2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

めぐりあい

監督:恩地日出夫いや悪い映画ではない。泥臭いラブストーリー。高度経済成長期の貧しいカップルが必死に生活している。だからこそ映画として成立する。黒沢年男が23歳という設定かと思ったら本当にそんな年齢だった。どうみても40前後といってもいいぐ…

華麗なるギャツビー

監督:ジャック・クレイトン結論から言うとディカプリオ版の方が面白かったように思う。ディカプリオ版は愛に生きたのに対し、レッドフォード版は欲に生きたように思えた。それぐらいミア・ファローが天然というか上辺だけの安い女という印象しかない。結局…

三つの顔

監督:井上梅次三人の戦友が5年後の再会を約束。そしてその再会の日の一日前から3人の男たちのそれぞれの事件を描く。それぞれ強盗、ボクサー、日雇い労働者として再会を待ち望むが。。。戦後日本の不安や貧しさ、人々の必死に生きる姿がここにある。全員…

犯罪のメロディー

監督:井上梅次ボクサーが病気で余命3カ月で残りの人生をひとの役に立とうと犯罪に手を染める。まあまあな犯罪映画。そこそこのヒネリはあるが予想はつく。女優たちは綺麗。多国籍風なムードはあり、渋い映画には仕上がっている。

悪の華

監督:井上和男まあ普通の犯罪映画だね。もう少しヒネリがほしかったなあ。津川雅彦が若い。知らなければ分からないレベルだが結構カッコ良かったんだね。

キャリー

監督:キンバリー・ピアースあんまり期待してなかったけど意外と良リメイクだった。デパルマほどの個性はなかったがこれはこれであり。クロエ・モレッツは悪くなかったけどシシー・スペイセクの方が説得力はあるね。ネット動画とかイジメの種類も変わってき…

ひとり狼

監督:池広一夫特に特徴はない普通の時代劇。雷蔵のカッコよさだけだな。長門勇がジョー・ヴィテレッリに似てた。。。

人類資金

監督:阪本順治なにこれ(笑)。酷いねこりゃ。話は意味不明だし、大きく見せようと必死になってるがやればやるほど惨めに見える。国連とか余計安っぽい。役者は豪華だがなぜか豪華に見えない。ヴィンセント・ギャロとか微妙なキャスティング。終盤の大演説…

ホーリー・モーターズ

監督:レオス・カラックス無茶苦茶で意味不明な前半は面白かった。「TOKYO!」のドニ・ラヴァンそのまんまのキャラが良かった。しかもゴジラのテーマ曲が流れてあそこはウケた。そのまま滅茶苦茶なままつっぱしてほしかったが、終盤失速したかな。妙に…

42 〜世界を変えた男〜

監督:ブライアン・ヘルゲランド悪くはないんだけど正直あまり印象に残らない。凄い無難な作りでよくある人種差別ものの域を出ていない。主人公も好演してはいるが、すぐ忘れそうだ。あまり心は揺さぶられなかった。。。

ポンヌフの恋人

監督:レオス・カラックス昔観たけど途中で挫折した。再挑戦したが意外と悪くはなかった。相変わらずいかにもなフランス映画ではあるが、橋の上の花火のシーンやドニ・ラヴァンの火を吹くシーン等印象的なシーンが多く小難しさをやや中和させてた。ドニ・ラ…

華岡青洲の妻

監督:増村保造華岡青洲なる人物は知らなかった。世界初の麻酔手術を成功させた人物。青洲とは誰なのかと思ったが雷蔵のことか。雲平と名乗っていたのでタイトルの意味がよく分からなかった。映画としては伝記なのか嫁姑の対立なのかどうもはっきりしない話…

愛しのローズマリー

監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリーようやく観た。相変わらず障害者や顔の容姿などギリギリの笑いを突いてくるファレリー兄弟の意地悪さが発揮されていた。ジャック・ブラックは持ち味が出てたし、グウィネス・パルトローもこの頃はまだ良かっ…

大統領の料理人

監督:クリスチャン・ヴァンサン悪い映画ではない。ただオバちゃんが奮闘するだけなので、もう少し娯楽性がほしかった気もする。カトリーヌ・フロはいい女優だと思う。なんか冨士眞奈美にそっくりだ。フランス料理もたくさん出てくるので目の保養になる。

子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎

監督:黒田義之シリーズ第6作。一応完結編だが結局裏柳生を倒せなかった。ほんとはもっと作るつもりだったのだろうか。出来は単独で観れば悪くないけど、シリーズを通して見るとややパターン化されすぎてしまって、いつもの子連れ狼と大した変化はない。序…

歓待

監督:深田晃司面白い。日常に異物が入ってきて除々に浸食されていく恐怖。知らないうちに相手のペースにハマり、弱みを握られた家の主人が次第に制御できなくなっていき、家を乗っ取られる。相手に余り凶悪犯のような悪意はないが、だからこそ薄気味悪い恐…

(ほとんど)チャーミングな王子

監督:フィリップ・ルルーシュフランスのラブストーリー。少しハリウッド風でありどこかで観たことあるような展開だが、この予想通りに進む王道なラブストーリーに好感が持てた。脚本はリュック・ベッソンだったのね。ヴァンサン・ペレーズもチャーミングに…

ローン・レンジャー

監督:ゴア・ヴァービンスキー不満はたくさんある。ちょっと長い。そして回想形式が邪魔。イマイチわくわくしない。ヘレナ・ボナム=カーターとかあまり必要ないキャラなどなど。ただし全く期待してなかった分予想以上によくできた映画であった。とにかくア…

ガッチャマン

監督:佐藤東弥ハードル下げてたのでそこまで酷いとは思わなかった。むしろストーリーは意外といい。侵略者ギャラクターを倒せるのは適合者だけ。しかしそのギャラクターは適合者しかならない。この正義と悪が表裏一体な感じは割と気にいった。CGはたまに…

処刑島 みな殺しの女たち

監督:ケイティ・アセルトンタイトルからしてもっと酷い映画かと思ったが意外とマシだった。でもこれって女たちの方に問題あるよな。自分から誘っといてそりゃないよ。ケイト・ボスワースが一番とばっちりをうけた。気の毒すぎる。。。

子連れ狼 冥府魔道

監督:三隅研次シリーズ第5作。傑作シリーズだが今回はあまりノレなかった。いや十分面白いんだけど、今までのシリーズと比べると新味はないし迫力がない。立ってるキャラがいないのも物足りない原因のひとつ。大五郎がスリの身代わりになるとこが本筋より…

大殺陣 雄呂血

監督:田中徳三正直者や情けがバカを見るという映画。主人公もその恋人も心中するカップルも。余りに世知辛く気の毒すぎる。終盤の大立ち回りは悪くないがやや不自然な気がしないでもない。雷蔵は頑張ってはいるけどね。作品自体は悪い出来ではないが、もう…

素敵な相棒 〜フランクじいさんとロボットヘルパー〜

監督:ジェイク・シュライアーここまで有能なロボットは無理だろうが、近い将来こういうロボットヘルパーが生まれる時代が来るのだろうか。素晴らしいと思う反面恐い部分もある。忠実だからこそなんでもやってしまう。ある意味そういう恐さも出ていた。やや…

スーサイド・ショップ

監督:パトリス・ルコント題材が自殺をするための道具を売る店というブラックな発想がいい。パトリス・ルコントがアニメなんてと思ったが、実にらしい話であった。なぜミシマなのかと一瞬不思議に思ったが、ああそうかそういえば切腹自殺したよな。物凄い暗…

あこがれ

監督:恩地日出夫いい映画。涙が出た。安っぽい純愛映画かと思ったら、とてもしっかりと作られたものだった。孤児同士の恋愛、里親との関係、本当の母への複雑な感情と主人公を襲うあらゆる感情に胸を揺さぶられた。いろいろな矛盾にぶつかっても最後は根本…

バーニー/みんなが愛した殺人者

監督:リチャード・リンクレイターアンビリーバボー辺りでやってそうな話。どんな善人でも悪になることがありえるという実話。歌唱力あるジャック・ブラックにはうってつけの役。最初は絶対こいつは胡散臭い奴だと思ったが最後まで真面目な男であった。M・…

私立探偵ヴァルグ5 囚われた少女たち

監督:エリック・リクテル・ストラン難民の話。うーんこれは微妙だな。サスペンスもあまり感じられないし、ただダラダラと進むだけでラストもたいしたオチはない。

私立探偵ヴァルグ5 ガラスの絆

監督:トロンド・エスペン・セイムヴァルグ役のトロンド・エスペン・セイムが監督してる。まあまあ。妹の失踪探し。5の中では「闇に紛れた狼」が一番の出来かな。

ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE

監督:佐久間宣行TVバラエティ「ゴッドタン」の企画「キス我慢選手権」を映画化。TVの方は観たことない。想像していた映画とだいぶ違った。キスあんま関係ない。そっちをもっと観たかったんだけど、やってることは劇団ひとりの学芸会みたいな安い代物。…

もうひとりの息子

監督:ロレーヌ・レヴィフランス版「そして父になる」。同時期に同じような映画が作られるとはね。子どもの取り違えは同じだが、気がつくのが幼少時と18歳ではまた捉え方が違ってくる。しかもさらに民族問題や宗教なども絡んでいるからもっとめんどくさい…