ヒトラーの忘れもの

監督:マーチン・サントフリート

前半は面白味がなかったが、後半からよくなった。こういう歴史があったんだね。ナチスが埋めた地雷を若いドイツ兵が撤去するという、自分の国が埋めたものを命がけで撤去させられるという皮肉。戦争に負ければ一気に立場が逆転。ドイツ兵たちが酷い扱いを受ける。どういう目線で見ればいいのか。多くを殺されたデンマーク側か捕虜になった少年ドイツ兵側か。そして敵と分かり合えるのか。考えさせられる部分があった。