2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ウエストワールド

監督:マイケル・クライトンマイケル・クライトンは作家としての方が当然有名だが、彼は実は監督としても才能があった。時代の先を行ってるし、もっと映像作家として作品をたくさん作ってほしかった。アイデアは面白いし、今観ても全然色褪せてなかった。そ…

T2 トレインスポッティング

監督:ダニー・ボイルみんな歳取った。それはいいが監督まで歳取ったような演出。まあ悪くはないが、前作のキレキレのエッジの効いたものに比べたら、なんか古臭くなってしまった。懐かしさや感慨深さはあるのだが、それ以外のこの映画単独の魅力がどうにも…

ナイスガイズ!

監督:シェーン・ブラック「キスキス,バンバン」のシェーン・ブラックらしいクライムコメディ。キャストに「LAコンフィデンシャル」へのオマージュを感じた。ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングのコンビは悪くないが、主役たちを食うぐらい子役の少女…

沖縄やくざ戦争

監督:中島貞夫思いのほか面白いやくざ映画だった。キャストも充実してる。主役の松方弘樹がいいが、それよりも目立っちゃったのが千葉真一。ひとりだけ浮いてしまっていて全くやくざに見えない。やくざの中に妙な格闘家が紛れ込んだ感じで超怪演。この千葉…

チア☆ダン 〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜

監督:河合勇人青春映画としてまあ及第点。正直あまり優勝した感動がなかったが、そこに行く過程はまあよかった。確かに広瀬すずの笑顔は素晴らしいものがある。踊りは編集でごまかしてた感はあったが。単純にアメリカチームのダンスの方が凄いと思ったが、…

ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男

監督:ゲイリー・ロスなんとなく「グローリー」を思い出した。アメリカ南北戦争の話で、まあ黒人差別とかそんな内容。大作風で見応えはあるが、思ったほどパンチはない。若干長い気もする。マハーシャラ・アリの存在感が光る。

ひるなかの流星

監督:新城毅彦少女漫画である。こういうの嫌いではない。ただこの恋にあまり響くものはなかったけど。それより佐藤隆太と三浦翔平の関係というか、なんか秘密の謎みたいなものがあるように匂わせ、それが終盤明らかになると思いきや、放置されていて何だっ…

聖なる復讐者たち

監督:ジョン・V・ソトオーストラリア映画。まあ安い作りではあるが、そこそこは観れる。復讐する相手を芋ずる式に殺害していくのは面白い。まあオチは想定内ではある。

ハリウッド・スキャンダル

監督:ウォーレン・ベイティベイティのワンマン映画で俺様ぶりが目立つ。まあそれは想定内。内容の割には冗長で、もう少しすっきりとまとめてほしかった。ただ意外に作りはしっかりしてるし、最後まで安定して観れた。リリー・コリンズとオールデン・エアエ…

モンスタートラック

監督:クリス・ウェッジ一応モンスター映画だけど、どっちかと言うとファミリー映画的な雰囲気。中身はまあ普通かな。モンスターはかわいい。ロブ・ロウ発見。。。

恐喝こそわが人生

監督:深作欣二悪くはない。高度経済成長期の時代の空気は感じられた。ただもうひとつ何かパンチがほしかったかな。松方弘樹がいい。こういう役者いまの日本映画にはいないなあ。この当時26歳だけど、昔の役者は大人びてるよ。ラストのゲリラ的な撮影が一…

小説吉田学校

監督:森谷司郎学校の話かと思ったら吉田茂かよ。。。中々骨太な政治映画であった。前半はアメリカからの独立という講和条約を成し遂げたもので、吉田茂の功績を知り、歴史の勉強にもなった。魅力的だった前半に比べて後半は権力にしがみついたただのジジイ…

ウォー・ドッグス

監督:トッド・フィリップス悪い出来ではない。ただ話の展開がどっかで観たことあるようなもので既視感が半端ない。どうやらこれ実話のようで、話の規模がやっぱアメリカは凄いよな。ジョナ・ヒルとマイルズ・テラーはちょっと前ならザック・ガリフィナーキ…

女が眠る時

監督:ウェイン・ワンうーんなんだか煮え切らない。元々日本原作じゃないからかロケ地が日本に合わない。そしてキャスティングも正直別の人の方がよかった。たけし他役者たちがどうも化学反応が起こせてない。ミステリーなのか、なんなのかやりたいことが見…

バッド・バディ!私とカレの暗殺デート

監督:パコ・カベサス軽量級の安いコメディ。観る価値は正直ないが、アナ・ケンドリック好きだし、サム・ロックウェル、ティム・ロスと役者はいい。まあでもよくある域を出なかったな。

スウィート17モンスター

監督:ケリー・フレモン・クレイグヘイリー・スタインフェルドも成長したなあ。でもなんだろう余り変わってない気がする。ブスカワみたいな感じは嫌いじゃないよ。まあありがちな居場所のない17歳ってやつ。分からなくはないが、若干主人公がわがまますぎ…

お嬢さん

監督:パク・チャヌク意欲作ではあるが、ミステリーとしてさほど驚きがなかった。期待が高かったせいか、想定内すぎてやや物足りなさがあった。ただ耽美的な映像や美術、レズシーンなどは観るべきものはあった。日本語がかなり多く、まあ役者たちは頑張って…

バッド・トラップ

監督:プリンス・バグダサリアンうーん普通かな。オチは結構はやく分かっちゃうのがねえ。もうちょっと上手くやらないと。クライム映画としても、もう少しいろいろ捻らないと。女優さんはセクシーだったけどね。。。

ヒトラーの忘れもの

監督:マーチン・サントフリート前半は面白味がなかったが、後半からよくなった。こういう歴史があったんだね。ナチスが埋めた地雷を若いドイツ兵が撤去するという、自分の国が埋めたものを命がけで撤去させられるという皮肉。戦争に負ければ一気に立場が逆…

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に

監督:リチャード・リンクレイターリンクレイターらしい作品。80年代が舞台だからだけど、80年代の映画を観てるようで、そこにビビっと来るかがポイント。最初はよかったけど、終盤ちょっと飽きたかな。ここから明日のスターが出てくるのかなあ。こういうノ…

海軍横須賀刑務所

監督:山下耕作中盤までは海軍の先輩のしごきばかりでつまらなかったが、後半刑務所に移ってから盛り上がってきた。でもやはり勝新に負うところが大きいかな。あと役者たちの顔がいい。菅原文太や松方弘樹との共演もうれしい。ラストの上海事変で捨石になる…

人間の値打ち

監督:パオロ・ヴィルズィ事件自体は正直平凡なのだが、3人の視点で語ることによってサスペンスフルになり、興味を引き立てることに成功している。視点が変われば見方も変わる。その辺をうまく描き、人間の別の顔をあぶり出す。ただ人間の値打ちとはちょっ…

古都

監督:市川崑原作は川端康成で山口百恵の引退記念作品だそうだ。橋本愛のリメイク版を観たが結構内容が違う。こっちは原作に近いのだろう。リメイク版はパリやら主人公の子供やらかなり原作を変えてて、ミステリアスな部分もありリメイク版の方が個人的には…

劇場版 黒執事 Book of the Atlantic

監督:阿部記之このシリーズ余り詳しくない。実写版とOVAしか観てないので、これ観るべきか迷ったが観た。人間関係など完全には理解してないが、事前のOVAのおかげでそこそこはついていけた。豪華客船とゾンビという組み合わせは余り観たことないので、設定…

ネオン・デーモン

監督:ニコラス・ウィンディング・レフン「ドライヴ」はスタイリッシュさが上手くいったが、「オンリー・ゴッド」とコレを観るとどうやらアレはまぐれだったのかなあと思いたくなった。妙な映像へのこだわりはあるのだが、全く機能してないというか、ハリボ…

ロスト・エモーション

監督:ドレイク・ドレマスちょっと「ガタカ」を思い出した。無機質な未来。感情がないことがまともな社会。そこで感情が芽生える男女。クリステン・スチュワートは感情を抑圧した役はぴったり。白を基調とした低予算な未来SFで、似た様な映画もあった気は…

新宿スワンII

監督:園子温前作はパワーがみなぎっていたが、今回はややトーンダウン。こじんまりした話で可もなく不可もなく普通すぎた。もっと滅茶苦茶でも良かったのでは。女をたくさん出しまくるのは園子温の趣味だと思う。続編作るほどでもない。。。

コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義

監督:リョン・ロクマン、サニー・ルクアーロン・クォック、レオン・カーフェイ、チョウ・ユンファとこの顔ぶれを観れたのはちょっとうれしかった。まあ内容は権力争いって感じで正直そんなに楽しめなかったけど。。。

NO EXIT/ノー・イグジット

監督:ヴィエト・ヌエンどっかで観たことあるような設定。まあ最後まで観れるちゃ観れるが、別に観なくてもいい。アジア系たちが作ったのかな。まあ全体的に安い。

LOOP/ループ時に囚われた男

監督:イスティ・マダラス一見滅茶苦茶なのだが、意外に細部にまで練られているため、結構楽しめたりなんかする。ループ物は出尽くした感あったが、そこにドッペルゲンガー要素を混ぜることにより、二番煎じを回避している。強引さはあるが、そこそこ上手く…