華岡青洲の妻

監督:増村保造

華岡青洲なる人物は知らなかった。世界初の麻酔手術を成功させた人物。青洲とは誰なのかと思ったが雷蔵のことか。雲平と名乗っていたのでタイトルの意味がよく分からなかった。映画としては伝記なのか嫁姑の対立なのかどうもはっきりしない話ではあったが、増村保造は好きだし、こういう人物がいたことを知ったので勉強にはなった。高峰秀子がどこかネチネチとした陰湿さがあり恐い。伊藤雄之助も不気味な存在感で迫力あった。