2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

インヒアレント・ヴァイス

監督:ポール・トーマス・アンダーソン予想してたよりは良かった。もっと酷いかと思っていたので。雰囲気だけでストーリーを投げだしているかと思ったが、それなりに話はしっかりとしてた。ただ話がどこに向かってるのか、そもそも主人公は何がしたいのかは…

鉄コン筋クリート

監督:マイケル・アリアス昔観て途中で挫折して再挑戦。最後まで観たがイマイチ。世界観というか街並みなどの美術関連は素晴らしい。ただ内容は乗れなかった。映画化するほどの話か。終盤の意味不明な観念的描写がダメ。

ダム・キーパー

監督:堤大介、ロバート・コンドウ短編アニメ。可愛さと残酷さ。動物たちのキャラクターや世界観はほんわかしているが、そこに子供ならではの残酷さも潜ませ、短い時間ながらも深みがあった。絵本のような温かい画も美しい。勘違いというのは分かったが、キ…

博士と彼女のセオリー

監督:ジェームズ・マーシュ決して悪い作品ではないのだが、期待が大きすぎたか思わぬ普通っぷりに拍子抜けした。思いのほかエピソードに力がなく、ホーキング博士に特に感情が揺さぶられることもなかった。原作が元奥さんなので、なんか奥さんの自己弁護み…

拳銃王

監督:ヘンリー・キングいい意味で変な西部劇。派手な銃撃戦がない。どこか「真昼の決闘」を思わせる雰囲気。最後は追手との対決と思いきやあっさり捕まり、別の人間に撃たれるという意表突く流れ。そして早撃ちの宿命を相手に背負わせ死んでいく。地味な西…

5つの銅貨

監督:メルヴィル・シェイヴルソンコルネット奏者レッド・ニコルズの伝記映画。これって実話だったんだ。正直前半は演奏シーン以外は退屈だった。ダニー・ケイも演奏はいいけど、余り魅力的には映らなかった。でも後半からようやくドラマとして動き出し挽回…

ダークウォッチ 戦慄の館

監督:ヴィクター・サルヴァ死の瞬間が見えるという特殊能力、その設定は面白いんだが、それが面白さに活かされていない。いわくつきの家とか斧男とか、どんどん滅茶苦茶になっていきついていけない。まあ平凡なホラー。トビン・ベルって何気に結構いい役者…

スナイパー/狙撃

監督:ラッセル・マルケイさすがラッセル・マルケイ。ドルフ・ラングレン映画としては、かなりいい部類だと思う。中盤のテンポの悪さはいただけないが、終盤はまあまあ盛り上がった。廃墟ビルという密閉空間で小規模なアクションに徹した映画の作り自体は好…

ピノキオ

監督:ベン・シャープスティーン、ハミルトン・ラスケ正直思っていたほど凄くはなかった。ただ戦前でこのなめらかなアニメーションは美しい。鯨からの脱出も迫力あった。猫、金魚のキャラクターも可愛らしい。そして「星に願いを」はやっぱり名曲。

快楽の悪の華

監督:マーティン・ヤブロンスキーサスペンスとしての出来自体は悪くない。映像もキレはある。ただ驚きがない。普通よりちょっといいぐらいのレベルなので、もうひと工夫はほしかった。

オキュラス/怨霊鏡

監督:マイク・フラナガン鏡vs人間の戦い。鏡の幻覚攻撃ずるい。こんなの勝てるわけない。過去と現代を巧みに行き来してるつもりだろうが、それが逆にまどろっこしくしている。でもホラー映画として割と善戦はしている。

KANO 〜1931 海の向こうの甲子園〜

監督:マー・ジーシアン悪い作品ではない。台湾の友好的な姿勢や真面目さがよく出ていた。とても誠実に作品に取り組んでいて、それなりに見応えもあった。だがやはり長い。この長さは必要ない。編集次第ではもっとよくなったのに。後半ほぼ野球一辺倒がむし…

ラブストーリーズ コナーの涙

監督:ネッド・ベンソン子どもを失ったカップルが、いつまでもウダウダしてる話。それを男女2つの作品で描く、これは男編。あまりに私的すぎた話に興味を持てず。平凡なやりとりに時間がダラダラとすぎていくだけ。マカヴォイとチャステインに余り魅力を感…

ラブストーリーズ エリナーの愛情

監督:ネッド・ベンソン男女2つの作品で描く、これは女編。男編よりは良かった。ジェシカ・チャステインも男編より当然目立っていた。ただこれは男編を観た後だからかもしれない。男編との繋がりや内容がより充実したのは男編が活かされている結果だと思う…

金田一少年の事件簿2 殺戮のディープブルー

監督:西尾大介劇場版「金田一少年の事件簿」第2弾。1作目はまあまあ良かったけど、これはまあ平凡かな。犯人は最初から誰だか分かるぐらい怪しいし、金田一の推理も最後だけで、それも大したことない。そもそもミステリーというほどの謎ではない。

セラフィム・フォールズ

監督:デヴィッド・フォン・アンケン悪くない。雪山と西部劇の相性の良さ。そして逃げる者と追う者というシンプルな構成。中盤まではかなり良かったのだが、正直終盤ダレてしまった。もっと短くてよかったし、対決も簡潔でいいのに長引かせたのが残念。アン…

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

監督:モルテン・ティルドゥム暗号解明が実は意外と単純で、そこに行きつくまでが大変。そしてそのヒントは全く関係ない人間から与えられるという、この手の話にはよくある真実。まあ良く出来た映画ではあるが、思ってた以上に淡白な印象もぬぐえない。いろ…

悪魔の倫理学

監督:パク・ミョンラン殺されたホステスに関わる人間模様。なんというか犯人探しをするわけでもなく、無実を晴らそうとするわけでもなく、なにがしたいのかよく分からん。しかし韓国人ってほんとよく怒るね。そしてよく殴る。

ゴシップサイト 危険な噂

監督:キム・グァンシクまあ普通のサスペンス。芸能人の自殺の真相が政界にまで絡んでくるという、どこかで見たことあるような展開。韓国人は悪そうな顔した奴が多いから、悪役とかは豊富。

鬼はさまよう

監督:ソン・ヨンホ韓国映画ってアクションはいいけど、なんというか朝鮮民族のにじみ出る暴力性がなんとも狂ってるというか。リアルでは関わりたくないというか。。。韓国人の感情的なとこはよく出てる終わり方。

ポイントブランク 〜標的にされた男〜

監督:チャンこれって「この愛のために撃て」のリメイクだったのか。全く気付かなかった。オリジナルは面白かったけど、こっちは平凡。いろいろと過剰すぎる。

IP5/愛を探す旅人たち

監督:ジャン=ジャック・ベネックス悪くない。前半はやや退屈だったが、イヴ・モンタンが出てきてからよくなった。老人と不良と黒人のガキの3人のロードムービーは、愛と死を見つめて終着する。森のシーンが好き。湖を歩いたり、光輝いたり、車の中にいた…

王様と私

監督:ウォルター・ラング思った以上に退屈だった。ユル・ブリンナーやデボラ・カーどちらも共感できず、なんかキャラクターに魅力を感じなかった。長い演劇もつまらなかった。ただ終盤の「シャル・ウィ・ダンス」を踊るシーン、ここだけは素晴らしい。これ…

6才のボクが、大人になるまで。

監督:リチャード・リンクレイター12年かけて撮ったあるアメリカ家族の肖像。これだけ時間をかけ、内容もごく普通の一家の出来事なのに退屈させなかったのはさすが。でも子供時代に比べ成長してくると、やや平凡になってきたけど。なんか親戚のおばちゃん…

最後まで行く

監督:キム・ソンフン轢き逃げの隠蔽とよくある設定だが、そこから意外な展開に転がして中々面白かった。脅迫者が割れた後もいろいろと工夫があり、エンターテイメントとしてしっかりと楽しめた。脅迫者がターミネーターばりでしつこくて笑いが止まらなかっ…

荒野の一つ星

監督:カルヴィン・ジャクソン・パジェット殺人の濡れ衣を着せられたジュリアーノ・ジェンマが、無罪を晴らそうと証拠集めに奮闘するマカロニウエスタン。うーん普通。極めて普通。レオーネのような大胆さがほしい。

泣く男

監督:イ・ジョンボム監督は「アジョシ」の人。あれはまあまあ面白かったけど、これは全然ダメ。とにかく無駄に銃撃戦が多く、正直内容が全然入ってこない。主人公に全く魅力がない。まあ典型的な韓国映画ではあるけどね。

ドラフト・デイ

監督:アイヴァン・ライトマンまさにザ・アメリカという映画だな。アメフト知らないし全く期待してなかったけど、これが意外とエンターテイメントしてた。とにかくテンポがよく、まるで株取引のようなドラフトの駆け引きが楽しめた。デニス・リアリー久しぶ…

エイプリルフールズ

監督:石川淳一群像コメディ。誰かがどこかで絡んでいる。その意外性な接点がほしかったが、どれもアッと驚くようなものはなく、まあ可もなく不可もない普通のコメディ。7つのエピソードの内、一番よかったのは寺島進のやつかな。

ソロモンの偽証 後篇・裁判

監督:成島出いやあなにこれ。酷いなあ。恐らく原作もアレだと思うが、これを映画化ましてや2部作にしようなんて何考えてるのやら。このバカげた真相に拍子抜けした。真相を知ってるのに隠していただけじゃん。下らないゲームに学校全体が巻き込まれた。主…