深い谷の間に

監督:スコット・デリクソン

設定は面白い。近くて遠い二人の距離感。とふたりが離れてる時は面白かったのだが、ふたりが近づいたらシチュエーションの奇抜さが失われた。その後、谷に落ちてからは普通のアクション映画になってしまい失速。マイルズ・テラーとアニャ・テイラー=ジョイの組み合わせは悪くない。敵キャラが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の樹人間みたいだった。。。ちょいおまけ。

続・光る眼/宇宙空間の恐怖

監督:アントン・M・リーダー

「未知空間の恐怖/光る眼」の続編。と言ってもあまり関連はない。前作よりも好きかも。超能力キッズ対人類、というか大人達。6人のキッズが集まり教会に籠城する。子供たちとて人類と同じく生存本能がある。超能力を利用したい大人たちなど、大人の利害の天秤に掛けられる子供たちはかわいそうではある。ラスト子供たちの選択は大人より立派ではないか。不本意に攻撃が始まり、子供たちは犠牲になる。戦争そのものを表しているようで意外と深いのでは。ちょいおまけ。

ファンシー・ダンス

監督:エリカ・トレンブレイ

表向きは失踪した家族探しだが、核となるのはネイティブ・アメリカンのコミュニティや日常を描いている。なんだか先住民なのに端に追いやられているような印象を受けた。見所はリリー・グラッドストーンだろう。「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」の印象とは異なり、結構貫禄ある演技をしていた。めいのロキもよかった。ラストのダンスに彼女たちの未来が幸せであることを願う。。。

ロスト・バス

監督:ポール・グリーングラス

さすがはポール・グリーングラス。この手の臨場感あるアクションはお手の物。後半の地獄からの帰還は凄まじかった。一面火の中はまさに地獄。そこをやさぐれたマコノヒーとアメリカ・フェレーラのコンビもよかった。帰還後静かに去っていくマコノヒーがなんだかヒーローぽくてカッコよかった。その後家族を探す姿に涙。命がけで救ったご褒美でしょうか、最後は家族との仲も修復したようで綺麗に幕。。。

ナポレオン

監督:リドリー・スコット

「グラディエーター」の二人がナポレオンで再タッグ。歴史上の人物なんてその功績ぐらいしか知らないが、こうやって映画にすると英雄というよりも人間臭さが見えてくる。ホアキンが演じることによって、ナポレオンがなんだか情けない奴に思えた。歴史の背景はよく分からんが、妻との愛憎劇として観た。「レジェンド&バタフライ」かよという感想を見て、なるほど言い得て妙だなと思った。この手の映画だと目立たなくなりがちな妻をヴァネッサ・カービーが好演していた。

エタニティ

監督:デヴィッド・フレイン

死後の世界で繰り広げられる三角関係。最初は割と面白そうかなと思ったけど、さほど目新しさはなかった。マイルズ・テラーとエリザベス・オルセンにカラム・ターナーが割って入るわけだが、この人まったく知らない俳優で、なんかイケメンという体だったけど、なんとなくその扱いに違和感を感じてしまった。。。

天国と地獄 Highest 2 Lowest

監督:スパイク・リー

黒澤明の「天国と地獄」をリメイク。なるほど、これは違う監督ならこうはならなかっただろう。スパイク・リーだから黒人文化、黒人音楽で再構築していて、このアレンジはアリ。骨格は同じかもしれないが、作風は全く異なる。それに時代も違うので、現代で身代金誘拐って難しいと思うけど、そこにも果敢に挑戦している。有名な列車から落とすのもこっちだと淡泊だった。貧富の差も現代そして日米での違いがあるが、悪くないリメイクだと思う。音楽もよかった。デンゼルとジェフリー・ライトもさすがの演技。でもデンゼルは年取ったなあ。。。