“隠れビッチ”やってました。

監督:三木康一郎

隠れビッチよりもそもそも情緒不安定。こんな起伏の激しい女はついていけない。きっと森山未來はドMなんでしょう。なんかバカ女の暴力コメディかと思ったら、後半毛色が変わり出した。何でも親が原因と考えるのは安易だが、確かにそういう側面があるのも事実。虐待を受けた人間が虐待したり、いじめられっこがいじめる側になったり。自分の弱さを見つめた映画として、ちょっとだけ深みは増した。佐久間由衣もまあまあ好きだし。ちょいおまけ。

武蔵-むさし-

監督:三上康雄

史実を基にしたオリジナル・ストーリー。若干ダイジェスト感があったが、まあ悪くはない。ただなんつーか軽いというか重厚感に欠ける。キャストなのか予算なのか。別にそれは決して悪いことではないが、思ったほどインパクトがない。結構見せ場もあるし、綺麗に撮ろうと頑張りは見られるのだが。小次郎との対決はあっさり終わった。相討ちの気絶みたいな感じで、なんか笑えた。気になったのは細田善彦(武蔵)と松平健(小次郎)の年齢差がありすぎ。その差は35。。。

学園祭の夜 甘い経験

監督:堀川弘通

テキトーに観てたからか余りハマらなかった。でも70年代の学園祭の風景などは興味深い。時代の変わり目みたいなものも感じられた。そしてモノローグが多い。この時代は女優達も普通に脱ぐのがいい。今じゃ絶対やらないからねえ。学生の性の目覚めみたいなものは特にめずらしくもないが、このATGっぽい作風は嫌いじゃない。

スタートアップ・ガールズ

監督:池田千尋

女性の起業という切り口は中々面白かった。こういうお仕事映画は好き。いまひとつ終盤の盛り上がりには欠けたが、こういう仕事もあるんだという普段見れない部分も見れた。上白石萌音の演技には不安があったが、さすが女優です見事になりきった。でもこんな女現実には嫌だな。。。山崎紘菜とのデコボココンビぶりもよかった。山本耕史も地味に好演。

「無頼」より 大幹部

監督:舛田利雄

ちょっとだけ「カリートの道」を思い出した。だから嫌いじゃない。まあ典型的なヤクザ映画なんだけど、仁義や友情に熱い渡哲也がカッコよかった。松原智恵子も若い頃は滅茶苦茶美人。待田京介の存在感もさすが。中盤の頭上から撮影した建築現場での闘いや、プラットホームで殺される浜田光夫のシーンもよかった。最後の敵ボス戦も、歌だけで音を消す演出がニクイ。

ビューティフル・カップル 復讐の心理

監督:スヴェン・タディッケン

旅行先でレイプされ、帰国後その犯人を偶然見つけるのだが。。。こういう話は好き。前半は胸糞悪く、こいつらをどうやってコテンパンにするのか、こっちが妄想してしまうぐらい。被害者側がいつまでも怯えて暮らさなければいけないという理不尽さがよく出ていた。犯人がまた嫌悪感を感じさせる顔で憎たらしい。結局ああいう形で終わりを迎えるわけだが、警察も中々動いてくれない中、これが最善の落とし所だったのではないか。