2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ケンとカズ

監督:小路紘史これはいい。ストーリー的にはありきたりな部分もあるのだが、そこをありきたりに終わらせてないのが監督の腕の見せ所である。しかし一番の功績は主演の二人の俳優。もうそれに尽きる。他の俳優だったらこの味は出せなかったと思うぐらい、こ…

土竜の唄 香港狂騒曲

監督:三池崇史前作は悪ノリはある程度許せたのだが、今回はやりすぎだし、さすがに2度目だと鮮度も落ちるというか、少々うんざりしてしまった。まあ真面目に観る映画ではないので、笑えればいいってのが正しいスタンスなのだが、そこまで笑える映画でもな…

聖の青春

監督:森義隆この人のことは全く知らなかった。増量した松山ケンイチもよかったが、それ以上に目を引いたのは羽生善治役の東出昌大。彼に目がいってしまうのは、羽生さんというキャラに負うところも大きいが、東出の役作りも大変面白く見れた。そして結構突…

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0

監督:押井守新作と思ったら、元々の攻殻機動隊を一部CGで入れ替えただけのようだ。なーんだつまんね。なんでこんな中途半端なことをしてるのか謎。どうせなら全部CGに置き換えろよ。ただ攻殻機動隊自体は今改めて観ると悪くはないんだよね。最初観た時…

華麗なるリベンジ

監督:イ・イルヒョン序盤はショーシャンクのパクリみたいな映画でどうなるかと思った。まあいろいろとエンターテイメントとして楽しませようと工夫はしてるようだが、よくよく考えるとご都合主義が多すぎる。まあ娯楽作なのでツッコミは不要だが、いまいち…

高慢と偏見とゾンビ

監督:バー・スティアーズ原作は知らないが、もっとバカで過激でもよかった気はする。でもコスプレ劇とゾンビの融合は面白い試みではあった。ちょいオマケ。

コウノトリ大作戦!

監督:ニコラス・ストーラー、ダグ・スウィートランド正直最初はあまり乗れなかったが、除々にストーリーが練られていき、そして赤ちゃんの可愛さに癒された。狼橋とか狼船とか狼たちもナイスな悪役。家族の温かさとか最後はしっかりと落としてくれる良質な…

座頭市

監督:勝新太郎シリーズ第26作。勝新最後の座頭市。これで全ての勝新座頭市は観たが、前作から時間が経ちすぎて市のキャラに多少違和感を感じた。でもこれでいいんだろうな。ただ樋口可南子との濡れ場はいらない。殺陣も昔より速くなってるし、血の量も増…

エンドレス 繰り返される悪夢

監督:チョ・ソンホ最近よくある同じ一日を繰り返す系。いろいろとネタを仕込み工夫はしてはいるが、それでも特に斬新さはなかったかな。いろいろ強引だったり、泣かせに持っていったりと韓国らしい。まあ普通。

新座頭市物語 折れた杖

監督:勝新太郎シリーズ第24作。勝新が監督。全体的に雑。でもそれがいいのか悪いのか。面白い部分もあるにはあるが、まあいつもの座頭市。両手使えなくても強いのにはどうなのそれ。。。

新座頭市物語 笠間の血祭り

監督:安田公義シリーズ第25作。16年後の89年に復活するが、ある意味シリーズ最後の作品。うーん途中でウトウトしてしまい、正直あまり憶えてない。基本いつものパターンで特にこれと言ったものはなかった気がする。

A Film About Coffee (ア・フィルム・アバウト・コーヒー)

監督:ブランドン・ローパーまあタイトル通りコーヒーのドキュメンタリー。コーヒーはもはや生活の一部。一日のはじまり。コーヒーという文化を多角的にとらえ、コーヒー豆がどうやってできてるのかなど、その過程なども見れて興味深かった。また結構日本人…

盗聴作戦

監督:シドニー・ルメット悪くはない。70年代の風味やショーン・コネリーの色気などもあり、それなりに楽しくは観れたのだが、なんか強盗なのに全く緊張感が感じられないのはなんなんだ。ダラダラしててそりゃ捕まるわな。被害者たちの事件後のシーンの挿入…

TSUKIJI WONDERLAND

監督:遠藤尚太郎食、伝統、職人文化などまさに日本を表した象徴的な場所築地の魅力が確認できた。日本はやっぱり魚の国なんだな。そして伝統を守り続ける日本ならではのこういう文化は、なんか日本人として誇らしく感じた。築地無くなるけどいいのかそれで…

コーマ

監督:マイケル・クライトンマイケル・クライトン原作かと思ったら違うんだ。クライトンは監督としても結構できるじゃん。医療ミステリーとして中々楽しめた。マイケル・ダグラスも出てるし、どこかピーター・ハイアムズの映画を思わせる。佳作。

プリースト 悪魔を葬る者

監督:チャン・ジェヒョン韓国版「エクソシスト」。まあそれ以上でも以下でもない。よくある悪魔祓い物で、目新しさはない。普通。。。

劇場版 暗殺教室 365日の時間

監督:岸誠二TVアニメの総集編。1期は観たが2期は観てない。でも実写版2つ観てるので、ついてはいけた。いやあこれは意外と熱い映画であった。金八先生みたいな生徒と先生の熱い熱い絆。ちょっとなめていたが、熱いものが込み上がってはきた。

溺れるナイフ

監督:山戸結希少女マンガが原作なのか。どうりで少女マンガっぽさがあると思ったが、どこか不思議なテイストを感じさせる。序盤の二人の出会いの時のバックの海の映像が妙に凄かった。よくある少女マンガとの違いを出せたのは小松菜奈の存在がやはり大きい…

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

監督:三木孝浩原作は読了済み。ほぼ完ぺきといえるアダプト。タイトルの出すタイミングがいい。しかし原作読んでても混乱するな。終始考えながら観てたので、結構頭使うんだよね。役者たちもいい。特に小松菜奈の輝きはこの映画のキモ。彼女の美しさがこの…

燃えよ!ピンポン

監督:ロバート・ベン・ガラントバカ映画。うーんちっとも笑えない。もう少し期待したんだけどなあ。こういう映画に出ちゃうのがクリストファー・ウォーケンなんだよな。いいのか悪いのか。。。あれジェイソン・スコット・リーだったのか。あれケイリー=ヒ…

破門 ふたりのヤクビョーガミ

監督:小林聖太郎佐々木蔵之介は好きな役者だが、このヤクザ役はやっぱり関西系の役者の方がリアルだったんじゃないかなあ。二人のコンビもそれほど面白くないし、ヤクザ同士のいざこざも特にどうってことない。頭脳戦とか駆け引きとかもまあ特にあるわけで…

利休にたずねよ

監督:田中光敏前半はまあまあ程度だったが、後半からおかしなことになってくる。利休と朝鮮人の恋物語みたいな様相にはあ?となった。利休のことは詳しくないので、これが創作なんて知らんよ。語り口があたかも史実みたいな感じが、どうにも混乱する。コメ…

ボクサー

監督:寺山修司初めての寺山修司だと思う。難解というイメージだったので敬遠していたが観てみた。はっきり言って寺山修司らしさというものが全くないほど、至極真っ当なボクシング映画であった。まあこれ一本しか観たことないのでらしさなど分からないが。…

クレイジー・パーティー

監督:ウィル・スペック、ジョシュ・ゴードンアメリカ人ってパーティ好きだよな。しかも閉鎖しそうな会社がここまで大規模なパーティするかねえ。まあこれがアメリカなんだろうな。日本人にはこのパーティ文化はついていけない。気になったのはジェニファー…

われに撃つ用意あり READY TO SHOOT

監督:若松孝二雰囲気はいい。80年代(撮影時)の空気、新宿の猥雑感、原田芳雄や桃井かおりといった役者のリアリティ等々魅力があることはある。ただ作品としてはハードボイルドという雰囲気だけで、ストーリー自体は薄い。学生運動をしてきた人間たちは…

VR ミッション:25

監督:チャールズ・バーカーヴァーチャルゲームに参加させられた男女のサバイバル。うーんまあありがちな内容だし、展開、オチも想定内だった。まあ低予算だしこんなもんでしょう。頑張ってはいるが、この手の物は大金かけてやらないとB級止まりで終わって…

リメインダー 失われし記憶の破片

監督:オマー・ファスト記憶を回復するために、再現セットを作るというのは面白い発想で、その狙い自体はいいのだが、それが作品の面白さに繋がったかというと、うーん微妙。いや悪くはないんだよ、いい線いってはいるのだが、なんだかオチがねえ。実際の発…

ストリート・オーケストラ

監督:セルジオ・マシャード音楽映画のストーリーラインとしてはお馴染みのパターン。音楽教師と生徒たち、そしてひと癖ある生徒たちを改心させるってやつ。どっかで観た内容ではあるが、ブラジルが舞台というのがミソ。治安の悪さ、貧困、ギャングなど音楽…

フェンス

監督:デンゼル・ワシントンこれ未公開だったのか。まあこの内容ならやむなしだな。この長さが必要だったのかが謎。舞台の映画化だけあって、思った以上に舞台舞台してる。正直無駄な会話が多く、前半はかなり退屈した。だが後半ようやく動きだし、ヴィオラ…

スタンドオフ

監督:アダム・アレッカ低予算映画としてはそこそこ健闘はしてるかな。家に押し入った殺し屋との一階と二階を分けた攻防戦。戦いが小規模で、もっと派手な方が映えるのだが、それなりにネタを仕込んでいてまあまあ楽しめたかな。少女がかわいい。