ローサは密告された

監督:ブリランテ・メンドーサ

これがフィリピンの現状なのかは分からないが、警察の腐敗ぶりは恐怖である。ただあの家族が無実という目線で見てたからそう思ったわけで、どうやら本当にドラッグ販売をしていたとなると話は違ってくる。とはいえ警察の過剰な横暴であることに変わりはないが。良かったのはラスト。ローサが肉団子を食べながら泣くシーン。無言のアップだが、この顔が全てを物語る力強いシーンだった。ちょいおまけ。