聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

監督:ヨルゴス・ランティモス

ミヒャエル・ハネケとかラース・フォン・トリアーの作品のよう。ランティモスの前作「ロブスター」は不発だったけど、また変な映画を作りだした。アメリカが舞台だけど、欧州監督独特の雰囲気。不穏で嫌な空気が充満してる。そしてこの少年がとてつもなく不気味。バリー・キオガンは今後いろいろ重宝されそう。復讐映画であり、生け贄映画でもあり、ランティモスお得意の不条理劇でもあり、気持ち悪い体験はできた。