じパターン。ドイツでアドルフはそこまでタブーなのか。まあ確かにイジメとかにはなりそうな気はす…

カセットテープ・ダイアリーズ

監督:グリンダ・チャーダ 80年代の青春映画。80年代といっても、やっぱりイギリスだとちょっと違う。個人的にはもっとダサいぐらいのコテコテの80年代を見たかった。それとブルース・スプリングスティーンへの愛に溢れているが、スプリングスティーンにそこ…

mid90s ミッドナインティーズ

監督:ジョナ・ヒル ジョナ・ヒルの半自伝的物語で監督デビュー作。終始ジョナ・ヒルの顔が思い浮かび、こんな少年時代だったんだなあという目線で観てた。正直そこまでノスタルジーには浸れなかったが、スケボーやらタートルズやらストⅡなど、90年代の香り…

WAVES/ウェイブス

監督:トレイ・エドワード・シュルツ ちょっと映像や雰囲気が「ムーンライト」を思わせた。2部構成で黒人兄妹の事件と家族の物語。前半は兄が殺人事件を起こす訳だが、全く共感できない。この兄があまりにガキすぎる。そして後半は妹が主役に切り替わり、加…

丹下左膳 飛燕居合斬り

監督:五社英雄 中村錦之助が丹下左膳に扮した時代劇。こけ猿の壺をめぐる争奪戦。なんか普通につまんない。そもそもの丹下左膳に魅力を感じない。そして敵もぱっとしない。話も別に面白くないし、終盤も盛り上がりがなく終了。随分と平凡な時代劇だった。

浅田家!

監督:中野量太 なんだか全体的にちぐはぐに思えた。こなれてるようでこなれてない。この監督の家族へのこだわりは感じられた。コスプレ家族から震災への移行は別に悪くはない。風吹ジュンの可愛さが妙に印象に残った。あの歳なのに。。。二宮和也は童顔すぎ…

アイ・アム・タレント

監督:ナタリー・ジョンズ 南アフリカでホームレスのような生活をしていたスケボー少年タレントのドキュメンタリー。正直そこまで大きなドラマがある訳ではない。この少年がもっと大成すれば映画として価値はあったんだけど、どうも長く追ってた割には普通で…

銃2020

監督:武正晴 つまんね。話もよく分からんし、そもそも内容なんてもうどうでもいい。脇役たちが無駄に豪華。わざわざ一瞬だけ出てきて、こういう無駄な使い方好きじゃない。折角日南響子のエロい体があるんだったら、いっそのことエロい方面の映画にしたほう…

ディック・ロングはなぜ死んだのか?

監督:ダニエル・シャイナート 「スイス・アーミー・マン」の監督か。どうりで変なわけだ。でもかなり楽しめた。タイトル通り、ディック・ロングはなぜ死んだのか?で最後まで引っ張る。そして何ともしょーもない事件。このオフビートな笑いと斜め上な結末嫌…

地獄の波止場

監督:小杉勇 「シンプル・プラン」みたいな話。主演の小杉勇が監督もやっている。苦悩する爺さんで味がある芝居。北林谷栄の鬱陶しい存在感も流石。大金を持ち去った機関士の老人が、返したい、でも返せないと雁字搦めになる話。モノクロで50年代の寂れた…

フェアウェル

監督:ルル・ワン 思った以上に普通だった。祖母がガンであることを周りが隠すというのも別にありふれた話。アメリカでは称賛されたようだが、アメリカで中国やってみましたってとこが物珍しかっただけじゃないかなあ。これを中国人たちはどう見てんだろう。…

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵

監督:フランシス・アナン アパルトヘイトなどの背景もあるが、基本刑務所脱出劇。一応実話ということだが、ほんまかいな。そんな簡単に鍵なんて作れるもんかねえ。イアン・ハート久しぶりに見た気がする。。。

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ

監督:ジョー・タルボット うーん、これはイマイチハマらなかった。黒人二人がダラダラしてるだけで、正直あまり中身がない。内容の割には長い。昔は日系人がたくさん住んでたらしい。皆、強制収容所に送られてしまったが。黒人より追い出された日系人の方が…

ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏

監督:ジャスティン・ケリー 実話を映画化ということだが、もっと面白くできそうなネタなのに、キャラクターも面白味がないし、バレそうになるかならないかのサスペンスもない。遊びで始めたら売れちゃったってことか。クリステン・スチュワートはどうもやる…

ある女優の不在

監督:ジャファル・パナヒ どことなく不穏な空気があり、その辺のミステリーを期待したんだけど、そうでもなかった。自殺動画の差出人探しがイランという国により、どこか不思議なテイストにはなっている。イランの田舎の文化や風習などは見えてきたが、映画…

おらおらでひとりいぐも

監督:沖田修一 この監督、老人映画よく撮るね。田中裕子劇場で、彼女への監督のラブレターのように思えた。一人暮らしの老人の人生を振り返る。いろいろと心の声の擬人化みたいなこともやって趣向をこらしてはいるが、ちょっと長いし、そこまで興味のある生…

丹下左膳

監督:マキノ雅弘 うーんなんか微妙。台詞が聞き取り辛い。ゆえにあまり内容が入ってこない。丹下左膳のキャラがもっとヒーローかと思ったら、むしろ悪役みたいな立ち位置だし、大河内伝次郎の豪快な演技も馴染めなかった。ラストも中途半端で、無理やり終わ…

思い、思われ、ふり、ふられ

監督:黒柳トシマサ アニメ版。なんかキャラデザとか雰囲気が京アニっぽかった。アニメと実写を比較すると個人的には実写の方に軍配が上がる。あっちの方がまとまっていたし、濃かった。アニメは若干軽いというか。でも両方観ると細かな違いや、観る順番によ…

思い、思われ、ふり、ふられ

監督:三木孝浩 悪くはないけど、そこまで深みのある青春ではなかったかな。男女4人の絡まった関係性。解きほぐし、各々解放されるまで。4人の厚い友情にも尊さがあった。北村匠海は売れっ子だねえ。浜辺美波は華奢なとこが苦手ではあるが、どこか不思議な存…

まともじゃないのは君も一緒

監督:前田弘二 人間みんな普通じゃない。でもみな普通になろうとする。そうしなけりゃ社会は成り立たないから。でも普通ってなんだろう。。。話にあまりリアリティがないのが気になったが、ふたりの掛け合いはまあまあ面白かった。成田凌はキモかったけど、…

刺青 堕ちた女郎蜘蛛

監督:瀬々敬久 原作谷崎潤一郎。監督が瀬々、脚本が井土紀州だから観た。もう原作関係なくなってる。井土紀州脚本だから結構期待したんだけど、全く持ち味も発揮されず平凡。折角だからもっとエロくてもよかったが、そっち方面でも中途半端。つまらん。。。