2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

名探偵コナン 銀翼の奇術師

監督:山本泰一郎 やっぱり初期のコナンはいいね。脚本の古内一成がいなくなって、近年は高いレベルには達していない気がする。ミステリー的なレベルは高くないが、いつものように古内脚本はいろいろな仕掛けがあり、そこが好きなのかもしれない。序盤の工藤…

ロージー 檻の中の情事

監督:ジェス・ボンド ただの監禁映画。そこから何も広がりがなく、えっこれで終わりっていう唐突な幕切れ。しょーもない映画ではあるが、そこそこ最後まで観れてしまう。ナット・ウルフはなんとなく気にはなるのだが、イマイチブレイクしない。。。

ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間

監督:ハニ・アブ・アサド 実話なのかと思ったら、そうではないらしい。ようは遭難映画。まあこういう状況になったら、特別な感情を抱くのは無理もない。吊り橋効果ってやつだ。生きるか死ぬかのサバイバル映画で終わらせず、最後は恋愛映画に持っていったの…

ルームロンダリング

監督:片桐健滋 まあもうひとつ満足感は足りないが、池田エライザが可愛いから許すとするか。事故物件やら霊能少女という設定はいいと思う。もっと話を膨らましたい気もするが、2時間の映画だとこんなもんかな。光宗薫をずっと夏菜だと思っていた。。。ちょ…

はじめてのおもてなし

監督:ジーモン・ファーフーフェン ドイツの難民問題を笑いで描く。まあ難民だけでなく、この家族それぞれにいろいろと問題が起こるのだが、そこには偏見や差別がある。まあどこの国でもいろいろあるわけだが、ユーモアと愛で乗り切れば大抵どうにかなると言…

ワンダー 君は太陽

監督:スティーヴン・チョボスキー 普通の子供映画ぐらいかなと思っていたら、とても温かみのある素敵な作品だった。人間の弱さ、もろさ、意地悪さも見せるが、それでも優しさを信じている。オギーだけに焦点を当てるのではなく、友人や姉や姉の友人と分散さ…

映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃

監督:高橋渉 脚本が劇団ひとりということで観てみた。うーん正直微妙。しんちゃん映画の中でも微妙な出来。どの辺が劇団ひとりらしいのだろうか。「インセプション」的な設定の部分なのか。それともギャグなのか。バクだから大和田獏とか寒い。とにかく明る…

バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー

監督:W・D・リクター 80年代のSFバカ映画。まさにカルト映画。これで面白ければ、もっと広く知られるんだろうが、残念ながらイマイチ面白くない。キャストがかなり豪華なのが凄いんだか凄くないんだか。出来よりもどこかみんなノリを楽しんでいるようだ…

50年後のボクたちは

監督:ファティ・アキン ボッチと強面転校生のロードムービー。ファティ・アキンがこんな軽快な映画を撮ったことが意外。いやあコレ好き。少年たちのひと夏の冒険なんだけど、こういうなんか懐かしい感じのに弱い。リチャード・クレイダーマン「渚のアデリー…

名探偵コナン 異次元の狙撃手

監督:静野孔文 古内一成シリーズ最後の脚本。まあ悪くない。国際的な話の野心作。推理とかよりスナイパーたちの闘いとかアクションが多め。スカイツリーが出来たから、それにちなんだ話を作ったのかなと推察。やっぱり声優はパックンだったか。。。

タナー・ホール 胸騒ぎの誘惑

監督:フランチェスカ・グレゴリーニ、タチアナ・フォン・フルステンベルク ルーニー・マーラやブリー・ラーソンが女子高生?それ無理ねえか?と思ったら、10年前の作品だった。まあ悪くはない。女子高生たちの輝きと苦い青春。しかしあの性悪女がとてつもな…

アクシデント

監督:ダン・トンダウスキー この手の安いB級映画にしては、まあまあ観れた方。それでも大した映画ではないが、暇つぶしぐらいにはなるのかな。バカな男女が事故で車に閉じ込められる話で、なんかどっかで観たことあるような内容。ホイホイ男に付いていって…

ガーディアン 偽りの守護天使

監督:アルト・ハロネン 実話らしい。催眠術で人間を操る犯罪者ってのに多少面白さはあったけど、まあサスペンスとしては普通かな。一番の功労者は奥さん。ピルー・アスベック好きなので、最後までそこそこは楽しめた。

ザ・スクエア 思いやりの聖域

監督:リューベン・オストルンド 独特な味わい。長いが結構クセになるものがある。人間の嫌な部分を見せ、不愉快にさせ、そのくせ寛容であれと言う。このひねくれた意地の悪い作風は、不快な気分にさせるのだが、ちょっとだけハマってしまった。なんだか無駄…

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

監督:ヨルゴス・ランティモス ミヒャエル・ハネケとかラース・フォン・トリアーの作品のよう。ランティモスの前作「ロブスター」は不発だったけど、また変な映画を作りだした。アメリカが舞台だけど、欧州監督独特の雰囲気。不穏で嫌な空気が充満してる。そ…

黄金の犬

監督:山根成之 とんでもないバカ映画。でも褒めてます。これだけ変な日本映画もめずらしく、この時代だからできた荒唐無稽さ。まず音楽がもろルパン三世。案の定大野雄二だった。で無駄に豪華な俳優とスケール。ツッコミ所満載で無駄なシーン多数。でもそれ…

BPM ビート・パー・ミニット

監督:ロバン・カンピヨ 90年代パリでエイズ患者中心の活動団体“ACT UP”の実体験を基にした作品。エイズ、ゲイなどあまり観たいタイプの映画ではなかったけど、そういう人間でも興味深く観れた。内容関係なく、相手の興味を引くためにはどうすればいいかとい…

ワイルド・ブレイブ

監督:リン・オーディング いやあ思わぬ佳作。まさに掘り出し物。安いタイトルに騙されそうだが、しっかりとしたアクション映画。雪山という舞台設定もいい。親父とコンビを組むわけだが、その親父が認知症気味ってのもいい。立て籠り系から雪山でのアクショ…

三大怪獣 地球最大の決戦

監督:本多猪四郎 観たことあるような無いような。書き忘れたのかなあ?。三大怪獣が出るハリウッド版「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」もうすぐ公開ということで観た。いやあこれは傑作だよ。主役はなんといってもキングギドラ。出現シーン、鳴き声、…

ローサは密告された

監督:ブリランテ・メンドーサ これがフィリピンの現状なのかは分からないが、警察の腐敗ぶりは恐怖である。ただあの家族が無実という目線で見てたからそう思ったわけで、どうやら本当にドラッグ販売をしていたとなると話は違ってくる。とはいえ警察の過剰な…

名探偵コナン 11人目のストライカー

監督:静野孔文 今回はサッカーをテーマにしたもの。サッカーボールをキックするコナンの技があるから、最後のオチというか、脚本家がやりたかったことはすぐに読めた。いつも以上に展開は強引だが、まあコナンだから慣れたけどねえ。今作のウリは多数のJリ…

女は二度決断する

監督:ファティ・アキン ファティ・アキンにしてはシンプルな復讐劇。まあその根底には移民やら司法制度やら、いろいろと問題はあるのだろうが。しかし疑わしきは罰せずとは言うが、明らかに有罪だと思うんだけど。犯人たちの動機もいまひとつ分からない。あ…

ウインド・リバー

監督:テイラー・シェリダン 監督は「ボーダーライン」「最後の追跡」の脚本家だそうだ。なるほどなんとなく同じ匂いがする。雪とネイティブアメリカンの組み合わせが、どこか西部劇を思わせ好き。特にトレイラーでの銃撃戦が最高。一触即発という言葉が似合…

未来のミライ

監督:細田守 子育ての大変さを訴えた映画かな。細田守のプライベートな部分がより大きく出たミニマムな世界観。唐突のタイムトラベルやわがままくんちゃんになんだか微妙な感じではあるが、家族の歴史、繋がりなどでそれなりに盛り返しはしたかな。まあイマ…

ビューティフル・デイ

監督:リン・ラムジー 「タクシードライバー」という評を聞いてたので、ややハードルが上がってしまったが、終わってみれば中々のサスペンス。省略した断片的な映像での語り口がいい。ホアキン・フェニックスのだらしない肉体も、ある意味リアル。所々で予想…

名探偵コナン 沈黙の15分

監督:静野孔文 なんだかんだで良かったとは思う。さすが古内一成脚本。ただアニメだし、盛り上げなきゃいけないってのもあるのだろうが、冒頭の大惨事はあれだけの事故を起こす理由が弱い。テロリストでもあそこまでしないだろ。まあ細かいとこのツッコミは…

ハイジャック

監督:ジョン・ギラーミン まあ終わってみれば大したことないかもしれないが、70年代のパニック映画、そしてチャールトン・ヘストンの組み合わせに、なんだか許せてしまう。でも前半はかなりいい感じ。鏡に口紅で書かれた脅迫文なんて興味をかきたてる。ただ…

傷だらけの勲章

監督:斎藤光正 大和屋竺脚本。いやあ凄いのか凄くないのかよく分からん映画。ロケ地がエジプト、シンガポールと無駄に豪華。西城秀樹だからとなめていたが、この壮大さと映画会社の気合に驚く。日本のアクションシーンのロケ地もよい。秀樹もかっこいいが、…

ポランスキーの 欲望の館

監督:ロマン・ポランスキー つまんない。ポランスキーらしいといえばそれまでだが、どこか変態的で騒がしく、全く笑えないコメディだった。裸が見れるぐらいしかウリがない。。。

柔らかい殻

監督:フィリップ・リドリー イタリア映画「ぼくは怖くない」を思い出した。人があまりいない田舎の風景。一面に広がる小麦畑が美しい。純粋な子供が体験する狂気。でもその正体はよく分からない。宗教的なものを匂わせるが、結局ただの不良たちの犯行なのか…