ベイビーティース

監督:シャノン・マーフィ

一種の病気物ってことになるんだろうけど、なかなかそう思わせないテイストで、不思議な魅力はあった。短い命の中、彼女は恋を知ることができた。それは一瞬ではあったが、その大切な時間はたとえ一瞬でも大きかったことだろう。不良少年トビー・ウォレスがよかった。ラストの浜辺のシーンが静かでいい。ちょいおまけ。

おもかげ

監督:ロドリゴ・ソロゴイェン

冒頭の長回しは中々いい。そこから息子が失踪して十年後、物語をどういう展開にもっていくのか。サスペンスにするのか、再会までの感動系か。でもどっちでもなかった。息子に似た少年と出会い、息子のような恋人のような、不思議な時間を過ごすことになる。息子の幻影をいつまでも追い続ける、哀しいけど少しの希望がそこにはあった。まあちょっと煮え切らない映画ではあったが、ちょいおまけということで。。。

花いちもんめ。

監督:伊藤俊也

タイトルから全然想像してなかった内容だった。痴呆である。祖父のボケが進行していく中、家族はどう向き合っていけばいいのか。この時代、まだそれほどボケが社会問題になってなかった頃に、結構踏み込んで描いている。十朱幸代や西郷輝彦もよかったが、なんといっても千秋実のボケ演技がリアルであった。高齢化社会の日本はこれからどんどんこういう家庭が増えていくんだろうな。。。

世界一不幸せなボクの初恋

監督:ジェイソン・ウィナー

幸せを感じると失神する病気という設定はいいんだけど、ほんとにそんな病気あるのか。マーティン・フリーマンに対して、相手役がモリーナ・バッカリンではややゴージャスすぎる気もするが。弟のジェイク・レイシーが結構目立っていた。たまにはこういうラブコメも悪くない。ちょいおまけ。

七人の特命隊

監督:エンツォ・G・カステラッリ

気持ちいいぐらい全うなマカロニアクション映画。ただやられ役たちが余り上手くないけど。終始アクションあり、裏切りありと楽しませることに関しては一級。主役の歯の白さが気になった。ラストの主題歌もいい。

ミッドナイトスワン

監督:内田英治

草なぎ剛トランスジェンダー演技が一番の見どころなんだろう。まあ悪くなかったけど、そこまで騒ぐほどでもない。素人みたいな子が、いきなりバレエで成功するのも、なんだかバレエの世界を舐めすぎではないか。二人の関係性ももっと掘り下げた方がよかったと思う。ただ屋上の結婚パーティーのシーンはよかった。最後の海のシーンは結構いい画が撮れたんじゃない。ちょいおまけ。