西部魂

監督:フリッツ・ラング

フリッツ・ラングが西部劇ってのが意外だった。でもさすがに素晴らしい。荒野に電線という西部劇の終わりを告げるような、ちょっと物哀しさがあった。三角関係あり、技術発展あり、そして昔の仲間から抜けられない男の葛藤ありでテンポよく楽しく観れた。インディアンたちに電流流したり、コミカルな味も。ラストの床屋での対決は結構好き。ランドルフ・スコットが死んだ後に、後をつけてきたロバート・ヤングが現れケリをつける。まあまあしびれた。しかしランドルフ・スコットは本当にかっこいい男である。