拳銃王

監督:ヘンリー・キング

いい意味で変な西部劇。派手な銃撃戦がない。どこか「真昼の決闘」を思わせる雰囲気。最後は追手との対決と思いきやあっさり捕まり、別の人間に撃たれるという意表突く流れ。そして早撃ちの宿命を相手に背負わせ死んでいく。地味な西部劇だが不思議な味わいがあった。グレゴリー・ペックがいい。