筋金(ヤキ)を入れろ

監督:アンリ・ドコアン

全体的にダラダラしていてイマイチ緊張感がない。ジャン・ギャバンはいつものジャン・ギャバンといった感じで、大物感を出しているが、彼女との年齢差がありすぎてどうも無理がある。作品的にコレといった決め手もなく、ラストのオチが見物なんだろうけど、唐突だし、やられた感はない。なんかパッとしないクライム映画だった。。。

私たちのオカルティックサマー

監督:樋口翔一

1時間強の中編。監督の大学卒業制作作品だそうだ。まあまあ。高校、オカルト研究会、プールなど青春要素は詰まっているが、思ったほど青春には浸れなかった。主役がカワイイのが救い。幽霊の姉が登場する終盤もう少しなにかがほしかった。。。

ドーベルマン・ギャング

監督:バイロン・ロス・チャドナウ

まあ悪くない。昔だから味があっていいのだけど、今やったらただのバカ映画。もうちょっと本格的なクライム映画かと思ったけど、結構軽かった。強盗シーンも現実だったら人間は別に従わないしね。なんかみんな言う事聞いちゃうのがありえん。最後は一捻りあって、不二子ちゃ~んみたいな展開になるが、彼女もまたドーベルマンに踊らされるだけだった。。。

あみはおばけ

監督:今野恭成

亡き母親が映る「筐 (はこ)」で死後の母と交信する少女。筐を学校に持ってきたりして、ちょっとファンタジーのような映画かと思ったが、今度は筐の中の世界側から話が進められたりして、現実と虚構があいまいになるという設定自体は割と面白いと思った。2つの世界のどっちが現実なのかというアイデアは良かったのだが、その設定を上手く活かせたかというと微妙。アイデアは良かったので、ちょっと勿体ない。。。

冗談じゃないよ

監督:日下玉巳

主演の海老沢七海自身の実体験をベースにした作品だそうだ。自分の役を自分が演じるみたいなもんか。役者で売れるのって大変なんだな。テレビに出てる人達もたくさんのオーディションで今があるんだなと。暴走気味の主役の子だが、いるんだよなこういう変に熱い奴。気に入ってもらえるパターンもあるけど、ウザがられるケースもあるだろう。なんかめんどくさい奴だけど悪い奴ではないんだろうな。夢は残酷。だけどそれを追いかけることはかっこいいと思うよ。。。

STRANGERS

監督:池田健太

取り立ててすごいもんはないのだが、なんか嫌いじゃない。特に何かが起きてるわけではないのだが、裏で何かが起きてるようなそんな空気をずっと漂わせながら、一人の女性の生活と変化をじりじりと見せる。同僚に同化していくようなとこはちょっと気味悪かったし、皆少しずつどこか狂っていくような感じは悪くない。大西礼芳の地味な幸薄感もどこかリアルさがあり、自然と物哀しさを作品にもたらしていた。ちょいおまけ。

空とぶギロチン

監督:ホー・メンファ

なんか思ってた感じと違った。ギロチンっていうからどんなもんかと思ったら、要は巨大なヨーヨーみたいな感じで、それを投げて頭にハメて首をチョン切るという代物。追手から逃げて闘い、逃げて闘いの繰り返し。あんなギロチン投げたって簡単に逃げられそうなのだが、なぜか皆スッポリはまってしまう。ギロチンを投げ合って首ちょんぱの繰り返しに段々アホ臭くなるが、それが逆に面白かった。バカバカしさを突き抜けて真面目にやってるのが可笑しくてしょうがない。最後だってなぜかギロチンが落ちててそれで勝っちゃうという下らなさがいい。ちょいおまけ。。。