2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

理想の恋人.com

監督:ゲイリー・デヴィッド・ゴールドバーグ出来のいい大人のロマンティック・コメディ。主演2人の相性もよく、ダイアン・レインもジョン・キューザックも上手い。この手のロマンティック・コメディをやるとジョン・キューザックはいつも同じようなキャラ…

マーティ

監督:デルバート・マン主人公の置かれた状況が自分と似ているので、妙に共感してしまうと同時に何か身につまされた。。。強面の軍人というイメージがあるアーネスト・ボーグナインが普通の役をやっているのでちょっと新鮮だった。終わらせ方がかなり唐突で…

オールド・ルーキー

監督:ジョン・リー・ハンコック夢を捨てずにメジャーリーグに挑戦した男の実話の物語。最年長のオールドルーキーということで感動の話にしやすいが余り大きな感動はない。父や妻、息子との関係などもそつなく描いているが、どうも面白味に欠けるというか盛…

バス男

監督:ジャレッド・ヘス全編ゆるーい笑いで、オタクたちやその周辺の人間の冴えない日常に何か親近感というか微笑ましさを感じた。何のとりえも無い主人公が終盤で見せるダンスに妙に感動してしまった。しかし邦題のバス男って。。。久しぶりにティナ・マジ…

フェノミナン

監督:ジョン・タートルトーブ内容的には薄っぺらい話ではあるが、フォレスト・ウィッテカーやロバート・デュヴァルが出ているので、何とか見れる映画にはなっている。トラボルタもまあ魅力的ではある。超能力と見せかけて実は・・・な話だが、それにしては…

夜のピクニック

監督:長澤雅彦唐突に始まる歩行際や変な脇役たちのキャラクターに違和感ありまくりで最初はこりゃダメだと思ったが、終盤どうにか「青春」していたのでまあまあ見れたかな。どうしても原作と比較してしまうので、原作の深さは全然出せなかったが、青春の儚…

アイランド

監督:マイケル・ベイ前半は悪くない。段々と施設に不満をもち、真相をつかみ逃亡、そこまではよく出来ている。が、施設を逃亡してからは脚本がボロボロで物語を放棄している。仕方がないので派手なアクションで場を繋ぐが、焼け石に水。クローンを題材にし…

つぐない

監督:ジョー・ライト三人の男女が時代に翻弄されながら、その贖罪を描いた大河ドラマ。物語の語り口が上手く無駄が無い。また編集が素晴らしく、いろいろなテクニックを使っているので映画的な面白さもあり、ジョー・ライトが意外とテクニシャンで驚いた。…

ワイルド・タウン/英雄伝説

監督:ケヴィン・ブレイ実話を元にしたってほんまかいな。アクション映画としてはフツーだけど、ロックが結構イイじゃん。シュワルツェネッガーの後継者といった感じでアクション俳優として成功しそうだ。

フィクサー

監督:トニー・ギルロイ入り組んだ話を編集が整理されていないので前半は見辛く退屈だ。しかし中盤から物語が加速しだし、編集も威力を見せ始めて除々によくなり、初監督としては合格点といえる出来。ジョージ・クルーニーが初めてまともな役者に見えた気が…

記憶の棘

監督:ジョナサン・グレイザー意外と映像に力があり、生まれ変わりという設定で前半は押し切ったが、後半その設定で押し切るにはミステリーとしてもドラマとしても弱いと思ったが、終盤意外な展開をみせ、中々面白かった。だが真相がわかってからは物語が中…

覗かれた隣人

監督:デヴィッド・オグデンサスペンスとしては盛り上がりに欠けるが、オチが結構トンデモ系というか脱力系というかなんやそれと言いたくなるようなもので、こういうのは意外と嫌いではない。伏線もまあまあ張ってあるので無難な出来ではある。ただ小品すぎ…

愛の流刑地

監督:鶴橋康夫何だこの安いドラマは。。。殺しの理由がアホすぎて演じている役者たちが気の毒に思えた。そもそも一番の失敗は寺島しのぶの起用だ。完全にミスキャストで全く魅力を感じず、何か痛々しい。それと終盤の裁判劇だが何この迫力のなさは。素人の…

クローバーフィールド/HAKAISHA

監督:マット・リーヴス「ブレアウィッチ・プロジェクト」の手法で一見新しさがないように思うが、そこにゴジラ映画をミックスすることによって、アトラクションのような映像体験ができる。まさにデジタル世代のパニック映画で予想以上に面白い。これは映画…

わが街

監督: ローレンス・カスダン世の中くそったれだが、それでも生きていかなければならない。多少押し付けがましい部分はあるが、印象的な台詞もありその思いは伝わった。ただ群像劇としての面白さはなく、撮り方がちょっと真面目すぎるのが面白味に欠ける。ラ…

レディ・キラーズ

監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン「マダムと泥棒」のリメイク。オリジナルは観たこと無いので、観て比較したいところ。コーエン兄弟は好きではないが、彼らのコメディセンスは嫌いじゃないので期待してみたが。。。イルマ・P・ホール以外のキ…

フライトプラン

監督:ロベルト・シュヴェンケもっとトンデモ映画だと思ったので、意外とまともでちょっと拍子抜けした。犯人の動機や強引な脚本など雑な部分が多々あるが、中盤までは飛行機内という設定上の面白さでまあまあ楽しめた。後半どういう展開を見せるか興味津々…

ツイステッド

監督:フィリップ・カウフマン作風をガラリと変えて挑んだフィリップ・カウフマンのサスペンスだが、普通すぎて面白くない。伏線の張り方も下手でいつものクラシックな映画を撮ったほうがいいんじゃない。キャストは誰が犯人でもいいような人選を組んでいる…

悲しみが乾くまで

監督:スサンネ・ビア目新しさはなく、内容的にはよくある喪失と再生の物語ではあるが、監督が才能あるので登場人物の心情を実に繊細に描いていて見応えがあった。主演二人のくっつくようでくっつかない微妙な距離間も上手く表現している。しかしこの映画の…

ダウン・イン・ザ・バレー

監督:デヴィッド・ジェイコブソン悪くはないが、後半に行くに従って段々先が見えてきて、何か物足りなさが残る。エドワード・ノートンの神経質で風変わりな男はお茶の子さいさいで、鏡の前でのおしゃべりは「タクシードライバー」のデニーロしちゃってます…