2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

劇場版3D あたしンち 情熱のちょ~超能力♪母 大暴走!

監督:高橋渉 43分の中編的な劇場版第2弾。入れ替わりの次は超能力。母のパワーは相変わらず。オバさんがヒーローになるけど、声が変わってあんな可愛い声も出るのね。商店街のスプレーの悪戯のとこは面白かった。終盤のアパートが壊れるとかもうカオスすぎ…

ラストレター

監督:岩井俊二 手紙のすれ違い。電子メールでなく、手紙というアイテムがこの映画に風情を与えている。この廃れゆく手紙が、淡い岩井的な青春ドラマには相性がいいのだ。そして広瀬すずと森七菜のこの姉妹の破壊力。この輝きと儚さ。この時代の二人の光を刻…

殺さない彼と死なない彼女

監督:小林啓一 3組の少年少女の学生が織りなす青春模様。思ってた感じと違った。正直この世界観はあまり好みではない。会話が中二病的で、どうもなじめない。そこまでキャラたちに魅力があるわけでもなく、 間宮祥太朗と桜井日奈子のメインの話以外の2つは…

夕陽の用心棒

監督:ドゥッチオ・テッサリ D・テッサリということで期待したのだが、うーん変なマカロニ。意外に話はごちゃごちゃしてるし、ジュリアーノ・ジェンマのキャラに全くと言っていいほど魅力がない。何で主人公がこんないい加減なキャラにしたのか謎。敵ボスも…

ミリオンダラー・スティーラー 史上最大の作戦

監督:アリエル・ウィノグラッド 2006年、アルゼンチンで実際に起きた銀行襲撃事件を映画化。結構シンプルな強盗劇で、それほど凄いものはないんだけど、なんかのらりくらりと最後まで退屈しなかった。真面目な作風でもなく、ちょっとコメディチックでど…

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

監督:馬場康夫 タイムトラベル系は好きだが、これは何かしょーもなさそうだったので観てなかった。まあ結果的にはしょーもなかったけど、バブル時代の狂乱はこれはこれで懐かしい。飯島愛とかラモスとかディスコにオープンハート、ワンレン・ボディコンああ…

シンクロ・ダンディーズ!

監督:オリヴァー・パーカー オヤジたちのシンクロといえば、「シンク・オア・スイム」なんてのもあったが、あれはフランスに対して、こっちは英国版。同じくスウェーデンに実在する男子シンクロナイズドスイミング・チームをモデルにしている。まあオヤジた…

映画 あたしンち

監督:やすみ哲夫 TVアニメ版は観てないので知らないけど、ほのぼのとした日常系のアニメ。その劇場版で、まあ「君の名は」と「バックトゥザフューチャー」を合わせたようなオリジナルストーリー。母と娘が入れ替わる。娘の修学旅行に母が行き、母の同窓会に…

吸血蛾

監督:中川信夫 原作横溝正史の金田一もの。何だか話がよく分からなくて、ついていけなかった。一体この映画は何がしたかったんだ。とにかく人がよく死ぬ。デザイナー業界が舞台だからか、女優たちは綺麗な人達ばかりだった。「三本指の男」同様、金田一は変…

15ミニッツ・ウォー

監督:フレッド・グリヴォワ 1976年に、当時フランス領だったアフリカのジブチで起きたバスジャック事件をモチーフにしたもの。背景に独立とかあるんだけど、内容的にはシンプルなテロ制圧ものだった。そこそこの緊張感もあり、硬派なアクション。特殊部隊の…

三本指の男

監督:松田定次 原作は横溝正史「本陣殺人事件」。1940年代に金田一があったんだ。金田一に片岡千恵蔵で、しゃべりにクセがある。封建的といえばそれまでだが、殺すほどの動機かねえ。証拠隠しも手が込んでて、あまりそれをやる意味を感じない。そして一番の…

アダムズ・アップル

監督:アナス・トマス・イェンセン 旧約聖書の「ヨブ記」を下敷きにした話だそうだが、詳しいことは知らない。最近の映画と思ったら、2005年だそうだ。デンマーク映画やドラマでよく見る顔たちばかりだった。ただこのブラックコメディは奇妙な笑いで溢れてい…

アイネクライネナハトムジーク

監督:今泉力哉 群像物が得意な作家・伊坂幸太郎と恋愛群像劇の名手・今泉力哉。この二人の組み合わせは果たして上手くいったかというと、まあまあかな。今泉は自分の脚本じゃないからか、何となくいつものリズムと違う気がした。月日を飛ばした技が、それほ…

カイジ ファイナルゲーム

監督:佐藤東弥 シリーズの第3弾にして最終回。前半の天秤のゲームがつまらない。原作者自らの脚本参加に期待したけど微妙だった。しかしじゃんけん好きね~。まあ映画版カイジは、藤原竜也のオーバー演技を楽しむものなのかもしれない。真剣佑の無駄使い。…

バニシング

監督:クリストファー・ニーホルム 無人島で3人の灯台守が姿を消した実在の未解決事件を基に映画化。うーん勿体ない。途中までは悪くなかった。ジェラルド・バトラーがおかしくなってからが長い。間延びしてしまい、突然失速してしまった。90分ぐらいで終…

ひとよ

監督:白石和彌 家族はめんどくさい。憎みたい、でも憎めない。ぶつかるけど、それでも繋がっている。一度壊れた家族は簡単には戻らない。そこで戻れるか戻れないかは愛次第。嫌なことはたくさんあったが、それでも消えないのは家族の記憶。その愛の記憶が最…

毒戦 BELIEVER

監督:イ・ヘヨン 香港映画「ドラッグ・ウォー 毒戦」を韓国でリメイク。オリジナルは観たはずだけど、ちっとも覚えていない。でこっちを観ても思い出せない。こんな話だったっけ。。。話が分かり辛いというか、ストーリーの流れが不自然というか。はっきり…

サニー/32

監督:白石和彌 つまんね。もうストーリーが滅茶苦茶。そもそも何で間違えたの。偽物がいつしか教祖になって、なんかキャラ変わってるし。つーかさっさと警察行けよ。これでいじめはいけないとかバカみたいなメッセージを言いたいわけ?。惨めな連中がギャー…

西部魂

監督:フリッツ・ラング フリッツ・ラングが西部劇ってのが意外だった。でもさすがに素晴らしい。荒野に電線という西部劇の終わりを告げるような、ちょっと物哀しさがあった。三角関係あり、技術発展あり、そして昔の仲間から抜けられない男の葛藤ありでテン…

長くつ下のピッピ

監督:オーレ・ヘルボム 愛すべき児童映画。ピッピのキャラが強烈。まるで絵本から飛び出してきたような、奇想天外で予測不能な怪力少女。この少女に皆が振り回される。ちょっと「ホームアローン」のような風味も。色彩も鮮やかで、古めかしいけどそこに味が…

テリー・ギリアムのドン・キホーテ

監督:テリー・ギリアム 構想から約30年、ついに完成させたドン・キホーテ映画。うーん微妙すぎる。いや普通につまらん。なんか観たかったのと違った感。ドキュメンタリー「ロスト・イン・ラ・マンチャ」でやってたやつと随分内容が違うように思えた。あれか…

T-34 レジェンド・オブ・ウォー

監督:アレクセイ・シドロフ 評判良かったようだが、そこまで凄くはなかった。なんつーかいつものロシア映画って感じ。最初はどっちが敵味方か区別がつかず、分かり辛かったけど、戦車同士の熱い闘いは楽しかった。ただちょっと演出とかコメディっぽさがあり…

ロストパラダイス・イン・トーキョー

監督:白石和彌 白石和彌の長編デビュー作。最初は安っぽい映像にどうなることやらと思ったが、確かに東京の失われた楽園がここにはあった。社会の片隅で生きる人間たちの顔が見えた。孤独で何かに追われ、それでも自分は何かを探している。そして彼らはその…

昭和おんな博徒

監督:加藤泰 悪くないんだけど、なんかもうひとつ弾けきれない。もっと復讐メインなものならよかった。まあ終盤は盛り上がったけど。拳銃と刀で江波杏子もかっこよかった。松方弘樹も貫録あっていい。

犬神の悪霊

監督:伊藤俊也 「悪霊」と書いて「たたり」と読む。まさにカルト映画。何から話していいのやら。オカルトブームや公害問題など当時の世相を反映している。そして日本的な村八分と犬神の怨念。いろんなものがミックスされたもはやカオスな内容。終盤の少女と…

ビッグ・ショット

監督:ウー・バイ 韓国映画「ベテラン」をリメイク。オリジナルの方は観てないけど。これ先日観た韓国映画の「スピード・スクワッド」に似てる。内容は違うけど構造は同じ。だからあまり中国映画っぽくない。何というか御曹司のキャラクターがモロ韓国人なの…

恐怖の報酬

監督:ウィリアム・フリードキン オリジナル完全版。同名フランス映画のリメイク。本題に入るまでが長い。本家は大分忘れているけど、あっちの方が面白かったと記憶。でもこれはこれで魅力はある。あの壊れそうな吊り橋を渡るシーンの迫力ある画は素晴らしい…

呪怨 黒い少女

監督:安里麻里 2部作の1編。出来としては「白い老女」の方が上。安里麻里なので、こっちの方が期待したんだけど平凡だった。個々のエピソードが面白くない。怖さもない。驚くような恐怖描写もなく普通。個人的には高樹マリアが見れてよかったけど。。。

呪怨 白い老女

監督:三宅隆太 2部作の1編。まあまあ。エピソードを巧くバラバラにしたのが勝因。それほど怖くはないが、1時間という短い時間ではかなり健闘している。適度な気味悪さと時系列をいじくり、その辺の繋がりで興味を引いて退屈はしなかった。バスケットボー…

悪名 縄張荒らし

監督:増村保造 「悪名シリーズ」をリブート。オリジナルは少し観たけど、イマイチハマれず。これも観る気無かったけど、増村保造だから観た。勝新太郎と北大路欣也のコンビはまあよかったけど、正直そんなに面白くなかった。カポネとかシルクハットの親分と…