ボクサー

監督:寺山修司

初めての寺山修司だと思う。難解というイメージだったので敬遠していたが観てみた。はっきり言って寺山修司らしさというものが全くないほど、至極真っ当なボクシング映画であった。まあこれ一本しか観たことないのでらしさなど分からないが。とにかく普通。ほとんど癖もないぐらい普通。昭和の風景や人々、菅原文太、レジェンドボクサーたち、この懐かしさ、泥臭さ、そしてボクシングへの愛、そんなものがなんとなく感じられた。ちょいオマケ。